加古望(かこのぞみ)はボーダー本部所属A級加古隊の隊長でありシューター。
優雅な佇まいについ魅入ってしまうが、遊真を勧誘したり、トリオンキューブの形状が特殊だったり、影浦に「ファントムばばあ」と呼ばれていたりと、なにかと謎多きお姉さんである。
本記事はそんな加古の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】加古望の特徴とプロフィール
加古望(かこのぞみ)はストレートのロングヘアに口元のホクロがセクシーなお姉さん。
モデルのような長身美人だが未だに表紙に登場していなくて残念である。
| 初登場 | 第81話(名前だけ第43話に初登場) |
| ポジション | シューター |
| 年齢 | 20歳(大学生/三門市立大学) |
| 誕生日 | 12月25日・かぎ座 |
| 身長 | 173㎝ |
| 血液型 | B型 |
| 家族 | 父、母、妹 |
| 好きなもの | ドライブ、りんご、チャーハン作り、才能のある人間 |
| 主な呼び名 | 加古さん |
【ワートリ】加古望の人柄・性格
加古望は常に笑みを浮かべているような悠然とした佇まいが特徴で、我が道を行く自由を感じさせるマイペースな人柄である。
圧倒的なセレブオーラを放っているが、家は極めて普通らしい。
進学校出身で洞察力も高く、B級ランク戦で東隊が雪MAPを選んだことに対して東ではなく小荒井の案だと見切るなど、戦術傾向を瞬時に見抜く力をもつ。
また「才能のある人間」が好きで、中でも名前が「K」で始まる者は、他隊に所属していようが戦闘員でなかろうが構わず勧誘しており、加古隊のメンバーは全員頭文字Kで揃えられている。
こうしたゴーイングマイウェイな性格だからか、遠征選抜試験の事前アンケートで王子に「おもしろい」という理由で“一緒に行きたい人”に名を挙げられる一方で、二宮には「わがまま」という理由で“一緒に行きたくない人”に挙げられるなど、加古については好き嫌いが分かれるようだ。
【ワートリ】加古望の所属・装備
加古望はA級加古隊の隊長でありシューター。
加古隊は加古望(シューター)、黒江双葉(アタッカー)、喜多川真衣(トラッパー)、小早川杏(オペレーター)のガールズ4人部隊だ。
加古はハウンド使いのシューターだが、現在は練習中のスコーピオンをメインにセットしている。
| サブトリガー | メイントリガー |
|---|---|
| ハウンド(改) | スコーピオン |
| アステロイド | タイマー(試作) |
| シールド | シールド |
| テレポーター(試作) | バッグワーム |
メインにセットしているのはスコーピオンだが、ハウンドの個人ポイントが最も高いため「シューター」に分類される。
加古はスコーピオンも6000点以上にしてオールラウンダーになるつもりらしい。
ただしガロプラ戦では火力戦に備えてメインにもハウンド(改)を装備している。
【ワートリ】加古望の強さ
射手ランク3位の実力者
加古は二宮・出水に次ぐシューターランク3位の実力者。
火力戦となったガロプラ編でも主力として活躍している。
特徴的なのがトリオンキューブが球状であること。
通常シューターはキューブを立方体で分割するのだが、加古の場合は元が球体であり、そこから千切れるように分割していくのだ。
これは角錐で分割している二宮同様、威力や弾丸の数を細かく調節するためなのだろう。
ハウンド(改)のカスタム機能がどこまで影響しているのか今のところ分からないが、立方体以外の形で割るのは高い技術が必要である。
ファントムばばあ!?
加古は先述したようにA級特典のトリガーカスタムを存分に活用したセットが特徴で、チームとしても試作・改造トリガーを組み込んだ戦略を練っている。
炒飯作り同様、加古の好奇心と向上心、独創性が発揮されているのだ。
そして加古について気になるのが、影浦に「ファントムばばあ」と呼ばれていること。
どうやら加古の戦闘スタイルにムカついてそう呼んでいるらしい。
「ハウンド(改)」「タイマー(試作)」「テレポーター(試作)」のセットに加え、チーム内にトラッパーがいることを考えると確かにファントム(幻影)感がある。
一体どんな戦闘スタイルなのか、加古の本気の戦闘が楽しみだ。
ちなみに加古は影浦のことをナメているため(A級時代影浦は加古のカモだった)、「ファントムばばあ」という呼び名にも腹を立てていないそう。強い。
元・A級1位東隊
加古はかつてA級1位に君臨していた第1期東隊のメンバーである。(メンバーは東・二宮・加古・三輪・月見)
鋭い洞察力も東のもとで鍛えられたのだろう。
元チームメイトかつ同い年の二宮とは“才能ある人間”が好きという共通点があるのだが、二宮が「部隊を形作る一片」としての才能を好んでいるのに対し、加古は「個人で光を放つタイプ」を好んでいるので、いまいち気は合わないらしい。
またランク戦で東隊のMAP選択に対して慎重になっている二宮を「まだまだね」と評したり、ガロプラ戦で二宮に指揮されるのを嫌ったりと二宮に対して厳しい言動が多いが、仲が良いゆえと言えるのかもしれない。
加古は風刃の適合者
加古は黒トリガー「風刃」の適合者の1人として、風間・三輪・嵐山・木虎・佐伯・片桐・一条・弓場・村上・生駒と共に名を連ねている。
トリッキーな戦術が得意そうなファントム加古であれば、風刃の性能も柔軟に取り入れられそうなので、いつか加古風刃も見てみたいものである。
【ワートリ】加古望の作中での活躍
大規模侵攻編：遅れて参戦(81話)
大規模侵攻編で加古隊は、小南と嵐山隊がいる基地南西部の援護に到着。
参戦が遅れ、ほぼ戦の終わりかけにやってきたのは、オフで加古がドライブに行っていたからだ。
ランク戦4日目・夜の部の解説(110話～)
B級ランク戦ROUND4夜の部、二宮隊vs影浦隊vs玉狛第二vs東隊の解説を風間と一緒に担当する。(実況：綾辻)
東隊が選んだ「雪」の設定をすぐに小荒井の案だと見切り、慎重になっている二宮に対して「そんなことも見抜けないんじゃまだまだね」とコメントした。
また試合日がバレンタイン翌日ということで、実況の三上と解説の風間にチョコを渡すという気遣いも見せていた。
そしてこの試合で遊真という新たな「K」を見つける。
遊真を勧誘(121～123話)
というわけで翌日廊下で遭遇するや否や、さっそく遊真を勧誘。
すでに玉狛第二として活躍していることも気にせず誘うところが加古の強さである。
遊真に断られるのも想定済みの強引スカウトであったが、結局連れて行くことはできなかった。
ガロプラ迎撃に参加(126話～)
ガロプラ急襲時、基地外でトリオン兵を迎撃する地上のガンナー組に途中から合流し、射撃戦の主力として迎撃・撃破に貢献。
二宮との仲の良さ(?)も窺えた。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で加古はA級隊員として審査に回る。
事前の予想では臨時隊長として選ばれた北添について、慕われる性格だが隊長としては優しすぎる気がするという懸念点を挙げていた。
【ワートリ】加古望の名言
「あなた、うちの部隊に入らない？」(121話)
【ワートリ】加古望の担当声優
アニメで加古の声を担当しているのは渡辺美佐さん。(1964年4月30日生まれ・東京都出身・青二プロダクション所属)
- 追手内伊八代
「とっても!ラッキーマン」 - ネフェルタリ・ビビ〈ミス・ウェンズデー〉
「ONE PIECE」 - 浜崎みち子
「釣りバカ日誌」 - 間宮リナ
「ひぐらしのなく頃に」 - 紅峰
「夏目友人帳」 - ノーザ/北那由他
「フレッシュプリキュア!」
まとめ
加古望はA級のガールズ部隊・加古隊を率いる隊長であり、ボーダーNo.3シューター。
セレブオーラをもつマイペースな人柄であり、独自のセンスで見出す才能と炒飯レシピは注目だ。
また何といっても「ファントムばばあ」たる戦闘スタイル披露が大きな楽しみである。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。