レギンデッツはガロプラ遠征部隊の1人。
ガロプラ襲撃編も見どころが多いのだが、その中でも次の展開に重要となるヒュースに関するエピソードを進めてくれたのがレギンデッツである。
その働きぶりから作者に「かませ」と位置づけられながらも「MVP」とも評されている注目キャラクターなのだ。
それではレギンデッツはどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】レギンデッツの特徴とプロフィール
引用元:ワールドトリガー.info
レギンデッツは明るい髪色のおかっぱ青年。
幼少期は短髪であった。
初登場 | 第120話 |
出身 | ガロプラ |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 171㎝ |
血液型 | 不明 |
家族 | 不明 |
好きなもの | 隊長の奥さんが作ったシチュー、りんご、賭けカード(弱い) |
主な呼び名 | レギー |
【ワートリ】レギンデッツの人柄・性格
レギンデッツは作者をして「若さ(青さ)担当」と言わしめている、ガロプラ遠征部隊の中で最も感情的な性格をもつ人物である。
初登場からロドクルーンの任務不参加に文句たらたらであるなど短気な様子をみせていた。
また、玄界(急激に成長中)の恨みがガロプラに向くデメリットに考えが及ばなかったり、戦線が押され始めると勝手に市街地狙いをしてみたり、遭遇したヒュースにアフトクラトルへの怒りをぶつけたりと、やや浅はかな行動も目立つ。
隊長のガトリンをはじめ冷静沈着なメンバーが揃うガロプラ遠征部隊において、同い年のラタリコフや年下のヨミと比べても精神的に未熟なのだ。
だがその未熟さ・素直さががストーリー上の良い波を作り出していると、作者に感謝もされている。
ハイレインに見逃された過去
ガロプラはアフトクラトルに侵攻され、現在はすべてアフトクラトルの統制下にある。
その襲撃当時、レギンデッツはまだ子どもながらも戦闘に参加していた。
ハイレインたちの一団に圧倒的な力で国が蹂躙されていく中、辛うじて生き残っていたレギンデッツは、すでに戦意を失っているというハイレインの判断によって生き延びたという過去がある。
以来レギンデッツはアフトクラトルに対し強い恨みを持っており、アフトクラトルの兵が「トリガー角」を付けていることにちなんで「ツノ野郎ども」と貶している。
ラタリコフ(オカルーン)の影武者?
初登場時や三門市探索の際など、レギンデッツはラタリコフと行動していることが多い様子が窺える。
同い年なので仲が良いのだろう。
幼馴染という可能性もある。
しかしラタリコフの正体が明らかになった後だと、少しだけ見方が変わってくる。
ラタリコフは実は亡命中のガロプラ第4王子オルカーン・マーダック。
それを踏まえると、レギンデッツはラタリコフの専属護衛の役割を与えられていそうである。
それどころか201話のウェン・ソーの「自分の役目忘れてんの?」というセリフに注目すると、護衛と同時にラタリコフの影武者という役目を負っている可能性も高い。
何故ならレギンデッツとラタリコフの髪型は、アフトクラトル襲撃以前と以後で「短髪⇔おかっぱ」が入れ替わるように逆になっているのだ。
つまりいざという時、ラタリコフになり替わって王家を守る役目を負っているのかもしれない。
【ワートリ】レギンデッツのトリガー
レギンデッツのトリガーは『剣竜』。
『剣竜』は起動すると背骨のような、竜の椎骨のような形のブレードが右肩辺りから生える。
起動してすぐヒュースに倒されてしまったため性能は分からなかったが、アニメでの描写(2期4話)を見ると右腕と連動しながらムチのようにしならせて攻撃しているように見える。
『剣竜』は描くのが非常に面倒らしく、スタッフさんにこの先もう出てこないのではと心配されているらしいが、葦原先生は「たぶん出てくる」と言ってくれているので期待していよう。
【ワートリ】レギンデッツの強さ
遠征部隊の中では最弱?
基地に侵入したガトリン・ウェンソー・ラタリコフは、強さを色で識別するサイドエフェクトをもつ天羽から「A級以上のいい色」と評されており、実際にBBF(オフィシャルデータブック)に記されたパラメーターのトータル値はA級トップ隊員以上を示している。
遠征部隊副隊長であるコスケロも同等である。
しかしオペレーターのヨミは別として、戦闘員としてはレギンデッツだけ彼らからやや劣っている。
全体的にまだ未熟といった感じだが、具体的には特に防御能力と技術が足りていないようだ。
だがそれでも十分にA級レベルの数値なので、やはり遠征を任される精鋭の1人といったところである。
【ワートリ】レギンデッツの作中での活躍
引き付け担当(124話~)
基地に忍び込んだガトリンたち3人が任務を完遂できるよう、コスケロと共にトリオン兵を指揮してボーダー隊員たちの目を引き付ける。
コスケロが三輪と米屋と交戦になると、アイドラ操縦のヨミと一緒にボーダーの戦線を崩していくが、しかしレイジと烏丸の消耗度外視攻撃に戦線が押され始めると、犬(トリオン兵ドグ)5匹を連れて勝手に市街地狙い(見せかけ)に動いてしまう。
敵の戦力を分散させようという至極真っ当な考えによるものではあったのだが、しかし迅の予知を信頼するボーダー隊員たちは焦りを見せず、レギンデッツは“ハッタリ”と判断され無視されてしまうこととなった。
ヒュースと遭遇(133話~)
市街地に向かっている途中、母国アフトクラトルへの帰還を目指すヒュースと遭遇する。
この時すでにガトリンたちは任務を失敗し、皆遠征艇に帰還したところであったが、無視されるという屈辱を味わったレギンデッツは、このまま何の成果も得られず撤退することが許せなかった。
そこでレギンデッツはヒュースに、陽太郎を人質として連れてくれば信用してやると伝えた。
アフトクラトルがこの任務を経てガロプラに向けさせようとしている玄界の目を、改めてアフトクラトルに向けさせるためだ。
するとヒュースは陽太郎を刺した。
躊躇いなく子どもを刺したヒュースの姿に、やはりと言うべきアフトクラトルの非道さをみたレギンデッツは激昂。
ヒュースを遠征艇に乗せるわけがないと明かし、ヒュースはすでにアフトクラトルに捨てられているという真実を告げた。
しかしこの一連のやり取りはヒュースと陽太郎の阿吽の呼吸による演技であり、レギンデッツは逆にハメられたことに気づく。
腹を立て『剣竜』を起動するが、同時に『蝶の楯』を起動したヒュースに瞬殺され緊急脱出するハメになった。
玉狛支部と同盟を結ぶ(201~202話)
ボーダー基地襲撃から数日後、情報収集と個人的興味を兼ねて玄界を見たいというラタリコフについていく役目を与えられ、一緒に三門市街へ赴く。
すると林藤・迅・陽太郎・雷神丸と遭遇。
取引&同盟を申し出てきた彼らの話を聞き、ラタリコフの決断により後日彼ら(今度は迅・修・遊真)と再会して同盟を結ぶこととなった。
レギンデッツは同席していただけと言えるが、落ち着いて対応するラタリコフの横でいちいち素直なリアクションをするレギンデッツはいい役割を担っていた。
【ワートリ】レギンデッツの名言
「オレなんかじゃ怖くもねえっていうのか!?」(132話)
【ワートリ】レギンデッツの担当声優
アニメでレギンデッツの声を担当しているのは村瀬歩さん。(1988年12月14日生まれ・アメリカ合衆国カリフォルニア州出身・アスターナイン所属)
- 日向翔陽
「ハイキュー!!」 - 石鏡悠斗
「双星の陰陽師」 - ムヒョ/六氷透
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」 - 銀狼
「Dr.STONE」 - 夕凪ツバサ/キュアウィング
「ひろがるスカイ!プリキュア」 - 小鉄
「鬼滅の刃」
まとめ
レギンデッツはガロプラ遠征部隊の1人で、最も感情に素直で、時に勝手な行動をしてしまうような兵士としては未熟な青年。
かといって弱いわけではなく、玄界襲撃時の場合には誰よりも迅の予知の影響を受け振り回されてしまった印象だ。
しかし感情的な性格だからこそストーリーに刺激をもたらす、ある意味重要人物となっている。
レギンデッツがいなければ淡々と事が進み、レギンデッツじゃない誰かとの接触であったならばヒュースもそのままガロプラの遠征艇に乗ってしまった可能性だってあるのだ。
玉狛支部と同盟を組んだ以上、今後も間違いなく出番はあるはずなので、次は『剣竜』の性能がわかるほどの活躍が見られるよう楽しみにしていたい。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。