村上鋼(むらかみこう)はボーダー鈴鳴支部所属B級鈴鳴第一(来馬隊)のアタッカーであり、ボーダーNO.4アタッカー。
本記事はそんな村上鋼の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】村上鋼の特徴とプロフィール
村上鋼(むらかみこう)は前髪を上げておでこを出した短髪に、やや眠そうな切れ長の目が特徴。
単独でコミックス19巻の表紙を飾っている。
高校では影浦・穂刈・水上と同じクラス。
初登場 | 第44話(「鋼」という名前だけ43話で先に登場) |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 18歳(高校生/三門市立第一高等学校3-C) |
誕生日 | 6月15日・うさぎ座 |
身長 | 172㎝ |
血液型 | B型 |
家族 | 父、母 |
好きなもの | ざる蕎麦、白米、自己鍛錬 |
主な呼び名 | 鋼(くん) |
【ワートリ】村上鋼の人柄・性格
村上鋼は愛媛県出身の県外スカウト組。
スカウトされてきた時に配属希望(隊員、エンジニア、その他)に「どこでもいいです」と書いた結果、新規設立の鈴鳴支部にスターティングメンバーとして配属された。
実直で落ち着いた性格で、好きなものに「自己鍛錬」と挙げるほど鍛錬を怠らず、戦闘においては常に周囲に気を配り最後までほぼ隙は無い。
自分の力量を弁えており、未知の相手に対して無茶はしないが、足止めを買って出るなど仲間のために出来ることはやっていく。
特に隊長の来馬を慕い信頼しており、何よりも来馬の生存を最優先する。
自身の持つサイドエフェクトで悩んでいた時期もあったようだが(後述)、周りに気を配れる優しい性格ゆえといえる悩みである。
来馬同様おおらかで、太一の起こすハプニングも笑って見守っている。
【ワートリ】村上鋼の所属・装備
村上鋼はB級鈴鳴第一のアタッカー。
鈴鳴第一は来馬辰也(ガンナー)、村上鋼(アタッカー)、別役太一(スナイパー)、今結花(オペレーター)の4人部隊だ。
村上は弧月使いのアタッカーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
レイガスト | 弧月 |
スラスター | 旋空 |
シールド | シールド |
バッグワーム | FREE |
【ワートリ】村上鋼の強さ
アタッカー4位の実力者
村上は12042(第93話時点)の個人ポイントを持つボーダーNo.4のアタッカー。
村上が勝ち越せていないアタッカーは太刀川(No,1)・風間(No,2)・小南(No.3)・影浦(ペナルティにより-10000点)だけである。(迅とは未対戦)
鈴鳴第一のエースであり、村上を中心とした中央突破が鈴鳴第一の基本戦術だ。
ボーダー屈指のレイガスト使い
アタッカーとして孤月を使用する一方で、村上はレイガストも多用する。
レイガストは盾モードを備える攻防一体の重装トリガー。
村上は弧月とレイガストの二刀流でさながら剣と盾を携えた騎士のような構えを基本スタイルとしており、攻撃重視の時は「右手に孤月」防御重視の時は「右手にレイガスト」と攻防のバランスで持ち手を変えているようだ。
ボーダー屈指の防御力の高さを誇り、守りに徹した村上を攻略するのはA級攻撃手レベルでも骨が折れると評されている。
またレイガストの専用オプション「スラスター」の使い方にも長けており、至近距離での攻防の中で相手の体勢を崩したり、相手の攻撃から緊急回避したり、敵に飛ばして投擲武器のように使用したりと多彩な技を見せる。
サイドエフェクト「強化睡眠記憶」
村上は特殊体質に分類されるサイドエフェクト「強化睡眠記憶」の持ち主である。
「強化睡眠記憶」とは、ひと眠りするだけで学んだことをほぼ100%自分の経験に反映できるというもの。
普通の人間も日中に学習した情報を睡眠時に少しずつ整理(記憶の定着・消去)しているとされているのだが、村上はそれを一眠りで行うことが出来るのだ。
つまり学習能力が桁違いということであり、具体的には初対戦の遊真の動きを15分休憩の間にとった睡眠で学習し、後半には対応してみせている。
村上は風刃の適合者
村上は黒トリガー「風刃」の適合者の1人として、風間・三輪・嵐山・木虎・加古・佐伯・片桐・一条・弓場・生駒と共に名を連ねている。
村上の学習能力の高さなら、風刃も村上なりに使いこなしそうだ。
【ワートリ】村上鋼の作中での活躍
大規模侵攻編:二級戦功(44話~)
大規模侵攻編で鈴鳴第一は基地南西の防衛に素早く現着。
その後、本部からのB級部隊合流の指示を受け、村上は1人でラービットを引きつけて来馬と別役を先に南部へ行かせた。
そのまま3体を引きつけていたところ、基地南東で太刀川が合流。
太刀川が3体とも撃破したものの、それまでのダメージを考慮した太刀川の気遣いにより2体分が村上の功績となった。
その後はB級合同部隊に合流して防衛に貢献し、論功行賞で個人としてもチームとしても二級戦功を獲得した。
B級ランク戦ROUND3(95話~)
B級ランク戦ROUND3で玉狛第二・那須隊と対戦。
チームメイトと合流できないうちに玉狛に橋を落とされ、遊真・熊谷との三つ巴になる。
遊真が日浦を狙いに行き熊谷と1対1になった際には、熊谷に“メテオラ使用”という普段と違う(村上が未学習の)戦い方を展開されるも、冷静に対応して討ち取った。
続く遊真との戦闘では、持ち前の『学習能力』で積み上げた経験値で「もぐら爪」や「乱反射」などの遊真の手に悉く対応し、右足を奪うなどしながら圧倒。
しかしスコーピオンの利が活きる水中戦に引きずり込まれ敗北、ベイルアウトした。
ガロプラ急襲編:遠征艇の守護に貢献(126話~)
遠征艇を狙い基地内に侵入してきたガトリンとラタリコフを太刀川・小南・風間と共に迎撃。
開幕早々右手を失うも、3人を援護しながら持ち前の高い防御力で格納庫を守り切った。
最後の最後まで集中力を切らさず、ガトリンからも「見事」と評される。
お好み焼きかげうら(163話~)
影浦の家に影浦・北添・ユズル・当真・遊真の仲良しでお好み焼き。
影浦が切り出したユズルと千佳の話題が、後から来店した荒船・穂刈も巻き込みながら発展していった。
B級ランク戦ROUND7(165 話~)
B級ランク戦ROUND7で影浦隊・玉狛第二・東隊と対戦する。
来馬と合流した村上は、北添・影浦と2対2で対峙。
鈴鳴は中距離の新戦術で火力戦を制した後、太一の考案したスイッチ作戦を活かして村上の黒い弧月で影浦に大ダメージを与えた。
その後、遊真&ヒュースとの戦闘では来馬の射撃と村上の旋空弧月で2人を牽制し、撃ち合いで有利を取る。
しかしグラスホッパーで一気に接近してきたヒュースが村上の背中にエスクードを生やし、背後にいた来馬がそれに突き飛ばされ陣形が崩れてしまう。
村上は来馬を狙う修をレイガストではねのけつつ、「曲芸」と評されるほどの超絶技巧で遊真とヒュースを相手取るが、2人の連携に敗北しベイルアウトとなった。
ランク戦8日目・夜の部の解説(197話~)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)・夜の部、香取隊vs諏訪隊vs那須隊の解説を奈良坂と一緒に担当する。
地形での位置取りやランク戦の最終順位を踏まえた分かりやすい解説を展開した。
【ワートリ】遠征選抜試験は10番隊隊長
遠征選抜試験で村上は10番隊(氷見・堤・熊谷・蔵内)の隊長となる。
村上がその時で一番いいと思った駒を獲っていった結果このメンバーになったそうだが、隊長をやったことがないため無意識に補佐役を集めたかもと語った。
試験前のA級予想では“協調性が高いやつしかいない人間性ド安定チーム”と評されている。
ちなみに村上自身は臨時隊長たちの事前アンケート結果で二宮に「防御力・対応力が高い」という理由で“一緒に行きたい人”として名が挙げられていた。
氷見のおかげで学習
協調性が高いのが村上1番隊の強みではあるが、2日目特別課題に対してなあなあな方針にしたことで、氷見が「もしかしたら皆が気を遣えるところが弱点になるかも?」と気づく。
その氷見に内部通話を通して指摘され、村上は隊長としてのリーダーシップを1つ学ぶことができた。
【ワートリ】村上鋼の名言
「大丈夫、無茶はしません。己の分(ぶ)は弁えてます」(49話)
【ワートリ】村上鋼の担当声優
アニメで村上の声を担当しているのは野島裕史さん。(1973年4月16日生まれ・東京都出身・青二プロダクション所属)
- 沢村涼太
「メジャー」 - 豪炎寺修也 ほか
「イナズマイレブン」 - 伊月俊
「黒子のバスケ」 - 蒙恬
「キングダム」 - コルト
「HUNTER×HUNTER」 - 石垣光太郎
「弱虫ペダル」
まとめ
村上鋼は鈴鳴第一のエースで、強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持つボーダーのNo.4アタッカー。
気配り力の高い性格と守備力の高い戦闘スタイルで、チームにとってもボーダーにとっても心強い人物である。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。