試合は第5R。
ロザリオは引き続きラフファイトで間柴をイラつかせる。
間柴は先ほど血を止めてもらった額の傷口が固まったら思いきり反撃しようと考えながら猛攻を耐えていたが、足の踏んづけからの一撃を食らったことで「ようやくたどり着いた舞台で何をしてくれてんだ！」と怒り心頭。
その怒気に反応し、ついに間柴に居座る悪魔が顔を出そうとしていた。
その時、一歩の声掛けをきっかけに間柴コールが起こった。
ま・し・ば！ま・し・ば！ま・し・ば！
会場を震わすその力強いコールは、悪魔を浄化させてしまうほどに間柴の心を照らした。
その中で間柴は改めて悪魔が“弱い”自分に必要な存在だったと気づく。
だが今の間柴にはもう必要なかった。
間柴は悪魔に「世話になった」と感謝して「もう出てくるな」と別れを告げた。
本記事では第1468話「証明」の内容をまとめていく。
最新刊は141巻(2024年7月17日発売)
現在の『はじめの一歩』最新刊は141巻。
141巻は試合前の間柴の様子・この試合に懸ける思いやロザリオという人柄についてなどが描かれており、一歩とのスパーリングが収録された140巻に続き間柴の世界戦を観るに欠かせない1冊となっている。
そして今巻からいよいよ試合開始！
間柴が魅せた気合いの第1Rを見逃すな！
『はじめの一歩』1468話の見どころネタバレ
① 落ち着いてボディーを刺す間柴
声援の力を感じる間柴。
それに報いるため、己の力を証明せんと拳を構える間柴の顔つきは明らかに変わっていた。
そしてロザリオがまた頭から突っ込んできても、それを冷静に押しのけてからボディー！
また足を踏もうとしてきても、それを冷静に躱してからボディー！！
間柴の長い右ストレートが、ロザリオの内臓をビリビリと震わせた。
② 水谷さん見てくれ！
そこへふと顔面狙いのジャブが飛び、ロザリオは思わず後方へ飛びのいた。
これまでグイグイと突っ込んできていたロザリオを、改めて仕切り直しと言える距離まで突き放したのだ。
この戦いぶりに一歩とクミは「よしっ」と固く手を握り合う。
そして間柴の戦いぶりを見て、会長は必死に水谷に呼びかける。
この立派な姿を見てくれと。
③ 出血がちょっと心配
だが間柴の傷口が開いたようで出血が見て取れる。
それでも辛うじて左目は塞がれていないようで、間柴は勢いを止めない。
逆にロザリオは焦る。
どうにか間柴の右ストレートを攻略しなければならない。
攻略法は、拳銃のように近づいて的確に撃つ！
狙うタイミングは左から右のつなぎ目。
ロザリオは間柴が左を打った後に構えた右に合わせてカウンターを繰り出した。
対する間柴も止まらず振り切る。
そして2人の拳は交差した。
と同時に5R終了のゴングが鳴る。
と同時に会長が全力の間柴に応えるべく、止血対応へと急いだ。
『はじめの一歩』1468話の名言
東邦会長
「見てくれ水谷！お前が連れてきた男の、この──立派な姿を!!」
『はじめの一歩』ネタバレ1468話のまとめ
井上尚弥強え！！
そして井上尚弥の試合の後のはじめの一歩はやはり格別である。
対サウスポーの戦いも今まで以上に臨場感をもって観られてますますボクシングが好きになる今日この頃。
声援を背負い、それに応えるという気迫でロザリオを見据える間柴がかっこいい！
最高に集中している様子がありありと伝わってくる。
だがロザリオは承知の通りラフファイトだけじゃない。
普通に強く対応力もあり、今回もすぐさま冷静にカウンターを狙って見せている。
そこにちらつく再出血という懸念。
さらに最後のカウンターも無事に済んでいるのか、今回の描写からは分からない。（右目側出血の可能性も？）
しかしここは間柴の戦いを全力で支えようとしている会長に託すしかない。
間柴陣営一丸となった全力の戦いに注目。
ひとまず次回1469話はインターバルが描かれそうなので、何も問題なくこのままの闘志で6Rに迎えるよう祈ろう。
当初の狙い通り、ボディーは必ず効いてくる！
頑張れ間柴！
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。