ハンターハンター連載再開!!
前回までのあらすじは以下の時系列表でざっくりおさらいか
またはコミックス最新刊38巻でしっかりおさらい!
本記事では第401話「月光」の内容をまとめていく。
ハンターハンター401話の見どころネタバレ
① 第5王子私設兵ロンギ
10日目(火曜日)11:45 1014号室
全員が念能力を開花したクラピカ念教室では順番に水見式が行われている最中。
次にやってきたのは第5王子私設兵ロンギだ。
第1王子私設兵ヒュリコフによって“念能力者なのに能力者であることを隠しているな”と見抜かれていた存在がこのロンギである。
そのためヒュリコフはロンギがどんな行動に出てくるのか注目する。
するとクラピカたちのいる別室に入ったロンギは、自ら「念能力を使えるので水見式は不要」と打ち明けた。
そして彼女はまず『11人いる!』の使い手ではないことを宣言。
その上で、その証明とここへ来た理由を説明すると言い、念能力を発動した。
② ロンギの能力
ロンギの能力は『透明言葉』。
操作系条件型の能力である。
能力:期限付きの契約にサインをしてもらうことで、相手に能力を貸したり、逆に行動を制限したりできる
※自発的な署名が絶対条件
※誓約と制約を兼ねて“相手に噓偽りなく先に説明する”必要がある
ロンギは【第5王子との相互協力契約】という条件でクラピカに署名をして欲しいという。
ちなみにツベッパはロンギの能力はおろか念能力者であることも知らないらしい。
あくまでもこの契約は「【本当の計画】を円滑に進めるための保険のようなもの」だとロンギは言った。
先にまとめたようにこの能力は“相手に噓偽りなく先に説明する”必要があるわけだが、クラピカとツベッパとの契約を交わすためだけならば契約内容を正しく伝えるだけで事足りるという。
しかしロンギは【本当の計画】のためにクラピカ更なる力を付与したいらしく、そのために全てを話した上で署名をしてもらいたいと、その内容を語り出した。
③ ビヨンドの子どもたち
始めに「本当の計画」だったものからロンギは語り出す。
まず打ち明けたのは、なんとロンギがビヨンド=ネテロの実の娘であることだった。
約30年前にビヨンドは、カキンの若い上級兵士を取り込んで偽装結婚をさせ、各々の妻との間に子を作り、その子を夫婦の子として育てさせて王立軍学校へ入れたのだという。
その1人がロンギであり、恐らくだが新しく王子が誕生するたびに同じことをしていたようだとロンギは言った。
子どもたちは王立軍人となり、最終的に王子の側近護衛に就く
子どもたちは生まれた時から念能力が覚醒済
子どもたちは自身の出生はもちろん互いのことも知らされていない
ロンギが真実を知ったのは、父から遺伝するはずの形質が自分にないことを知ったのがきっかけ。
育ての親から真実を聞いたロンギは、次期国王付きの最重要職に子どもたち(血族)を置くことがビヨンドの目的だと受け止めた。
ただし継承戦の存在によってロンギの意識は変わり、「私たちは捨て駒だった」と気づく。
④ ビヨンドがかけた呪い
子どもたちは生まれた時から念能力が覚醒していたわけだが、それはビヨンドの念による「攻撃」の副次効果だと気づく。
それが判ったのは、第2王子につくはずだった異母姉妹のマカが、側近兵から外れた時の両親の反応に違和感を持ち密かに調べ始めた時に、同じ第2王子についたロンギの存在に気づいたからだ。
そして2人は「壺中卵の儀」を機に共通の“印”があることに気づく。
高名な念能力者に見てもらうと、舌の裏に目玉が付いているようなそれは、ロンギたちの死後に発動する強力で邪悪な念だと言われた。
曰くロンギは「強い詛贄者」らしい。
つまり標的を詛撃で呪殺する者だったのだ。
ビヨンドによって呪いの道具とされたのである。
そして「強い」「弱い」はあれど、詛贄者は10人以上いるらしい。
⑤ 王子にビヨンドの子がいる!?
詛贄者がどんな能力で誰を狙っているのかは分からない。
ただロンギの推測では、10人以上いることを踏まえると標的は王子。
そして用意周到で狡猾・強欲なビヨンドがこれほどの期間をもって準備をしてきたことを考えた時
「ビヨンドの子が王子の中にいる」
という結論に辿り着いていた。
※王位継承の資格を有するのはナスビー=ホイコーロの“正室の子”であること
⑥ ロンギの能力の条件
ロンギが示した契約は、第5王子と第14王子&第8王妃との和平協定。
条件は互いの所属兵を妨害・攻撃しないこと。
次週の日曜9:00までを期限とし、第5王子ツベッパの使いが同時刻に1014号室にいることをもって契約が1週間分自動更新される。
この協定契約に対し、ロンギの能力はクラピカ側が守らなかった場合にのみ発動するという。
罰は1週間の強制的な「絶」。
さらにロンギとの間に「第5王子が離脱するか王子が残り2名になるまでにビヨンドの子供を見つける」という条件が付与される。
これは王子の中に該当者なしと判明しても条件達成となり、それと同時に「賞与」が発生する。
「賞与」はロンギの能力を一度だけ使えるというもの。
最後にロンギは「ビヨンドの子が王子の中にいれば私がこの手で始末する」という本当の目的を告げた。
そして恐らく前回の最終コマ通り、クラピカは第5王子とのパートナー契約を結ぶ。
⑦ビヨンドが誰かと会う!?
部屋から出てきたクラピカたちをヒュリコフは観察し訝しむ。
バビマイナは何か思うところがありそうにクラピカたちを見つめていた。
同日14:00頃
ビヨンドがカンザイに「話したい奴がいるんだが連れてきてもらえるか?」と交渉していた。
ハンターハンター401話のまとめ
いよいよ待望の連載再開だ。
今回はどこまで描かれるかといったところだが、いきなり“ビヨンドの娘”が登場し、さらにビヨンドの子が王子の中にいるという衝撃の展開となった。
これまでに出てきた王子私設兵の中にビヨンドの子がいる…だけでなく王子の中にまでビヨンドの子がいるかもしれないというのだから驚きだ。
第2王子の私設兵も呪い系だし、この先は今まで以上に複雑な動向となりそう…。
そしてビヨンドは誰と会おうとしているのか、次回402話も目が離せない!
しかしその前に“ビヨンドの子がいる”という前提でコミックスを読み返してみるとまた面白そうだ。
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。