香取葉子(かとりようこ)はボーダー本部所属B級香取隊の隊長。
作中で群を抜く荒ぶり女子であり、キツイ性格と豊かな感情、抜群の戦闘センスで初登場から一気にファンを獲得し、遠征選抜試験では修と同じ部隊となってさらに注目される存在となった。
本記事はそんな香取の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】香取葉子の特徴とプロフィール
香取葉子(かとりようこ)は赤みが強い外ハネのセミロングが特徴の女性隊員。
小南や那須隊のデザインをパクったという機動力と可愛さと太ももを備えた隊服(噂によるとトリオン体の時バストを盛っている!?)で単独でコミックス17巻、遠征選抜試験の臨時部隊・諏訪7番隊として24巻の表紙を飾っている。
香取隊の染井は幼馴染の親友で、三浦は染井の従兄妹、若村は兄の友人である。
高校では小荒井・志岐と同じクラス。
初登場 | 第123話 |
ポジション | オールラウンダー |
年齢 | 16歳(高校生/三門市立第一高等学校1-E) |
誕生日 | 10月18日・みかづき座 |
身長 | 157㎝ |
血液型 | O型 |
家族 | 父、母、兄 |
好きなもの | ゲーム、煎餅、友達、勝つこと |
主な呼び名 | 香取、カトリーヌ |
【ワートリ】香取葉子の人柄・性格
香取葉子はわがままで気分屋で辛辣なキツイ性格。
感情の起伏が激しく怒りっぽく、良い意味でも悪い意味でも素直な性格である。
文句を言っていることが多いが、本当に不機嫌な時は会話すら拒否するらしい。
三浦曰く理屈より感性が上回るタイプであり、こうなった時はなるべく刺激をしないで見守るのがベストなのだが、本人は“不機嫌なままでいたいわけではないが自分では止められないからどうしようもなくてシャットアウトしている”状態なのだろうという。
また何でもある程度できてしまう天才肌のためかなりの自信家であり、ランク戦に対しても“記録を見ない”“作戦会議にもロクに参加しない”と常に舐めプで、訓練も特にしていない。
努力することを知らず、少しでも壁にぶつかるとすぐにやめてしまうなど精神的に幼い面が目立つ。
そのためチームメイトの若村とはたびたび揉めているが、好きなものに「友達」とあるように実は友達思い・仲間思い。
不機嫌で黙ってしまう時は香取隊がうまくいってない時であり、遠征選抜試験でも「香取隊でなら(遠征に)行く」と発言していたり、若村が臨時隊長に選ばれた理由を気にしていたり、香取隊メンバーが所属している臨時部隊の結果を気にしていたりしている。
ちなみにキツイ性格も込みで一定数のファンが存在するらしいが、香取自身は意外と普通にボーダー内でも有名な烏丸ファンの1人である。
【ワートリ】香取葉子の所属・装備
香取葉子はB級香取隊の隊長でありオールラウンダー。
香取隊は香取葉子(アタッカー)、三浦雄太(アタッカー)、若村麓郎(ガンナー)、染井華(オペレーター)の4人部隊だ。
香取はスコーピオン+拳銃のオールラウンダーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
スコーピオン | スコーピオン |
ハウンド:拳銃 | アステロイド:拳銃 |
シールド | シールド |
バッグワーム | グラスホッパー |
ランク戦ROUND8ではスパイダーもセットしている。
【ワートリ】香取葉子の強さ
たった半年でマスタークラスに
香取は初めアタッカーだったが、伸び悩んだためにガンナーに転向。
ガンナーに転向すると若村を追い越し半年でマスタークラスに上がった。
半年でマスタークラスにというだけで非凡だが、香取の場合はロクに訓練もせずにこれだというのだからすごい。
しかしやはり伸び悩んでオールラウンダーに転向した。
香取曰く「上級者の壁」があるためだというが、香取が壁を越えようとする努力を覚えた時、どれほどの強さを手に入れるのか見てみたい。
機動力のあるオールラウンダー
香取はメインとサブ双方にスコーピオンと拳銃をセットしたオールラウンダー。
拳銃で中距離から牽制しつつ、機と見た一瞬にスコーピオンで切り込み致命傷を与えるという瞬発力の高い近距離型オールラウンダーである。
優れた状況判断力と即断即決、敵の仕掛けたスパイダーを初見で利用できるほどの戦闘センスを持ち、「どんな状況でも点を取れるエース」だと評されている。
香取隊は香取が暴れて他の2人がフォローする形であり、良くも悪くも香取次第と言われているが、むしろ2人が落ちて1人きりになってからの方が強いまである。
このように単独で高い戦闘力を持つのだが、しかし性格の問題か加古隊には誘われなかったようだ。
【ワートリ】香取葉子の作中での活躍
B級ランク戦ROUND5(136話~)
B級ランク戦ROUND5で玉狛第二・柿崎隊と対戦。
開始早々1人で遊真・修を強襲しようとして玉狛のワイヤー陣に捕まる。
チームで合流後は、玉狛ワイヤー陣の要となっている千佳を落とすために柿崎隊と連動して動き、立ちはだかる修と交戦。
終始玉狛のワイヤー陣に翻弄され、若村・三浦が落とされ自らも片手片足を失うも、最後は逆にワイヤーを利用して修をベイルアウトさせてみせた。
試合後は「もうやめる」と泣くが、染井と三浦の「玉狛みたいに工夫して勝てるようになろう」「まだ強くなれる」という言葉をきっかけに意識を変えていく。
B級ランク戦ROUND8(197話~)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で諏訪隊・那須隊と対戦する。
諏訪隊の策で三浦が、那須隊の策で若村がベイルアウトして香取独りになってしまうが、他チームにとって予想外過ぎるスパイダーを駆使して諏訪そして那須と、敵両隊長を撃破した。
続けて堤を狙うが、敗北してベイルアウトとなる。
しかしプライドの高い香取が修にやられたスパイダーを使うという、香取の大きな変化を感じる一戦であった。
【ワートリ】遠征選抜試験は諏訪7番隊
遠征選抜試験で香取は諏訪7番隊(諏訪・宇井・隠岐・修)に所属。
隠岐とオペの宇井以外の3人が本来隊長という面白いチームだ。
香取は年長の諏訪に対しても“諏訪の前にも後にも同じベッド使いたくない”等、好き勝手に発言している。
ちなみに香取は修に事前アンケートで“一緒に行きたくない人”として挙げられていた。
諏訪7番隊は香取がカギ!?
閉鎖環境試験ではA級隊員たちが各臨時部隊の隊員たちの発言や対応をモニター室にて評価していた。
つまり言動が多いほど評価の機会が多くなる。
常にギャーギャー言っていた香取は初日のA級評価が全部隊の中で最も低いマイナス評価であった。
しかしアクションを起こしてこそのA級評価であり、良くも悪くも香取は諏訪7番隊のポイントゲッターかつ部隊の会話を活性化させるキーマンとなっていたのだ。
しかもやる気なさそうにしていたわりには初日の課題の得点が諏訪7番隊のトップ。
また香取はゲーマーなので、戦闘シミュもゲームとしての視点から意見を出していた。
なんだかんだでやはり香取は優秀なのだ。
宇井のサポートでご飯作りも行っている。
烏丸とのデートを取り付ける
しかし3日目、やかましかった香取が急にやる気を無くし「う〇こ」しか言わなくなってしまう。
香取隊の三浦に相談したところ、「不機嫌から意識を逸らせるものを用意できるといいかも」との助言が返ってきたため、チョコや可愛いもので気を引こうとするが反応はない。
そんな香取を甦らせたのは“烏丸とのデートの約束”であった。
烏丸ファンの香取のために「やる気出したらデートさせてやる」とか後で烏丸に頼めないのかと話し合っていたのを聞きつけて起き上がってきたのだ。
デートの条件は諏訪の機転で「修が遠征選抜に合格したら」となり、香取が修にとってこれまで以上に心強い存在となった。
実はチームメイト思い
香取がやる気を無くしてしまった原因は、華のいる北添4番隊が10位、若村が隊長を務める11番隊が11位と、香取隊の仲間が最下位の1・2位にいたからだ。
人柄・性格の項目に記したように、香取は態度はきつくても実は仲間思いであり、自分がうまくいかなくてもあまり気にしないが、チームがうまくいかないと不機嫌になるタイプなのである。
翌日の戦闘シミュで北添4番隊にボロ負けしたが、香取は嬉しそうであった。
【ワートリ】香取葉子の名言
「ムカつく」(140話 ほか)
「う〇こ」(225話)
【ワートリ】香取葉子の担当声優
アニメで香取の声を担当しているのは潘めぐみさん。(1989年6月3日生まれ・東京都出身・アトミックモンキー所属)
- ゴン=フリークス ほか
「HUNTER×HUNTER(日テレ版)」 - 白雪ひめ/キュアプリンセス
「ハピネスチャージプリキュア!」 - 化野紅緒
「双星の陰陽師」 - 椎名かがり
「シュタインズ・ゲート ゼロ」 - 有馬かな
「【推しの子】」 - 藤堂誉
「青の祓魔師」
まとめ
香取葉子は香取隊の隊長であり、天才的なセンスと精神的な幼さを持つ、見ていて飽きない気分屋娘である。
遠征選抜試験でどんどん魅力が明らかになっている中、引き続き香取らしい自由な振る舞いに注目していきたい。
烏丸とのデートは実現するのか、その時どんな表情を見せるのかも楽しみだ。
【関連記事】
⇒三浦雄太(みうらゆうた)徹底まとめ!
⇒若村麓郎(わかむらろくろう)徹底まとめ!
⇒染井華(そめいはな)徹底まとめ!
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。