緑川駿(みどりかわしゅん)はボーダー本部所属A級草壁隊のアタッカー。
はじめはいけすかない登場をしたが、そのエピソードが終わってみれば迅の周りを跳ねまわる子犬のような可愛いキャラであった。
本記事はそんな緑川の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】緑川駿の特徴とプロフィール
緑川駿(みどりかわしゅん)はところどころ跳ねた無造作な茶髪の小柄な少年。
普段は隊服ではなく白いジャージに換装していることが多く、その姿がコミックス5巻のカバー折り返しにてカラーで描かれている。
白いジャージは練習着的なものであり、首元に下げたゴーグルも合わせて、大好きな迅のような「風感」を意識しているらしい。
桜子(1つ上)・黒江(1つ下)と同じ中学。
| 初登場 | 第10話(本格的な登場は第39話) |
| ポジション | アタッカー |
| 年齢 | 14歳(中学生/三門市立第四中学校) |
| 誕生日 | 10月20日・みかづき座 |
| 身長 | 157㎝ |
| 血液型 | O型 |
| 家族 | 祖父、父、母 |
| 好きなもの | 焼肉、ランク戦で勝つこと、迅さん |
| 主な呼び名 | 緑川、駿 |
【ワートリ】緑川駿の人柄・性格
緑川駿は千佳・出穂・巴・ユズルという逸材揃う学年の1人であり、その中で最も強いA級上位部隊の隊員である。
かつて近界民に遭遇したところを迅に助けられてボーダーに入隊したという経緯を持ち、以来熱烈な迅ファン。
迅が好きすぎるため、玉狛に転属した修に嫉妬して貶めようとした。
そのように精神的に幼い一面があるものの、遊真に戦闘を通じて咎められた後にはしっかり謝罪できる素直さも持つ。
またその戦闘の中で遊真との力の差を受け入れるような度量もある。
結局、根は良い子であり、年上でも平気で「木虎ちゃん」と呼ぶなど生意気ながらもフレンドリーな性格も相まって先輩たちからは可愛がられている。
【ワートリ】緑川駿の所属・装備
緑川駿はA級草壁隊のアタッカー。
草壁隊は草壁早紀(オペレーター)、緑川駿(アタッカー)、佐伯竜司(アタッカー)、里見一馬(ガンナー)、宇野隼人(スナイパー)の5人部隊だ。
緑川はスコーピオン使いのアタッカーである。
| サブトリガー | メイントリガー |
|---|---|
| スコーピオン | スコーピオン |
| グラスホッパー | グラスホッパー |
| シールド | シールド |
| バッグワーム | FREE |
【ワートリ】緑川駿の強さ
入隊時から見せたセンス
緑川は入隊指導の対近界民戦闘訓練にて「4秒」の記録を叩き出した。
これは後に遊真とヒュースに越されるまでは最速記録であり、入隊時から非凡な戦闘センスを持っていたことが窺える。
1年でマスタークラスどころか
それからまだ1年くらいしか経っていないが、緑川はすでにマスタークラスのアタッカー。
それどころか個人ポイントは10000点手前(93話時点で9721)である。
現在10000点超えアタッカーは7人のみと言われているが、それに次ぐほどの実力者ということだ。
個人ランク戦好きであり、多くの仲間たちと切磋琢磨しながらポイントを伸ばしているという経験値も大きい。
ボーダー随一の機動力
緑川の強みはボーダートップクラスを誇る機動力である。
BBF(公式ガイドブック)によれば同じく小柄で素早さが強みの遊真や黒江よりも機動力の値が高い。
グラスホッパーを使用した超立体戦闘が緑川の得意とするところであり、全方位に張り巡らせたグラスホッパーを高速で跳ねまわり相手を翻弄する乱反射は右に出る者のいない緑川の戦闘スタイルだ。
遊真にグラスホッパーを教えたのも緑川である。
絶賛急成長中！
緑川は米屋曰く「覚えた芸を見せたくて仕方ねー犬っころの動き」であり、数々の戦場で鍛えられてきた遊真の淡々とした動きに比べればまだまだ未熟であった。
遊真も緑川の動きは「動物として見た方がいい天然系」とし、やはり犬っころの印象。
すると緑川は遊真との対戦を経てその差を受け入れ、後の大規模侵攻での対ランバネインでその教訓を活かした戦いをしてみせた。
柔軟な吸収力も緑川の強みであり、日々ぐんぐんと成長中なのである。
また消火器を煙幕に使用したりランバネインの傲りの隙を突いたりと、格上相手でも落ち着いて立ち回る冷静さも持ち合わせている。
実に今後が楽しみなボーダー期待の若手だ。
【ワートリ】緑川駿の作中での活躍
修に絡む(39話)
迅の誘いで玉狛支部に転属した修に嫉妬し、模擬戦を持ち掛けて大衆の面前でボコボコにして恥をかかせようとした。
しかしその様子を見た遊真に逆にボコボコにされ、自分の未熟さに気づき改心。
遊真とランク戦仲間となる。
ちなみに修本人は嫌がらせだったことに気づいていなかった。
大規模侵攻編：一級戦功(58話～)
大規模侵攻時は非番だったため、出水＆米屋と共に途中から参戦。
B級合同部隊と連携しながらランバネイン撃破に貢献した。
1人になったところをランバネインに狙われたが、消火器を煙幕にする機転と、左足を奪いグラスホッパーで翻弄する技術を見せている。
その後はC級隊員たちを連れて基地を目指す修たちの援護に駆けつける。(67話～)
新型ラービットを相手取っていたが、現れたハイレインの黒トリガー『卵の冠』でキューブ化されそうになり、やむなくベイルアウトした。
論功行賞では出水＆米屋と共に一級戦功を獲得。
ランク戦2日目・夜の部の解説(88話～)
B級ランク戦ROUND2夜の部、荒船隊vs諏訪隊vs玉狛第二の解説を東と一緒に担当する。(実況：武富)
遊真が自分の教えたグラスホッパーを使ってさっそく点を取ったのを見て誇らしげであった。
試合後は東の総評に同意しつつ、笹森が修を狙っていれば諏訪隊がもう1点取れたかもしれないと考えていた。
ガロプラ迎撃に参加(125話～)
ガロプラ急襲時、敵トリオン兵が送り込まれた屋上に駆けつけ、狙撃手組を守り切った。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で緑川はA級隊員として審査に回る。
一緒に審査中の佐伯のリアクションと声がデカいため、年下の緑川の方が落ち着いて見えるのが面白い。
【ワートリ】緑川駿の名言
「迅さん！迅さん！迅さん！迅さん！」(41話)
【ワートリ】緑川駿の担当声優
アニメで緑川の声を担当しているのは森下由樹子さん。（6月15日生まれ・東京都出身・青二プロダクション所属）
- シャーロット・ドラジェ ほか
「ONE PIECE」 - ゾイレー ほか
「ドラゴンボール超」 - 紅紐 ほか
「夏目友人帳」 - 冠座のカティア
「聖闘士星矢 セインティア翔」 - クリス
「BEM」
まとめ
緑川駿は14歳ながらすでにマスタークラスを誇る実力でこれからのボーダーを牽引していく玉狛第二と同世代の若手アタッカー。
まだまだ子犬のように幼い部分はあるものの、抜群の技術とセンスに計り知れない伸びしろを備える、今後が楽しみな隊員である。
また、わりと序盤に登場して以来だいぶ時間がかかったがようやくA級草壁隊のチームメイトも登場したので、チーム戦闘における緑川も今後楽しみにしていたい。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。