米屋陽介(よねやようすけ)はボーダー本部所属A級三輪隊のアタッカー。
隊長の三輪と共に超序盤から登場したボーダー隊員であり、『カチューシャ』『槍使い』『…と思うじゃん?』という個性は誰もが周知するところである。
それでは米屋はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】米屋陽介の特徴とプロフィール
米屋陽介(よねやようすけ)は前髪をカチューシャ(戦闘体ではヘッドセット)で上げた黒髪と切れ長の目が特徴。
隊服は動きやすさのためチームで1人だけ半袖にアレンジしており、右胸にお気に入りの缶バッジ(リリエンタール)を3つ付けている。
玉狛の宇佐美とは従姉弟。
林藤陽太郎は「陽」仲間であり、陽太郎が本部に来た際に面倒を見ることもある。
高校では出水と同じクラス。
初登場 | 第2話 |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 17歳(高校生/三門市立第一高等学校2-B) |
誕生日 | 11月29日・くじら座 |
身長 | 175㎝ |
血液型 | B型 |
家族 | 祖母、父、母、犬(黒柴) |
好きなもの | 飲み物、戦闘、犬 |
一番好きな飲み物 | カレーもしくはラーメンを食べた後に飲むお冷や |
主な呼び名 | 陽介 |
【ワートリ】米屋陽介の人柄・性格
米屋陽介は明るく社交的な性格。
初対面の相手ともフランクに接し、後輩の面倒見も良く、クソガキ様のお守りもする。
他の三輪隊メンバーと違い近界民侵攻の被害を受けていないため近界民に対する憎悪もなく、遊真に対しても初めからフレンドリーであった。
無類のバトル好きでもあるため、遊真に関してはむしろ“強いバトル相手”に出会ったという感じで嬉しそうであり、初対戦後すぐに「今度は仕事関係なしで勝負しよう」と持ち掛けていた。
そしてその後たびたび遊真を個人ランク戦に誘うが、タイミングに恵まれず悉く叶っていない。
高校で同じクラスの出水とは公私ともに仲が良く、互いに「弾バカ」「槍バカ」と呼び合う間柄。
「迅バカ」の緑川も合わせてA級3バカである。
ちなみにこの「バカ」には親しみと尊敬が込められていると思うが、実際に米屋は学力も残念。
BBF(オフィシャルデータブック)によると下に遊真と陽太郎しかおらず、仁礼と並んで実質ボーダー最下位なのだ。
反面、生身の運動能力はボーダー内でも高い方である。
また好きなものに「戦闘」と並んで「飲み物」とあるように、作中では飲み物を持っている場面が多い。
【ワートリ】米屋陽介の所属・装備
米屋陽介はA級三輪隊のアタッカー。
三輪隊は三輪秀次(オールラウンダー)、米屋陽介(アタッカー)、奈良坂透(スナイパー)、古寺章平(スナイパー)、月見蓮(オペレーター)の5人部隊だ。
米屋は槍型孤月を使うアタッカーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
FREE | 弧月(改):槍弧月 |
FREE | 幻踊 |
シールド | シールド |
バッグワーム | 旋空 |
【ワートリ】米屋陽介の強さ
ボーダー唯一の槍使い
米屋の戦闘スタイルの特徴は、ボーダー唯一の「槍」使いであることだ。
この槍は弧月をA級特典で改造したもの。
米屋はボーダーの中でもトリオンが低い方(木虎と同じ「4」)であったため、“孤月は刃部分よりも持ち手の部分の方が構築のためのトリオンのコストが低い”という点に着目してチーフエンジニアと一緒に考え作るに至ったのだ。
持ち手を長くすればトリオン能力が高くなくても長いリーチを手に入れられるという発想である。
柄が伸び縮みするように改良してもらったため、狭いところでも戦闘が可能。
さらに米屋は弧月用オプショントリガー「幻踊」や「旋空」もセットしているため、刃部分を自在に変形させて相手の虚をつく戦闘を展開する。
師匠はいない
米屋に師匠はいない。
バトルジャンキーだけにしょっちゅう個人ランク戦をしており、ライバルたちとの切磋琢磨で強くなってきたのだ。
B級ランク戦もよく観戦しているので、あらゆる情報を戦闘に活かしているのだろう。
遊真と緑川の実力差に気が付くなど、戦闘経験値が高いからこそ洞察力も高い。
バトルが好きだからこそ1対1にこだわりを持っており、初めて人型近界民(遊真)と接触した際も嬉々として1対1でやりたがっていた。(三輪に怒られた)
1対1が好きではあるが、戦闘経験の多さと社交的な人柄ゆえか柔軟性があり、チームメイトはもちろん他隊の隊員たちとの連携力も高い。
また大規模侵攻時にはC級隊員の狙撃隊をつくり率いるといった指揮力も見せていた。
1万点越え間近
米屋の個人ポイントは弧月9825。(93話時点)
ボーダーにまだ数少ない1万点超えのアタッカーとなる日も近いだろう。
米屋はスコーピオンのポイントも8545とマスタークラス。(40話時点)
現在スコーピオンはセットしていないので、槍弧月を作るまで使っていたのかもしれない。
【ワートリ】米屋陽介の作中での活躍
遊真を襲撃(13話~)
修を見張っていたところでレプリカの存在を確認し、三輪と共に有無も言わさずトリガー起動。
初めての人型近界民(遊真)との戦闘を楽しむ。
そのまま三輪隊全員で遊真を狙うも、三輪の鉛弾をコピーした遊真の『印』で拘束され、負けを認めた。
近界民に対して三輪のような憎悪はなく、純粋にバトルを楽しむ様子が窺えた。
黒トリガー争奪戦vs木虎(26話~)
城戸の命令により遊真の黒トリガーの確保任務に参加し、出水・三輪と共に嵐山隊と交戦する。
米屋は居場所の割れた佐鳥をターゲットとして、それを阻止するべく追ってきた木虎と対峙。
屋内戦となったことで木虎のワイヤー戦法に敗北するが、ベイルアウト前に木虎を屋外へ引っ張り出して射撃の的にし、ただでは退場しないバトル野郎の機転を見せた。
大規模侵攻編:一級戦功(58話~)
大規模侵攻時は非番だったため、出水&緑川と共に途中から参戦。
B級合同部隊と連携し、最後はとどめ役となりランバネイン撃破に貢献した。
その後はC級隊員たちを連れて基地を目指す修たちの援護に駆けつける。(第67話~)
対ハイレイン戦ではガイストを起動した烏丸の援護、烏丸と修に代わりC隊員たちの避難援護、C級スナイパーを指揮して味方の攻撃援護など様々に活躍。
重傷を負った修を医務室に運んだのも米屋である。
論功行賞では出水&米屋と共に一級戦功を獲得した。
ガロプラ迎撃に参加(125話~)
ガロプラ急襲時には三輪と共に、基地外から屋上にトリオン兵を送り込んでいたコスケロを発見し対峙する。
コスケロのトリガー『黒壁』に片手片足が封じられるも、同じく“さわっちゃダメ系”のハイレインの『卵の冠』と戦った経験を活かし、建物を崩しながら対応。
そうして屋上に誘導し時間を稼ぎつつ、迅の『風刃』の一撃に繋げた。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で米屋はA級隊員として審査に回る。
閉鎖環境試験中はチームメイト古寺が隊長が務める6番隊を中心に、三輪と意見を交わしながら楽しそうに見ている。
【ワートリ】米屋陽介の名言
「「こりゃいける」…と思うじゃん?メガネボーイ」(93話)
【ワートリ】米屋陽介の担当声優
アニメで米屋の声を担当しているのは岸尾だいすけさん。(1974年3月28日生まれ・三重県生まれ愛知県育ち・青二プロダクション所属)
- 破天荒 ほか
「ボボボーボ・ボーボボ」 - 柚木梓馬、水嶋新
「金色のコルダ」 - ロキ 《レオ》 ほか
「FAIRY TAIL」 - 平和島幽
「デュラララ!!」 - 手嶋純太
「弱虫ペダル」 - 是国竜持
「B-PROJECT」
まとめ
米屋陽介はA級三輪隊のアタッカーであり、槍型の改良弧月を駆使した変幻自在の戦闘スタイルが特徴。
トリオン能力が高くないからこそのあらゆる工夫が見え、「と思うじゃん?」と飄々と相手の意表を突いていく戦い方が面白い。
バトルジャンキーだからこそ個々の戦闘にも他者との連携にも長けており、戦場での臨機応変な動きは必見だ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
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