黒江双葉(くろえふたば)はボーダー本部所属A級加古隊のアタッカー。
千佳よりも幼い中学1年生でありながらすでにA級隊員を務めるエリートである。
それでは黒江はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】黒江双葉の特徴とプロフィール
黒江双葉(くろえふたば)はふわふわとボリュームのあるツインテールが特徴の小柄な少女隊員。
隊服はショートパンツスタイルであり、コミックス15巻カバー折り返しでカラーの全体絵が描かれている。
武富(2つ上)・緑川(1つ上)と同じ中学。
初登場 | 第81話(名前だけ第43話に初登場) |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 13歳(中学生/三門市立第四中学校) |
誕生日 | 11月30日・くじら座 |
身長 | 142㎝ |
血液型 | B型 |
家族 | 祖父、祖母、父、母 |
好きなもの | 白玉あんみつ、みかん、ランク戦で勝つこと |
主な呼び名 | 黒江ちゃん |
【ワートリ】黒江双葉の人柄・性格
黒江双葉は千佳の1歳下ながらすでにA級部隊に所属する最年少のA級隊員。
しかし年齢を感じさせないクールな性格で、犬っころ系の緑川(1歳上)と比べて愛想はあまり良くない。
言動も辛口だが振る舞いはしっかりしており、先輩たちには敬語を使い、ちゃんと挨拶をする礼儀正しい性格だ。
ただし木虎(年下には慕われたい)に対しては何故かいつも態度が冷たい。
好きなものには太刀川や緑川と同じ「ランク戦で勝つこと」を挙げている。
好戦的というよりは向上心の表れのように感じる。
B級ランク戦ROUND2の観戦時のように、疑問に思ったことがあればすぐに先輩に教えを乞う素直さを持っているからだ。
また、負けず嫌いでもあるのだろう。
ちなみに個人ランク戦ではサブトリガーのスコーピオンを練習し始めた犬飼をボコったらしく、以来仲良くなったそうだ。
【ワートリ】黒江双葉の所属・装備
黒江双葉はA級加古隊のアタッカー。
加古隊は加古望(シューター)、黒江双葉(アタッカー)、喜多川真衣(トラッパー)、小早川杏(オペレーター)のガールズ4人部隊だ。
黒江は弧月使いのアタッカーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
韋駄天(試作) | 弧月 |
FREE | 魔光(試作) |
シールド | シールド |
バッグワーム | 旋空 |
【ワートリ】黒江双葉の強さ
入隊時から見せたセンス
黒江は入隊指導の対近界民戦闘訓練にて「11秒」の記録を叩き出した。
これは先輩である木虎・緑川の記録には及ばなかったものの、年齢的にも非凡な記録であり、入隊時から卓越した戦闘センスを持っていたことが窺える。
ボーダー屈指の機動力
黒江の強みは機動力。
同じく俊敏な緑川に比べれば低いものの、それに次ぐ遊真や小南と並ぶボーダートップクラスの機動力を誇る。
対し防御・援護や戦術面がまだまだといったところ。
特に戦術面に関しては、ランク戦で玉狛が行った地形戦の効果が分かっていなかったり、ガロプラ戦で自分の立ち回りに気づけず躍起になって戦おうとしたりと未熟な面が目立つ。
ただし黒江は疑問をすぐに解消する姿勢や人の言葉を受け入れる素直さを持っているので、これからどんどん強くなっていくだろう。
試作トリガー「韋駄天」
黒江の機動力を上げているのが試作段階のトリガー韋駄天である。
詳細は明らかにされていないが、恐らく韋駄天は予め設定した軌道上を、意識が追いつかないレベルの速度で移動するオプショントリガー。
起動中は帯電したようなエフェクトがかかり、弧月の斬撃と合わせて相手が防御不可能なほどの高速攻撃を生み出す。
ただし設定した軌道上にブレードを置かれると回避できないなど、対応されるとカウンターを受けやすいのでやはりまだ改良が必要な試作といったところだ。
しかしこの「韋駄天」に加え、まだ詳細が明らかになっていない「魔光」、そしてチームにトラッパーがいることなどから、加古と同じく幻影的な戦闘スタイルが想像される。
いや弧月を背負っている姿を合わせると、作者のいう「忍者ガール」がまさに黒江の戦闘スタイルだと思われるので、チームとしての本格戦闘シーンが楽しみだ。
【ワートリ】黒江双葉の作中での活躍
大規模侵攻編:遅れて参戦(81話)
大規模侵攻編で加古隊は、小南と嵐山隊がいる基地南西部の援護に到着。
参戦が遅れ、ほぼ戦の終わりかけにやってきたのは、オフで加古がドライブに行っていたからだ。
疑問は即解消で成長(91話)
B級ランク戦ROUND2・荒船隊vs諏訪隊vs玉狛第二を観戦。
終了後に黒江は、東が評価した玉狛の作戦の効力がいまいち分からず、率直に「クガって人が強かっただけでは?」と米屋に疑問を投げかけた。
隣にいた古寺によって、玉狛が行った地形戦の意味、「地形を使って相手を動かす」という地形戦の真髄、そしてそれを玉狛がいかに練ってきたかが語られ、黒江は納得。
こうして疑問が生じたらすぐに教えを乞う素直さが、黒江を成長させ続けているのだ。
ガロプラ迎撃に参加(126話~)
ガロプラ急襲時、基地外でトリオン兵を迎撃する地上のガンナー組に合流し、射撃戦を援護する。
ヨミが操るアイドラが出現すると、木虎と共に対応に向かい「韋駄天」で高速撃破。
新たに出現したアイドラも撃破に挑むが、ヨミに「韋駄天」の動きを読まれ大ダメージを負う。
「まだ動ける」と躍起になっていると、木虎に「私たちの役割は撃破ではなくこの相手を“おさえること”」だと諭され、動きを変えて改めて皆が射撃戦に集中できるよう尽力した。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で黒江はA級隊員として審査に回る。
事前の予想では南沢のうるささと菊地原のサイドエフェクトの相性の悪さを懸念していた。
また遠征選抜試験編では加古隊メンバーと一緒にいるので、これまで見てきたツンツンしたイメージとはやや違う黒江のリラックスした表情が見られる。
【ワートリ】黒江双葉の名言
「平気です!次は失敗しません!」(130話)
【ワートリ】黒江双葉の担当声優
アニメで黒江の声を担当しているのはゆかなさん。(1975年1月6日生まれ・千葉県出身・シグマ・セブン所属)
- 野山あずさ
「あずきちゃん」 - 雪城ほのか/キュアホワイト
「ふたりはプリキュア」 - 虎徹勇音
「BLEACH」 - C.C.
「コードギアス反逆のルルーシュ」 - しらほし
「ONE PIECE」 - ケール ほか
「ドラゴンボール超」
まとめ
黒江双葉はA級加古隊のアタッカーであり、最年少A級隊員。
小柄で可愛い姿にクールな人柄を併せ持ち、俊敏な戦闘スタイルで敵を討つ忍者ガールだ。
13歳という年齢上未熟な面もまだあるが、素直な向上心で伸びしろ十分な若手アタッカーであり、今後の成長に期待しかない。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。