『ワールドトリガー』最新話ネタバレ239話 各隊のトリオン兵作り!観点の違いが面白い!【ワートリ】

ワートリあらすじネタバレ239話 あらすじネタバレ
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閉鎖環境5日目。
今日と明日は特殊戦闘シミュレーション演習が行われる。

特殊戦闘シミュではオリジナルのトリオン兵がユニットとして使われるとのことで、各隊は専用のソフト「トリオン兵つくーる」によってトリオン兵つくりを開始した。

基本的には自由に作成できるが、個々によって上限が違う作成コストや全チーム共通の部隊コストも設定されているので工夫が必要だ。
また戦術としても各チーム工夫を凝らした様々なトリオン兵がつくられそうなので楽しみである。

一体各隊どんなトリオン兵が完成し、それを用いたどんな戦闘シミュが行われるのだろうか。
さっそく各隊のトリオン兵制作の様子が描かれる。

本記事では第239話「遠征選抜試験㉟」の内容をまとめていく。

ワールドトリガー239話の見どころネタバレ

トリオン兵は専用ソフト「トリオン兵つくーる」によって行われる。
トリオン兵作りのルールなど概要が描かれた第238話もぜひ参考に。
⇒『ワールドトリガー』最新話ネタバレ238話 トリオン兵つくーるでトリオン兵をつくろう!

①王子2番隊のトリオン兵作り

恐竜型のトリオン兵を制作。
近界民のトリオン兵は三門市民にとって印象が悪いため、ボーダーのトリオン兵をつくるなら“味方”だとわかりやすくした方がいいだろうという考えだ。
味方としてのビジュアルが恐竜なところが恐竜好きの辻ちゃんらしい。

王子は小さい四角のトリオン兵を制作。
これは肩に“装備”し、自動で相手の隙を狙ってくれる射撃型トリオン兵だという。
他にも背中に装備して空を飛ぶ空中機動用トリオン兵などを制作していた。

これらは今回の戦闘シミュには使えない。
「戦闘シミュで使う」という課題の文言は方向性をもって制作しやすくするための運営側の配慮だと考えた王子は、将来的にはボーダー独自のデザインやアイデアが求められていくだろうと推測し、なかば趣味的なトリオン兵つくりをしていたのだ。(戦闘シミュ用には別でつくるつもり)

ちなみに生駒う〇こ型のトリオン兵を制作していたが、「空気が読めていないかも」と恥じて発表を自粛した。

②来馬5番隊のトリオン兵作り

来馬5番隊では小荒井がこの課題が得意そうだ。
小荒井はルールを分かりやすくかみ砕きながら皆をサポート。

それにより小佐野は飛行タイプのレーダー機を作ることに決めた。
何やら1人険しい表情をしている弓場も小荒井に手伝ってもらうことにする。

以下は来馬5番隊の会話の中で出たトリオン兵作りに関する補足情報。

補足情報

飛行タイプは「高さ」の分だけ余分に「射程」が必要
→射程が短い相手にはかなり強く、長い相手には弱い

地形を無視して移動できるが、行動力-5・回避-2と能力値がマイナス
→飛んでいるけど動きはノロい?
→コスト的に攻撃か守りか行動力のどれかを捨てる必要がありそう

飛行ユニットへの対策に狙撃ユニットが必要そう
→行動力や弾数を踏まえると狙撃ユニットより射程の長い射手ユニットが良さそう

逆に、射程が短い攻撃手ユニットの強みはコスパの良さである。

③柿崎3番隊のトリオン兵作り

柿崎3番隊ではこれまで顔が死んでいるシーンの多かった太一が別人になったように活き活きしてチームメイトたちをたじろがせていた。

太一が作ったのは戦地の救護活動用トリオン兵
逃げ遅れた人たちを助けるためのもので、人が数名乗れる大きさで、車では行けないような瓦礫道を通ることもできる。

もう1つはスナイパー騎乗用のトリオン兵
足が速いアタッカーからも、これに乗ればさっと距離を離せるというものだ。

太一の考えるトリオン兵

もちろんどちらも戦闘シミュには使えないので、王子の考えと同じ「将来的」なものになる。

ただ太一は、トリオン兵が戦闘メカのような印象がある中、近界では遠征艇のように“輸送車両”的な存在ではないのかと捉えており、そうした“何かを運ぶ”という性能から発想を広げていきたいのだと語った。

太一は3日目の特別課題にて1人だけ「トリオン兵を部隊に入れて戦う」と書いていた。
太一のことだからてっきりメカや怪獣的なノリで発想しているのかと思っていたが、戦力ではなく“人の役に立つ存在”と捉えていたのである。

④水上9番隊のトリオン兵作り

水上9番隊では逆に、照屋と樫尾の作ったトリオン兵が万能志向に偏ったものになっていた。

すると水上は、トリオン兵を使った今回の戦闘シミュに対する照屋樫尾の意見を促し、その考えをチームの方針として採用してトリオン兵つくりを再開した。

水上のリーダーシップ

その様子を見て、水上が“普通に隊長している”との感想を抱くモニター室の綾辻

片桐曰く、かなりワンマンだった昨日は「負け越しが前提」の戦闘シミュだったため、隊員への評価が下がらないように隊長主導で仕切っていた。
逆に今日は隊員主体で作戦を立てさせて“みんなの手柄”にするために、照屋と樫尾に発案を促しているのではと片桐は語る。

指示された方が迷わず動ける人間」と「自分で考えて動きたい人間」がいて、2人は後者ではないかということだ。
確かにランク戦ROUND6を見ても照屋は自分から進んで柿崎に作戦を提案していた。

⑤若村11番隊のトリオン兵作り

若村11番隊では、半崎が「合計コストを2,000以下にすることで引き分けを狙う」という案を提案していた。
ルールの抜け穴的な裏技であり、戦闘シミュを“負けなし”で切り抜けられることから若村も採用しかける。

が、戦闘シミュの得点配分の大きさを考慮した細井とヒュースから「目標が低すぎる」とダメ出しが入ってしまった。

ただし「相性が悪い相手には割り切って引き分けを狙うのも戦術の内だ」とヒュース。
他の下位部隊と組んで上位部隊の勝ち星を減らすのもいいと語った。

義理堅い若村に賛否

しかし上位=諏訪7番隊である以上、上位部隊の勝ち星を減らす作戦はできないと若村は言う。
この「恩を仇で返すわけにはいかない」という若村の考えには、モニター室でも賛否が起こる。

“否”は天羽で「ここでガツガツ行けないなら香取の援護がムダになる」という考えだ。
月見も「また重い判断を避けているように見える」と厳しい評価。

しかし嵐山は「今回はちょっと違う気がする」と“賛”寄りの見方をしていた。

⑥ヒュースの案

若村11番隊は引き分け狙いは最終手段として残し、勝ち星を増やす方向で考える。
するとヒュースがちゃんと案を持っていた。

ヒュースのアイデアは、飛行型トリオン兵を攻撃に使うこと。
ただし来馬5番隊のところで触れたように、射程が短い相手には一方的に強いが、必ず射程の長いユニットで対策されることが考えられ、何よりコスト的に「攻撃」か「守り」かどちらかに寄るのだ。

しかしヒュースは自分のトリオン量なら「火力と耐久を両立できる」と言った。

⑦ヒュースの案(本領)

飛行型ヒューストリオン兵なら、明確に分が悪いのは狙撃兵の大群くらい。
しかし相手の手が読めないならば、狙撃兵の大群を用意する部隊は少ないはずだ。

ということで一方的に蹂躙できる可能性は高い。
ならば勝ち点の高い明日の方がいい、明日には対策されてしまうのではないか、と若村が言うと、ヒュースはこれでいいのだと返した。

なぜなら明日相手が対策して狙撃型を増やしてくるなら、こちらはそれを対策すればいいのだ。
つまりヒュースが出したのは、相手の手が読めないなら相手の手を“誘導”すればいいという案なのである。

若村はこれを採用し、一同はそれに合わせたトリオン兵作りに着手する。

⑧勝つのは諏訪7番隊?

ヒュースの案には三輪と米屋も「短期戦の戦い方を知っているな」と感心していた。

三輪曰く、他部隊が新しいルールやシステムと向き合っている間に
歌川1番隊
北添4番隊
水上9番隊
若村11番隊
は、敵の“心理”を攻略しにかかっているようだ。

その上で、それでも勝つのは諏訪7番隊であると三輪は予想していた。

ワールドトリガー239話の名言

影浦雅人
「…いいじゃねーか。そのままやってみろよ太一」

ワールドトリガーネタバレ239話のまとめ

前回からトリオン兵つくりが始まったのだが、自由度が高いだけに、とりあえず作りたいものを作る部隊や、まず戦闘シミュの作戦の方向性を決めてからそれに合わせて作る部隊、遠征選抜試験の枠を超えて“ボーダーのトリオン兵つくり”をするタイプと様々な制作現場が見られた。

特に太一のトリオン兵に対する視点はとても納得というか盲点であった。
実用化されれば環境が大きく変わりそうな、素晴らしいアイデアである。
そして太一が元気になってよかった。

気になったのは何やら悩んでいるようであった弓場だ。
それこそヒュースの飛行型を倒すような狙撃兵の大群だったら怖いが、果たして各隊どんなトリオン兵と策をもってくるのか、三輪が注目している諏訪7番隊も含め早く見てみたい。

次回240話も他部隊の制作風景も見たくはあるが、特殊戦闘シミュが開始し、その中で各隊のトリオン兵と策が描かれていくのかもしれない。
そして気が早い話であるが、できれば今後のコミックスのおまけに全部隊の全トリオン兵を是非載せて欲しいものだ。

 
管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

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