木崎レイジ(きざきれいじ)はボーダー玉狛支部所属A級玉狛第一(木崎隊)の隊長であり、現在ボーダーでただ1人のパーフェクトオールラウンダーである。
修たちの先輩として頼りがいがあり、ボーダー隊員としても旧ボーダーからの古株でとても頼りがいがある、とにかく頼もしい人物だ。
それではレイジはどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】木崎レイジの特徴とプロフィール
木崎レイジ(きざきれいじ)はソフトモヒカン系の短髪、切れ長の目、大柄で筋肉質な体型が特徴。
現在は赤茶系の髪色だが、6年ほど前は黒髪であった。
| 初登場 | 第22話 |
| ポジション | パーフェクトオールラウンダー |
| 年齢 | 21歳(大学生/三門市立大学) |
| 誕生日 | 7月2日・つるぎ座 |
| 身長 | 191㎝ |
| 血液型 | A型 |
| 家族 | 祖父、祖母、父、母 |
| 好きなもの | 自己鍛錬、料理 |
| 主な呼び名 | レイジさん |
【ワートリ】木崎レイジの人柄・性格
木崎レイジは小南・迅とともに旧ボーダー時代から所属している古株。
面倒見は良いが、肝心なところは自分たちで考えさせるという相手を思うがゆえの厳しさも持つ。
非常に冷静な性格で、筋肉質なビジュアルも併せて「落ち着いた筋肉」「頭いい筋肉」などと称されている。
またレイジは玉狛支部に住み込んでおり、日々の料理から陽太郎のヘルメット作りまであらゆる作業を器用にこなす。
レイジのエプロン姿はもはや作中でおなじみであるが、好きなものに「料理」と挙げているだけあって大体何でも作れるようだ。
得意料理の肉肉肉野菜炒め(通常の3倍肉が入っている肉野菜炒め)は玉狛の定番メニューの1つになっているらしい。
戦闘スタイルも非常に器用で、近中遠距離すべてをカバーできる技術と、状況に応じ的確に変化できる冷静な判断力と豊富な対応力をもつ。
人柄も能力も隙のない人物ではあるものの、唯一「好きな女性の前でうまく格好つけることが苦手」という弱点がある。
実際にいつもポーカーフェイスのクールなレイジだが、林藤ゆりの前ではそわそわしたり、普段見せないような表情を見せてポンコツになっている。
同い年(21歳組)とは仲が良く、風間・諏訪・雷蔵とはよくつるんで飲み食いしているようだ。
【ワートリ】木崎レイジの所属・装備
木崎レイジはA級玉狛第一(木崎隊)の隊長でありパーフェクトオールラウンダー。
玉狛第一は木崎レイジ(パーフェクトオールラウンダー)、小南桐絵(アタッカー)、烏丸京介(オールラウンダー)、林藤ゆり(オペレーター)の4人部隊だ。
玉狛第一のトリガーは玉狛独自の技術で開発されたオリジナル。
レイジは改造ホルダーとなっており、全14スロットもあるトリガーを扱う。
| サブトリガー | メイントリガー |
|---|---|
| レイガスト | レイガスト |
| スラスター | スラスター |
| シールド | シールド |
| アステロイド：突撃銃 | メテオラ |
| ハウンド：突撃銃 | アステロイド：機関砲 |
| スパイダー | バッグワーム |
| フルアームズ(試作) | FREE |
※ガロプラ迎撃の際にはイーグレットもセットしているように見える
【ワートリ】木崎レイジの強さ
1部隊分の強さをもつNo.1万能手
レイジはオールラウンダーランク1位に君臨している実力者。
その強さは忍田・迅・小南と共に、防衛任務において1人で1部隊と数えられているほど。
BBF(オフィシャルデータブック)によるとボーダーでトップクラスのトリオン能力(11)をはじめ、攻撃(9)、防御・援護(10)、機動(7)、技術(9)、射程(7)、特殊戦術(5)とすべての能力値が高く、パラメーターのトータル値は東と並びトップを誇る。
指揮能力(8)も高く、冷静な状況判断と作戦の立案をもって「ボーダー最強部隊」と謳われる玉狛第一を率いている。
ボーダー唯一の完璧万能手
No.1オールラウンダーのレイジだが、彼の場合ただのオールラウンダーではない。
レイジはボーダーで唯一無二のパーフェクトオールラウンダーなのだ。
通常オールラウンダーとはアタッカーとガンナー/シューターの役割を兼ね近～中距離を担うポジションなのだが、レイジはスナイパーもできるため遠距離まで全範囲をカバーできる、まさに完璧な万能手なのである。
ボーダーのランクは各隊員の全武器の中で最も高いポイントで決まるが、もしも全武器の合算ランクがあったらレイジが1位だろうと作者に言われている。
ちなみにレイジのスナイパーとしての師匠は東であり、鳩原とは兄妹弟子の関係。
圧巻のトリガー数
パーフェクトオールラウンダーのレイジがどんなトリガー構成をしているのかというと、そもそもホルダー自体が通常とは違う。
パーフェクトオールラウンダーである彼のポテンシャルを発揮するため、ホルダーからすでに改造されているのである。
セットできるチップ数がメインサブ合わせて通常8スロットのところ、レイジはなんと14スロットもあるのだ。
それに攻撃手用から銃手・射手用、時には狙撃手用、そしてトラップ等に使用できるスパイダーまであらゆる種類のトリガーがセットされている。
パーフェクトオールラウンダーのレイジだからこそ使いこなせる、如何なる状況にも対応できるトリガーなのだ。
ブースト筋肉パンチ
独自のトリガーによって広範囲をカバーし、攻撃・守備・時間稼ぎまであらゆる状況に的確に対応するレイジ。
中でもメイン武器として活用しているのがレイガストだ。
ただし彼の場合は修や村上のような使い方ではなく、レイガストを握った拳撃としている。
レイガストとその専用オプショントリガー・スラスターで加速したブースト筋肉パンチである。
生身の肉体を鍛え上げ、その身ごなしを熟知しているレイジらしい戦闘スタイルだ。
全武装(フルアームズ)
そして特記したいのが、レイジも含む玉狛第一隊員たちは、玉狛独自の技術で開発されたオリジナルトリガーを使用しているということ。
本部未承認の近界技術を使った実験作と言えるトリガーで、使用者の特性に合わせた一点ものである。
本部のトリガーとは規格が違うためランク戦には参加できないが、他隊員に「隠し玉」「ずりーやつ」と言われるほど強力な性能をもつ特別なトリガーとなっている。
レイジの専用オプショントリガーは「全武装」だ。
全武装は本来の“メインとサブ1つずつしか同時使用できない”という制限なく、複数トリガーを一斉展開できるというもの。
恐らくホルダーにセットしているものが全武装スタイルで展開されているのだと思われるが、ガロプラ迎撃戦(131話)では両手と両肩、そして背中から生やした左右アームで計6つの武器が見られた。
複数トリガーを扱う分、当然トリオンの消費が激しくなるため短期決戦用の切り札となるが、高いトリオン能力と屈強な肉体をもち、戦闘経験が高いレイジだからこそ取り扱える超火力武装形態である。
【ワートリ】木崎レイジの作中での活躍
千佳の師匠になる(22話)
迅の提案により玉狛第一が玉狛第二にマンツーマンで指導することになった際、レイジは唯一スナイパー経験があるという理由で千佳の師匠になった。
千佳のことを始めは「戦闘向きとは思えない」と感じていたレイジであったが、トリオン能力の高さ・忍耐力・集中力を知ると「エースになれる素質がある」とまで評し、入隊前からB級昇格を見据えた訓練を始めた。
大規模侵攻編：二級戦功(52話～)
大規模侵攻編でレイジは玉狛第一として基地南西部のC級隊員の援護に到着。
迅から事前に「他のやつらをさりげなく逃がしてからできるだけ時間を稼いでほしい」と言われていたレイジは、烏丸たちを基地に、小南を市街地防衛に行かせ、単独でヴィザ＆ヒュースの足止めに臨む。
ヴィザの黒トリガー『星の杖』によって倒されるものの、ベイルアウト前にヴィザの左足にダメージを与え、時間稼ぎをするという自分の役目を最後まで全うした。
論功行賞では個人で二級戦功を獲得する。
ガロプラ迎撃に参加(124話～)
ガロプラ急襲時、狙撃班の1つとして奈良坂・古寺・佐鳥・日浦を率いて屋上から迎撃。
屋上に敵トリオン兵が送り込まれた際にはすかさずレイガストパンチにチェンジして対応し、スナイパーたちを守る。
ボーダー優勢となりトリオン兵たちが射程外に後退すると、荒船・穂刈・半崎・佐鳥・辻と共に地上に降りて追撃に参加。
終わりが近づくとラストスパートとして「全武装」を起動し、「ガイスト」を起動した烏丸と共に一気にトリオン兵を削っていった。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験でレイジはA級隊員として審査に回る。
遠征行きがかかっているだけに玉狛の後輩たちの動向は特に注目しているはずだ。
また、彼らができるだけ懸念なく試験に臨めるように、試験前にヒュースのツノについて運営と話し合っていた。
【ワートリ】木崎レイジの名言
「俺が身体を鍛えるのは“最後に生きて帰る”ため…。おまえを鍛えるのも“生き残らせる”ためだ。…それを忘れるな」(93話)
【ワートリ】木崎レイジの担当声優
アニメでレイジの声を担当しているのは前野智昭さん。(1982年5月26日生まれ・茨城県出身・アーツビジョン所属)
- 福富寿一
「弱虫ペダル」 - ハク
「暁のヨナ」 - 山姥切国広
「刀剣乱舞」 - 白血球(好中球)
「はたらく細胞」 - キラウシ
「ゴールデンカムイ」 - ナナナ・ナジャークープ
「BLEACH」
まとめ
木崎レイジは旧ボーダー時代からの古参隊員であり、ボーダー最強部隊と言われる玉狛第一(木崎隊)の隊長。
ボーダー唯一の完璧万能手（パーフェクトオールラウンダー）としての技術と、約5年前のアリステラを巡る戦いや約4年前の第1次近界民侵攻も参加してきたと思われる豊富な戦闘経験を持ち、あらゆる事態にも冷静に的確に対応できるとても心強い隊員である。
想い人の林藤ゆりがいるとポンコツになってしまうというギャップも楽しみながら、圧巻の活躍ぶりに注目しよう。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。