月見蓮(つきみれん)はボーダー本部所属A級三輪隊のオペレーターであり、ボーダー随一の戦術家である東春秋の正統後継者。
指揮力が並の隊長たちを抜いてボーダートップクラスに高く、自身も数人の弟子をもつほどの熟達オペレーターである。
本記事はそんな月見の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】月見蓮の特徴とプロフィール
月見蓮(つきみれん)真ん中分けにした艶やかな黒髪ロングにCカップの綺麗なお姉さん。
初登場がどの部隊よりも早かった三輪隊だけに、月見も声だけは超序盤から登場していたのだが、姿を見ることができたのは70週以上経った頃であった。
数少ない姉妹ボーダー隊員であり、B級吉里隊に妹の花緒が所属している。
初登場 | 第73話(音声のみ第2話で登場) |
ポジション | オペレーター |
年齢 | 19歳(大学生/三門市立大学) |
誕生日 | 7月25日・ぺんぎん座 |
身長 | 165㎝ |
血液型 | AB型 |
家族 | 父、母、妹 |
好きなもの | 和菓子、水泳、花火 |
主な呼び名 | 蓮さん |
【ワートリ】月見蓮の人柄・性格
月見蓮は4年前の現ボーダー設立時に入隊した古参であり、本部所属の現役オペレーターとしては判明している限り一番のベテラン。
また小南たちが在籍しているお嬢様校の卒業生で、学業の成績はボーダートップクラスに優秀であり、聡明で凛としたオペレーションで三輪隊の年下男子たちを引っ張っている。
そのクールで知的な人柄は水上には「怖そう。厳しそう」と映っているようで、遠征選抜試験の事前アンケートで“一緒に行きたくない”に名を挙げられていた。
しかしそんな近寄りがたそうな雰囲気ながらもBBF(オフィシャルデータブック)のデータによれば月見はかなりモテる方であり、音声の初登場以来なかなか姿を見せなかった状況も合わせて作者から「高嶺の花」と称されている。
高嶺の花だけに(?)ゴキブリの存在を知らないようだが、そもそも虫全般が大の苦手らしい。
太刀川とは幼馴染で、年上の太刀川を「太刀川くん」と呼んでいる。
(男性隊員は基本的に「くん」呼び)
ちなみに作中でよく登場する「いいとこのどら焼き」(三門市に店を構える和菓子屋「鹿のや」の逸品)は、和菓子好きの月見からボーダー女子に広まっていったものである。
【ワートリ】月見蓮の所属・装備
月見蓮はA級三輪隊のオペレーター。
三輪隊は三輪秀次(オールラウンダー)、米屋陽介(アタッカー)、奈良坂透(スナイパー)、古寺章平(スナイパー)、月見蓮(オペレーター)の5人部隊だ。
【ワートリ】月見蓮の強さ
元A級1位東隊
月見はより優秀だとされる、戦闘員4人を抱えるオペレーター。
その実力を支える大きな強みが、かつてA級1位に君臨していた旧・東隊のメンバーだったことである。
当時のメンバーは東・二宮・加古・三輪・月見。
戦術に造詣の深い東のもと、今やA級部隊を率いる隊長となった者たちが揃っていた部隊をオペレーションしていたという経験が、現在の月見の強さとなっていると言える。
“才能のある人間”が好きという元チームメイトの二宮にもその能力を信頼されており、遠征選抜試験の事前アンケートで「オペレーター能力が高い」という理由で“一緒に行きたい人”に名を挙げられていた。
ちなみに東隊解散後、月見は三輪を心配してついていき、三輪隊結成の支えとなった。
指揮力が高いオペレーター
月見のオペレーターとしてのパラメーターは他の多くのオペレーターとはバランスが異なる。
月見の場合、「機器操作」などよりも「指揮」と「戦術」の値が高いのだ。
特に指揮の数値は「9」であり、これはA級を含めた並の隊長たちよりも高く、忍田・東に次ぐ林藤・風間と同じ数値。
つまりボーダーでもトップクラスに高い指揮力を誇るのである。
これにより月見は有事の際は三輪隊だけでなく他部隊の統率も行うことがある。
自身も弟子をもつ東の正統後継者
元東隊である月見は東の戦術の弟子であり、いわば東の正統後継者。
学力もあるので理解度も高かったはずだ。
そんな月見は今度は自身が幼馴染である太刀川の戦術の師匠となった。
さらに現在は三輪隊のオペレーターであると同時に、三輪や古寺も指導している様子。
作者のキャラ評(9巻)曰く、才能のあるダメ男の面倒を見る習性か、太刀川や三輪はスパルタ方式で育てたようだ。
【ワートリ】月見蓮の作中での活躍
黒トリガー争奪戦をサポート
姿は登場していないが、ボーダートップ部隊による遊真の黒トリガー争奪戦をサポートしている。
三輪に作戦の終了を伝えた。
同じく姿は描かれなかったが、恐らくその前に行われた三輪隊による遊真襲撃もサポートしていたはずだ。
大規模侵攻編:他隊も含めた指揮
大規模侵攻編でようやく月見の姿が描かれる。
奈良坂・古寺・当真の狙撃手組を指揮し、出水・米屋が交戦中のハイレイン戦を冬島と共にサポートした。(73話)
ガロプラ迎撃:作戦を立案
ガロプラ戦で三輪隊は奈良坂・古寺が基地での射撃戦に参加する一方で、三輪と米屋が基地近くにいたコスケロを発見・対峙した。
そして三輪・米屋が迅の『風刃』の一撃に繋げてコスケロを撃破する。(131話)
この迅との連携を発案したのは月見であった。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で月見はA級隊員として審査に回る。
事前予想では「今回東さんは隊長役じゃないから二宮さんに任せると思う」「(古寺は)足が速い子を選んでるからトリオンより機動力を取ったんじゃない?」など、(元)チームメイトたちへの深い理解を見せていた。(206話)
また古寺に関しては三輪隊にいる時との違いから、彼が「責任がかかる立場の方が力を発揮するタイプ」だと気づいた。(235話)
いずれも日頃からの仲間たちに対する理解、そしてそこから導く洞察力といった、月見の優れた一面が垣間見えた。
【ワートリ】月見蓮の名言
「遊びでもいいからちゃんと当ててね」(73話)
【ワートリ】月見蓮の担当声優
アニメで月見の声を担当しているのは一木千洋さん。(1989年4月16日生まれ・静岡県出身・青二プロダクション所属)
日浦と兼役というのが驚きだ。
- 日浦茜
「ワールドトリガー」 - 八嶋 ほか
「ドキドキ!プリキュア」 - シャーロット・ナツメグ ほか
「ONE PIECE」 - ラモラック
「ディバインゲート」 - 雷門デンキ ほか
「BORUTO-ボルト-」
まとめ
月見蓮はA級三輪隊のオペレーターであり、元東隊のオペレーターとして東のもとで培った戦術眼と、他部隊の隊員たちさえまとめあげてしまう高い指揮力が見どころ。
そうした能力の高さにベテラン隊員という点も含めて、他のオペレーターとは一線を画す存在感を放っている。
高貴さすら漂う風格は、高嶺の花だとしても魅入らざるを得ない。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
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