小南桐絵(こなみきりえ)はボーダー玉狛支部所属A級玉狛第一(木崎隊)のアタッカー。
普段はすぐ騙されちゃう女子高生だが、戦闘となるとボーダートップクラスの強さで敵を圧倒する、可愛さとカッコよさを兼ね備えた人気キャラクターである。
本記事はそんな小南の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】小南桐絵の特徴とプロフィール
小南桐絵(こなみきりえ)は後頭部で鳥の羽のようなアホ毛が跳ねている茶髪のロングヘアが特徴。
戦闘時邪魔にならないように、トリオン体での髪型は昔していたショートボブに設定しており、その姿でコミックス7巻の表紙を単独で飾っている。
似たような鳥の羽系ヘアの嵐山とは従兄妹の関係である。
高校はお嬢様校で、那須と同じクラス。
初登場 | 第22話 |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 17歳(高校生/星輪女学院高等部2-A) |
誕生日 | 7月28日・ぺんぎん座 |
身長 | 157㎝ |
血液型 | B型 |
家族 | 祖父、父、母 |
好きなもの | お菓子、フルーツ(最近は和梨)、赤いもの |
主な呼び名 | 小南 |
【ワートリ】小南桐絵の人柄・性格
小南桐絵は旧ボーダー時代から所属している古株の1人。
少なくとも6年くらい前(11歳頃)にはボーダーにおり、林藤匠にべったりだった当時の様子が写真に残されている。(162話)
こんなに小さい頃からボーダーにいる理由は、近界民絡みの事件に遭遇しかけたかららしいが詳細は明かされていない。
迅やレイジよりもキャリアが長いほどのベテラン隊員なのだが、何でもすぐに信じ込んでしまうチョロい性格のため、年下(お子様)の陽太郎を含むほぼ全員に舐められている。
初登場時からさっそく迅の虚言をすぐに信じていたほか、烏丸には隙あらば翻弄されているようで騙されエピソードが尽きない。
太刀川が読み間違えた「とりまる」をそのまま鵜呑みにして広めてしまうという、アホな太刀川とのコンボで意図せず騙されるパターンもあるようだ。
感情が豊かというのもからかいたくなる理由だろう。
ポーカーフェイスや飄々とした者の多い玉狛支部において、感情を素直に表現する小南は明るいムードメーカーだ。
他者への感情移入能力も高い。
そうした素直な性格ゆえに、蔵内から「小南みたいな孫が欲しい」とまで言われていた。(23巻おまけページより)
性格はチョロいが学校の成績は良い方である。
ただし学校ではネコを被っているようで、ボーダー隊員とは知られているものの「いちオペレーター」だと偽っているらしい。
トリオン体の髪型が違うのも知り合いにバレないようにするためでもあるという。
玉狛の料理は当番制なわけだが、小南はカレーしか作れない。
また、小南も加古にスカウトされた「K」の1人である。
【ワートリ】小南桐絵の所属・装備
小南桐絵はA級玉狛第一(木崎隊)のアタッカー。
玉狛第一は木崎レイジ(パーフェクトオールラウンダー)、小南桐絵(アタッカー)、烏丸京介(オールラウンダー)、林藤ゆり(オペレーター)の4人部隊だ。
玉狛第一のトリガーは玉狛独自の技術で開発されたオリジナル。
小南は双月という斧型トリガーを使用するアタッカーだ。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
双月 | 双月 |
メテオラ | メテオラ |
シールド | シールド |
バッグワーム | コネクター(試作) |
【ワートリ】小南桐絵の強さ
ボーダー最強部隊のエース
小南はBBF(オフィシャルデータブック)によると
攻撃「13」でボーダートップクラス。(忍田・太刀川が14で、10超え自体そうはいない)
機動も「10」でボーダートップクラス。(緑川が11、遊真・黒江が10)
技術も「9」でボーダートップクラス。(狙撃手以外で10超えは忍田しかいない)
指揮や特殊戦術の値は低いが、シンプルな近距離戦闘能力なら圧巻の強さを誇るのだ。
その強さは忍田・レイジ・迅と共に、防衛任務において1人で1部隊と数えられているほど。
それぞれがボーダートップレベルの実力を有し「ボーダー最強部隊」と謳われる玉狛第一の中でも、小南はエースアタッカーとして部隊の主力を担っている。
一撃粉砕の圧倒的火力:双月(斧)
玉狛第一の隊員たちは、玉狛独自の技術で開発されたオリジナルのワンオフトリガーを使用している。
本部未承認の近界技術を使った実験作と言えるトリガーで、使用者の特性に合わせた一点ものである。
本部のトリガーとは規格が違うためランク戦には参加できないが、他隊員に「隠し玉」「ずりーやつ」と言われるほど強力な性能をもつ特別なトリガーとなっている。
小南のトリガーは「双月(斧)+接続器」だ。
双月は2本の手斧。
その双斧をもって持ち前の機動力で斬撃を加え、メテオラで追撃、というのが小南が得意としている奇襲戦法である。
さらに双月は試作の接続器で1本に連結し、強靭な戦斧にすることが可能。
これによりトリオン効率度外視の短期決戦となるものの一撃粉砕の超火力を得る。
その戦いは豪快で力強く、レプリカ曰く「コナミの動きはむしろ近界民の戦い方に近い」という。
戦闘経験の豊富さからか危機察知能力も高く、ヴィザに「勘もいい」と評されている。
ボーダーNo.3攻撃手(元No.1)
先述のように玉狛第一は規格違いのトリガーを使っているため、ランク戦には参加していない。
しかし小南は現在ボーダーアタッカーランク3位に君臨している。
それは中学卒業間近~高校1年の途中までの間(中学時代まで習い事を優先させていたためランク戦不参加であり、そして高1の途中で玉狛が独立するまでの間)に参加していた個人ランク戦のポイントによるものである。
その頃、迅が黒トリガーになって太刀川が微妙にやる気を失っていた時期だったというのもあるが、この短い期間に小南は風間たちと鎬を削ってアタッカーランク1位に到達した。
その記録がいまだ太刀川と風間にしか抜かれていないので、現在でも3位なのだ。
ちなみにランク戦参加当時のトリガーは短め弧月の二刀流だったそう。
【ワートリ】小南桐絵の作中での活躍
遊真の師匠になる(22話)
迅の提案により玉狛第一が玉狛第二にマンツーマンで指導することになった際、小南は「あたし弱いやつはキライなの」という理由で遊真を弟子に迎えた。
三輪隊を捌いた遊真を9対1で負かしたことで早くもその強さが窺えた。
大規模侵攻編:一級戦功(52話~)
大規模侵攻編で小南は、玉狛第一として基地南西部のC級隊員の援護に到着。
ヴィザ&ヒュースとの交戦を前に、ラービット2体を瞬殺してみせた。(55話)
烏丸たちを本部へ向かわせた後はレイジと共にヴィザとヒュースの足止めをしていたが、南西方向の市街地方面にトリオン兵が向かったためレイジの指示で討伐に向かう。
嵐山隊と加古隊の合流もあり人的被害をゼロに抑え、論功行賞で一級戦功を獲得した。
ガロプラ急襲編:遠征艇の守護に貢献(126話~)
遠征艇を狙い基地内に侵入してきたガトリンとラタリコフを太刀川・風間・村上と共に迎撃。
“太刀川が真っ二つにされる”という迅の予知を逆手に取った太刀川の策に乗り、“小南が”太刀川もろとも真っ二つにしてガトリンを撃破した。
機動力の高い双斧での撹乱、戦斧に切り替えての重い一撃、メテオラでの射撃と、小南の斬り込み隊長としての立ち回りはガトリンを警戒させた。
また太刀川が傷を付けた場所に正確に二発目を打ち込んで「処刑者」のパーツを折るという、乱戦の中で見せた技巧もガロプラ勢を驚かせた。
ランク戦8日目・夜の部の解説(184話~)
B級ランク戦ROUND8夜の部、二宮隊vs玉狛第二vs生駒隊vs弓場隊の解説を王子・蔵内と一緒に担当する。(実況:武富桜子)
身内(玉狛第二)びいきを隠さない解説に終始し、身内から肝心な作戦を教えてもらえていなかったこともあり観覧者目線の白熱した感想を展開。
最後は玉狛第二の勝利と共にスタンディングWガッツポーズで試合を終えた。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で小南はA級隊員として審査に回る。
感情移入の激しい審査を展開。
いくら成果をあげられるとしても、誰かが傷ついたり場を乱したりするような言動はダメらしく、ガシガシと意見しながらマイナス評価を入れていく。
【ワートリ】小南桐絵の名言
「えっ!そうなの?」(22話)
【ワートリ】小南桐絵の担当声優
アニメで小南の声を担当しているのは釘宮理恵さん。(1979年5月30日生まれ・大阪府生まれ熊本県育ち・アイムエンタープライズ所属)
- アルフォンス・エルリック
「鋼の錬金術師」 - 黒崎夏梨、涅ネム
「BLEACH」 - 神楽
「銀魂」 - 河了貂
「キングダム」 - 鈴屋什造
「東京喰種トーキョーグール」 - ハウメア
「炎炎ノ消防隊」
まとめ
小南桐絵はボーダー最強部隊と言われるA級玉狛第一のエースアタッカーである。
修たちの玉狛の先輩として、明るく感情豊かで騙されやすい人柄が魅力。
見た目の可愛さに反したパワフルな戦闘も必見だ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。