フィンクス・フェイタンはシャ=ア一家事務所(5層)から続く階段から2層へ向かい始めた。
ノブナガは2人とは一旦別れ、エイ=イ一家が汚水処理業者(本来はシュウ=ウとシャ=アが管理)になり替わっている可能性を確認しに行くことにする。
3層では第9王子ハルケンブルグの葬送が始まろうとしているが、その混乱の中でリンチ(シュウ=ウ)の死亡が確認され、ヒンリギが犯人は幻影旅団なのではないかと推察。(実際に犯人はヒソカに扮したボノレノフ)
犯人が誰にせよザクロとヒンリギは「リンチの仇をとる」と憎悪を燃やしていた。
またクロロが自身の進化のためにカキンの三種の神器
継承戦参加者のために使う儀式の壺「壺中卵」
継承戦を見守る御神体「儀座禅仏」
次代王に渡される継承の宝剣「吉兆丸」
を狙っていることが判明。
それらのためにクロロもいよいよ上階を目指すこととなり、あらゆる人物・物事が一気に上層で交わる刻も近そうだ。
本記事では第407話「交渉」の内容をまとめていく。
ハンターハンター407話の見どころネタバレ
① ボークセンがいなくなる
12日目PM1:00 ハルケンブルグ葬送。
多くの人々に見送られ、ハルケンブルグの柩は上階へと運ばれる。
そんな中、第4王子ツェリードニヒの幼馴染の1人ボークセンの姿が見当たらないことに仲間たちが気づいた。
兵士である彼らはこの葬儀の警備に参加していたのだが、葬列がボークセンの前を通過する直前(30分ほど前)に連絡があって以来、行方が分からなくなってしまったという。
「定時以外も何かあれば報告し合う」と決めていたため、もし急な配置換えや不審者の追跡などがあったら連絡が来ているはず。
そうでないということで5人は胸騒ぎを感じ、“最悪の可能性”を想定してみることにした。
② 犯人はエイ=イ?
最悪として考えられるのは「ボークセンが拉致された」という可能性だ。
あらゆる状況が想定できるわけだが、“最悪”として彼らが最も警戒していたのはエイ=イ。
ツェリードニヒの暗殺に利用する目的でエイ=イ一家に攫われることである。
ツェリードニヒの側近として面が割れている彼らは事前にその事態を想定し、誰かが捕まった場合「一切の交渉連絡・救援行動はとらない」と決めていた。
それでは実際にいなくなった今どのような行動をとればいいのか、5人は周辺警護の時間が終わるまでに結論を出すことにする。
③ ボークセンはエイ=イの元に
そして実際にボークセンはエイ=イのアジトに連れられていた。
テーブルを挟んで向かい合うポークセンに、モレナは「私たちの仲間になってほしいの」とストレートに伝える。
「例えるなら貴方(ポークセン)はドナーの適合者みたいなもの」だとモレナ。
対し「条件次第」だとボークセンは答えた。
受け答えの裏でボークセンは冷静に現在の状況=モレナ含めてこの場にいる敵は6人であること、拘束はされていないが武器は没収されていることを確認する。
ただボークセンはどうやってここに連れてこられたのかがまったく記憶になく、これは念能力なのではないかと考えていた。
④ 交渉ゲーム
明確な返答をしない懸命なポークセンに対し、モレナは「交渉ゲーム」というカードゲームを出した。
このゲームからリタイアするとボークセンはイエスとノーを言う他の自由を一切奪われるらしい。
とりあえず説明を聞くことにしたボークセンは、時に質問をしながら1つ1つ注意深く理解していく。
交渉ゲームは「親が子にお願い(リクエスト)をして子供が結論に至るまでのゲーム」で
親(モレナ)は7枚:札を表にして場に
子(ポークセン)が5枚:札は裏のまま場に
子が先に親のカード1枚を指定し、親が答えてカードは墓場へ
次に親が子のカードを1枚選んで表にし、カードは墓場へ
これを繰り返して最後に1枚残った子のカードがリクエストへの結論になる
子のカードは
●イエス
●ノー
●リターン(子の墓場から1枚好きなカードを手元に戻せる)
●ジョーカー(イエスかノーどちらかに変身できる)
●X(結論を出さなくていい)
親のカードは
●目的(ポークセンを仲間に誘う目的について答える)
●力(モレナの能力について答える)
●質問A
(子の質問にいくつでも何でも何度でも答える※ただし目的と能力については答えない※質問に対する答えはイエスorノーorイエスアンドノー)
●質問B
(Aの質問についてさらに知りたい場合※ただし質問Aの次のターンで、Aで行った最後の質問に関して1問だけ)
●イエス?
●ノー?
(それぞれ子のイエスかノーのカードが最後の1枚になった時にどうなるのかを詳しく説明)
●D
(取引:どうしても墓場から取り戻したいカードがある時に指定。モレナの「小さなお願い」をクリアすることで叶う。お願いを聞いてからやめてもいいが、その場合もドローターンはモレナに移りDカードは墓場へ行く。子のカードが残り1枚になった時点でゲームは終了するので残りカードが2枚になった時がラストチャンス)
⑤ 交渉ゲーム開始
ボークセンは圧倒的に自分に不利なシステムであることを理解する。
ただモレナとの問答から、彼女はイカサマをしないと確信。
そして「裏返しになっている子のカードからどれを選ぶかはポークセンが決める」という条件を呑ませた上でゲームを承諾。(シャッフルはモレナ)
ボークセンはモレナと交渉ゲームを開始した。
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。