【ワールドトリガー】菊地原士郎(きくちはらしろう)徹底まとめ！風間に見出された強化聴覚！【キャラ図鑑】

菊地原士郎(きくちはらしろう)はボーダー本部所属A級風間隊のアタッカー。
サイドエフェクトを持つ1人であり、その能力も人柄も一見地味ではあるが活躍ぶりは見ものである。

本記事はそんな菊地原の魅力を徹底解説していく。

【ワートリ】菊地原士郎の特徴とプロフィール

菊地原士郎(きくちはらしろう)は下がり眉のため眠たげな猫目に、耳下まで伸ばした茶髪が特徴。
髪を伸ばしているのは後述のサイドエフェクトの影響がある。

遠征選抜試験の臨時部隊・北添4番隊としてコミックス26巻の表紙に登場している。

高校は進学校で、チームメイトの歌川と同じクラス。

【ワートリ】菊地原士郎の人柄・性格

菊地原士郎はひねくれ者であり、口に出すのはだいたい憎まれ口。
図太い性格で、どんな相手に対しても、年上で隊長の風間であってもその毒舌は臆することがない。

その性格あってかあまり交友関係は広くないようで、時枝曰く、菊地原がチームメイト以外と1対1で話すところはあまり見ないという。

ただし意外にも好きなものは「仲間・友人」であり、しかも「会話した奴はだいたい友達」と基準は低いので、敵対する意図で憎まれ口を叩いているようではないらしい。
仲間思いであり、風間がエネドラに侮辱された際には静かに怒りの表情を見せていた。

また菊地原の辛辣な助言を素直に受け入れた修を少なからず気に入ったようで、その後連絡を取り合う仲となっており、遠征選抜試験の事前アンケートでは互いに“一緒に行きたい人”として選んでいた。

【ワートリ】菊地原士郎の所属・装備

菊地原士郎はA級風間隊のアタッカー。

菊地原はスコーピオン二刀流のアタッカーである。
トリガーセットは風間と同じ。

【ワートリ】菊地原士郎の強さ

近距離スピード型

風間隊は3人とも能力値が全体的に高く、卓越した技術と連携をもって近距離白兵戦を得意としている。

菊地原も機動・技術を中心に平均的に優れたパラメーターを誇り、且つトリオンが「8」とボーダー内でも比較的高い。
戦闘方法は風間・歌川と同じくスコーピオンを活かすスピード型だ。

さらに菊地原は後述のサイドエフェクトにより風間隊の戦術の要となっており、その強みもあって囮役もこなす。

風間に見出されたSE・強化聴覚

菊地原は「強化聴覚」のサイドエフェクトの持ち主。
強化聴覚はボーダーの基準で「C」ランクに分類される強化五感の一種であり、菊地原は常人の5～6倍の聴覚を持っている。

一言でいえば「耳がいいだけ」であり、しかも超人的なほどでもなく、菊地原自身はサイドエフェクトだと認定されない方が良かったとすら思っていた。
しかしある日、風間に「おまえの力が必要だ」と声を掛けられ、正隊員になると同時に風間隊に加入することになる。

すると風間隊は当時開発された隠密トリガー「カメレオン」を用いた戦術に菊地原のサイドエフェクトを活かし、他の追随を許さない圧倒的な勝率を上げるようになりA級へと駆けあがった。
風間隊が「隠密部隊」としてボーダーのトップ部隊になったのは菊地原のサイドエフェクトの力が大きいのだ。

強化聴覚は共有も可能

聴覚情報は通信に乗せやすいというところも菊地原のサイドエフェクトの利点。
オペレーターの支援を通して菊地原の聴覚情報を共有し、風間と歌川も強化聴覚の恩恵を受けられるようになるのである。

これにより死角からの攻撃を察知することも可能。
歌川曰く長時間の聴覚共有は酔ってくるそうだが、短時間でもチーム全員が視覚に頼らない戦闘ができるというのは唯一無二の大きな強みだ。

強化聴覚の真価は“聞き分け”

実はこのサイドエフェクトの本領は“聞き分け”の精度にある。
菊地原の強化聴覚は、音から材質・重量・状態など様々な情報を得ることができるのだ。

大規模侵攻編でもラービットの装甲の厚みを見切ったり、エネドラの音の撹乱を見破ったりと、「ただ耳がいい」だけではない働きを見せている。

捕虜の尋問にも

精密な聞き分けが可能な強化聴覚は、心音の変化も聞き分けられる。
例えば心音の乱れ具合で話している内容のおおよその真偽を判断できるため、捕虜の尋問にも役に立てるのだ。

本人にも周囲にも「ただ耳がいいだけ」と思われていたが、風間に見出されて以降あらゆる場面で有用性が示されている強化聴覚は、もはや屈指の強サイドエフェクトと言っていい。
遠征選抜試験の事前アンケートでも水上が「サイドエフェクトが強い」という理由で“一緒に行きたい人”として菊地原の名を挙げていた。

ちなみに菊地原が髪を伸ばしているのは、いらない音を拾わずに済むような気がするからだそう。

【ワートリ】菊地原士郎の作中での活躍

遊真の黒トリガー争奪戦に参加(24話～)

遠征から帰還後、城戸の命令により遊真の黒トリガーの確保任務に参加。
太刀川・風間・歌川・奈良坂・古寺と共に迅と交戦した。

菊地原は逃げの姿勢の迅にイラつき、迅を無視して玉狛の黒トリガーを獲りに行こうという合理的な考えを主張する。
風間がその提案に乗る意志を見せると、「風刃」を取り出した迅によって真っ先に菊地原が首を刎ねられ早々にベイルアウトさせられてしまった。

菊地原が油断していたこともあるが、迅が危険なサイドエフェクト持ちである菊地原を先に排除するためだったとも思われる。

大規模侵攻編：一級戦功(45話～)

大規模侵攻編で風間隊は基地東の戦場に駆けつけ、ラービットによってキューブ化された諏訪を救出した。(45話～)

そしてそこへ現れたエネドラと、菊地原の強化聴覚を駆使しながら交戦。
しかしベイルアウトさせられた風間から、エネドラのトリガーと攻撃手は相性が悪いと諭され撤退する。(55話～)

その後に基地内での対エネドラ戦に参加。
歌川と共にカメレオンで姿を隠し、フィニッシャーとなってエネドラ撃破に貢献した。(71話)

新型撃破4体という功績も含め、論功行賞ではチームとして一級戦功を獲得する。

ヒュースの尋問に立ち会う(104話)

捕虜であるヒュースの話の信憑性を判断するために、強化聴覚のサイドエフェクトをもつ菊地原が本部会議室に呼ばれ尋問に立ち会う。

ヒュースの意思が固く新たな情報は得られなかったものの、菊地原は毅然と対応するヒュースの心音に起きた、エネドラの死に対する僅かな動揺を見逃さなかった。

ガロプラ急襲編：那須隊を援護(130話～)

忍田の指示により、ウェン・ソーと交戦中の那須・熊谷の援護に駆けつける。
サイドエフェクトによって、『藁の兵セルヴィトラ』で作り出した虚像の中に紛れる本物のウェン・ソーを見抜いて2人に教え、撃破に貢献した。

ヒュースに関する噂話を聞き取る(176話)

強化聴覚をもつ菊地原は、大勢が集まるラウンジ内でもそれぞれの話を聞き取ることが可能。

それにより「ヒュースは近界民なのでは」と一部のC級隊員が噂していることにいち早く気づいた。
おかげで報告を受けた玉狛と上層部が事態が大きくなる前に迅速に対応することができた。

【ワートリ】遠征選抜試験は北添4番隊

菊地原はA級隊員ながら遠征選抜試験に参加となり、北添4番隊(北添・染井・外岡・南沢)に所属する。
北添は「16歳組で揃えた方が気を遣わなくていいかな」という北添なりの優しさでメンバーを選んだのだが、南沢と同じチームというのが菊地原にとっては逆に最大のストレスであった。

何故なら菊地原は事前アンケートで「うるさいから」という理由で“一緒に行きたくない”のリストに南沢の名を挙げていたからだ。
菊地原はチーム決めのクジが上層部によって操作されていた可能性に気づきつつ、ただでさえサイドエフェクトでしんどそうな閉鎖環境試験に臨む。

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【ワートリ】菊地原士郎の名言

「ムカつくんですよこいつ。このままじゃ引き下がれないでしょ」(57話)

【ワートリ】菊地原士郎の担当声優

アニメで菊地原の声を担当しているのは菅沼久義すがぬまひさよしさん。（1978年9月30日生まれ・東京都出身・青二プロダクション所属）

まとめ

菊地原士郎はA級風間隊のアタッカーであり、風間に見出された強化聴覚によって風間隊をA級3位まで押し上げた立役者。

「人より耳がいいサイドエフェクト」というと地味ではあるのだが、その役割は広く、あらゆる場面で強みとなっているのでその活躍は必見だ。

また人より聞こえてしまうためひねくれてしまったのか性格はややきつめに見えるものの、実は仲間・友人想いという隠れた魅力にも注目して欲しい。

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