【ワールドトリガー】古寺章平(こでらしょうへい)徹底まとめ！戦況分析に長けた秀才スナイパー！【キャラ図鑑】

古寺章平(こでらしょうへい)はボーダー本部所属A級三輪隊のスナイパー。
三輪隊の中では最年少でありやや頼りないが、遠征選抜試験を経てリーダーの資質が開花しつつある注目株である。

それでは古寺はどんな人物なのか徹底解説していく。

【ワートリ】古寺章平の特徴とプロフィール

古寺章平(こでらしょうへい)は前髪を立てた短髪に黒縁メガネが特徴。

コミックス24巻カバー折り返しでカラーの全身絵が描かれている。

高校では進学校で、染井と同じクラス。

【ワートリ】古寺章平の人柄・性格

古寺章平は素直で真面目な性格。
進学校で学年トップを取るほどの成績を誇り、ボーダー内でも木虎と並んでトップという優秀ぶり。

データ収集・分析が好きな性格がボーダー活動にも活かされており、戦術理解・戦況の解析などに長けている。

そうした古寺の人柄を評価し、遠征選抜試験の事前アンケートで歌川に「勉強家で信頼できる」として“一緒に行きたい”と名を挙げられていた。

近界民に家を壊された過去があるため、三輪ほどではないもののそれなりに近界民を恨んでいるという。

三輪隊に入ったのは一番後であり、チームがA級に昇級してから加入。
三輪隊の中では最年少のため戦闘で冷や汗をかくことも多く、やや頼りない印象だが、どうやら責任がかかる立場の方が力を発揮するタイプだったようで、臨時隊長となった遠征選抜試験でリーダーとしての資質が開花しつつある。

また古寺は宇佐美に憧れている。
解説を褒められ頬を赤らめて喜んだり、宇佐美からヘッドロックをされている菊地原を羨んだりと、異性として好意を抱いている様子が窺えつつ、遠征選抜試験の事前アンケートで「技術も人格も優れている」と宇佐美の名を挙げるなど敬意も窺える。

今後も宇佐美と接する古寺の表情が楽しみだ。

【ワートリ】古寺章平の所属・装備

古寺章平はA級三輪隊のスナイパー。

古寺はイーグレットメインの使い分け派スナイパーで、同隊であり師匠の奈良坂と同じトリガーセットである。

【ワートリ】古寺章平の強さ

奈良坂の弟子

古寺の師匠はボーダーNo.2スナイパーであり同隊の先輩である奈良坂。
とはいえ古寺は捕捉＆掩蔽訓練で9位であるなど、スナイパーとしてはまだ発展途上といったところ。

しかし師匠が同隊であるがゆえに実戦でも学びを得られているので、これからもっと伸びていくのだろう。
同い年に佐鳥・半崎・太一と優秀なスナイパーが揃い、切磋琢磨していけるのも良い環境だ。

分析型スナイパー

スナイパーとしてはまだまだだが、古寺はデータ収集・分析を好んでいるだけあって戦術理解度が高く、戦況の解析に長けている。
大規模侵攻時にはミラの立ち振る舞いを見て、その目的が基地破壊ではなく狙撃をさせないことだと見切っていた。

特に地形戦への理解が深く、B級ランク戦ROUND2では黒江に問われ、分かりやすく地形戦の真髄を説いた。

ちなみにこうした戦術の知識は、独学と月見の指導で得たものである。

【ワートリ】古寺章平の作中での活躍

遊真を襲撃(14話～)

三輪隊として近界民である遊真を襲撃し、三輪と米屋を奈良坂と共に遠方から援護した。
ただし奈良坂が遊真の右手を奪えたのに対し、古寺は当てられなかったことから、狙撃手ランク2位の奈良坂との実力差が窺えた。

黒トリガー争奪戦に参加(27話～)

城戸の命令により遊真の黒トリガーの確保任務に参加。
太刀川・風間隊・奈良坂と共に迅と交戦するが、迅のサイドエフェクトの前に弾が当たらず苦戦する。

大規模侵攻編：二級戦功(73話～)

大規模侵攻編では奈良坂・当真・冬島と共に、基地を攻撃するラービットを本部基地屋上にて撃退。
ハイレイン崩しにも参加した。

論功行賞では奈良坂・当真と共に二級戦功を獲得。

ランク戦2日目で地形戦を説く(91話)

B級ランク戦ROUND2夜の部、荒船隊vs諏訪隊vs玉狛第二の試合を観覧室で観戦。

「玉狛の作戦勝ち」という東の評価に対し「クガって人が強かっただけでは？」という疑問を持った黒江に、玉狛の地形戦の意味とそれをいかに練ってきたかを解説・東が補足する余地がないほど簡潔にわかりやすく説明した。

その後、宇佐美にその解説を褒められ赤面する。
しかし菊地原が宇佐美にヘッドロックをかけられているのを目の当たりにし、羨ましさに「褒められたことだけ覚えて帰ろう…」と涙を流すこととなった。

ガロプラ迎撃に参加(124話～)

ガロプラ急襲時、狙撃班の1つとしてレイジ・奈良坂・佐鳥・日浦と共に屋上から迎撃し、防衛に貢献した。

【ワートリ】遠征選抜試験は6番隊隊長

遠征選抜試験で古寺は6番隊(六田・奥寺・三浦・木虎)の隊長となる。

古寺は長時間戦闘試験を見据えて「機動力の高いメンバー」を選んだ。
トリオンが全部隊で最も低そうではあるが、機動力の高さに加えA級2人というチームとなっていて対応力もありそうだ。

また古寺は協調性の高さもトップクラスだと考えており、第1試験の閉鎖環境試験にも自信を持っている。

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気になったらすぐにデータ収集

閉鎖環境試験1日目、特別課題が出されると古寺は議論が長引かないよう時間を制限するという効率重視の方針を示す。

しかしその日の個人成績表を見た古寺は「A級評価」の付けられ方が気になった。
すると古寺は他チームの隊長たちに電話をかけて情報を集め、原因を模索・分析して、議論の少なさが原因だったのではないかと気づく。

もしそうなら遅くなるほど取り返しがつかなくなると悩んだ結果、古寺は皆の後押しもあり「積極的に意見を出し合う」という方針へ転換した。
気づき・情報収集・分析・柔軟な対応と、古寺らしいリーダーシップを見せたと言える。

ちなみに悩んだ姿を加古からは「迷いが顔に出すぎ」とマイナスを付けられたが、喜多川からは「皆のことを考えている」と評価された。

初日のスコア最高得点

24巻巻末にて初日のスコアが明かされたが、古寺は1人だけ500点越えで全隊員トップの成績であった。

その中の個々の課題である共通課題が400点超えしたのも全部隊で古寺と木虎だけ。
学力の高さが並んでボーダートップである木虎と共にしっかり実力を発揮したということだ。

あくまでも1位を目指す

閉鎖環境試験は終始水上9番隊にリードされ、古寺6番隊はずっと2位に収まっていた。
しかし古寺はあくまでもトップを狙っていた。

すると3日目、古寺はライバルとなる水上9番隊・二宮8番隊に勝つために(諏訪に唆されてではあるが)諏訪7番隊と共同戦線を張ったほか、5チームに対して水上・二宮隊のデータを送り、翌日の戦闘シミュレーション演習で結果を出す。

そしてそうした「結果を出すこと」へのプライドと素直さを上層部に評価された。

また古寺6番隊は「仕事時間」以外に分担課題を進めていくという、いわば進捗の操作を行い、最終日での逆転を狙っていた。
課題に尽力するだけでなく、1位を獲るための策をしっかり講じていたのである。

開花しつつあるリーダーシップ

閉鎖環境試験の課題や傾向を分析しながら、あくまでも1位を狙って部隊を率いる古寺を見て、月見は「責任がある立場の方が力を発揮するタイプだった」と気づく。

確かに三輪隊ではやや頼りない印象だったが、明確な方針で部隊を率いる遠征選抜試験での佇まいは堂々としたものだ。

奈良坂も月見の意見に同意し、「あいつはいずれ自分の部隊を持つことになるんでしょうね」と嬉しそうであった。

【ワートリ】古寺章平の名言

「“地形を使って相手を動かす”これは地形戦の基本であり真髄なんだ」(91話)

【ワートリ】古寺章平の担当声優

アニメで古寺の声を担当しているのは高戸靖広たかとやすひろさん。(1968年1月23日生まれ・岡山県出身・青二プロダクション所属)

まとめ

古寺章平はA級三輪隊のスナイパーであり、三輪と米屋が追い込んだターゲットを師匠の奈良坂と共に狙い撃つ。

冷や汗をかく場面が多く三輪隊の中では頼りない印象であったが、遠征選抜試験を経て少なからず落ち着きを手に入れそうなので今後の変化が楽しみだ。

また奈良坂の言うように古寺が自分の部隊を持つことになったら、持ち前の戦況分析力を活かした東隊のような戦術に精通した部隊になりそうだなと想像していたい。

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