蔵内和紀(くらうちかずき)はボーダー本部所属B級王子隊のシューター。
高校生には見えない落ち着いた佇まいが不思議な魅力を放つ。
それでは蔵内はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】蔵内和紀の特徴とプロフィール
蔵内和紀(くらうちかずき)は長めの前髪を左右に分けた、大人びた見た目の青年だ。
鼻筋の通った面長のイケメンであるが、王子隊アイコンでは箱で作ったロボットのような四角さで表現されている。
初登場 | 第150話 |
ポジション | シューター |
年齢 | 18歳(高校生/六頴館高等学校3-A) |
誕生日 | 9月3日・おおかみ座 |
身長 | 181㎝ |
血液型 | A型 |
家族 | 父、母 |
好きなもの | 鯛茶漬け、親子丼、かぶの千枚漬け、水族館 |
主な呼び名 | 蔵っち |
【ワートリ】蔵内和紀の人柄・性格
蔵内和紀は社会人のような見た目通りの落ち着いた人物で、上述のように好きなものも若干渋い。
協調性が高く、作戦会議で王子の方針に反発しかけた樫尾に「王子の考えを聞こう」と促したことから“まず人の話を聞こうとする”、そして遠征選抜試験のA級評価が高いことから“意見するところはしっかり意見していく”というタイプであることが窺える。
またスナイパーの捕捉・掩蔽訓練の順位まで把握しているなど幅広く情報を収集しており、小南に「蔵っち以外知らないんじゃない?」と言われるほどのグラスホッパーの仕様を知っていたり、合成弾について分かりやすく説明したり、遊真の「曲がるブレード投げ」の仕組みをすぐに見抜いたりするなど、トリガーに関する造詣も深い。
現在一番興味があることがトリガー関連であり、トリガー研究を行っている三門大に進学予定だ。
非常に冷静で聡明な人柄であるが、意外にもとても涙もろいという一面も。
写真を撮る趣味があるので、感性が豊かなのかもしれない。
ちなみに作戦室の羽矢のデスクには蔵内が撮った写真が飾られているそうだ。
進学校で生徒会長を務めており、一時期は副会長の綾辻と付き合っているのではという噂が流れたことも。(双方笑顔で否定したそう)
また、同じ学校の荒船や犬飼からは「会長」と呼ばれている。
【ワートリ】蔵内和紀の所属・装備
蔵内和紀はB級王子隊のシューター。
王子隊は王子一彰(アタッカー)、樫尾由多嘉(アタッカー)、蔵内和紀(シューター)、橘高羽矢(オペレーター)の4人部隊だ。
蔵内はハウンドメインのシューターである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
ハウンド | ハウンド |
FREE | アステロイド |
シールド | シールド |
バッグワーム | メテオラ |
【ワートリ】蔵内和紀の強さ
王子の相棒
蔵内は王子の作戦を実行する補佐役である。
王子の作戦自体すでに明確で具体的な方向性が示されているので、蔵内は樫尾とともに疑問があれば呈しながらそれを理解し、ランク戦で的確に実行していくのだ。
また蔵内は元弓場隊の初期メンバーであり、独立を望んだ王子に付いて弓場隊を抜け、王子隊となった。(弓場隊メンバーと今も仲が良い)
蔵内は誰よりも王子を理解し支えている相棒なのである。
数少ない合成弾使い
蔵内は誘導弾メインのシューターで、王子隊の中距離戦を担う。
シューターではあるが、王子隊はB級トップクラスの「走れる部隊」として名高いチームなので、蔵内も機動力が高そうだ。
また蔵内はボーダー内でまだ数の少ない合成弾の使い手でもある。
153話では分割なし丸ごと一発の誘導炸裂弾という破壊力抜群の合成弾を使ってみせた。
今のところ戦闘描写が少ないので実力はまだまだ未知数だが、トリガーへの造詣が深い蔵内の弾使いには今後も注目だ。
【ワートリ】蔵内和紀の作中での活躍
B級ランク戦ROUND6(152話~)
B級ランク戦ROUND6で生駒隊・玉狛第二と対戦。
早々に王子と合流できた蔵内は、南沢と交戦する樫尾を合成弾で援護する。
その後はチーム揃って修を狙っていたところ、玉狛・生駒隊と乱戦になり、ごちゃついたところを遊真に奇襲されベイルアウトとなった。
B級ランク戦ROUND8(184話)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で影浦隊・東隊と対戦。
対戦の様子は描かれていないが、奥寺&小荒井が初めて弾トリガーを装備してくるという予想外の展開だったにもかかわらず、東隊4点・影浦隊3点・王子隊3点という僅差で終えられたようだ。
ランク戦8日目・夜の部の解説(184話~)
B級ランク戦ROUND8夜の部、二宮隊vs玉狛第二vs生駒隊vs弓場隊の解説を王子・小南と一緒に担当。(実況:武富)
グラスホッパーの仕様や強化追尾弾の性能についてなど観覧者にとってタメになる情報も交えながら、戦況を細かく捉えた分かりやすく丁寧な解説を展開し、読者に名解説員として名が知れ渡ることとなった。
【ワートリ】遠征選抜試験は村上10番隊
遠征選抜試験で蔵内は村上10番隊(村上・氷見・堤・熊谷)に所属。
村上はその時で一番いいと思った駒を獲っていった結果だが、隊長をやったことがないため無意識に補佐役を集めたかもと語った。
その通り村上10番隊には蔵内含む日頃チームの補佐役となっている協調性の高い人物が集まっており、試験前のA級予想では“人間性ド安定チーム”と評された。
特別課題を担当
蔵内は3日目の特別課題を担当。
「ランク戦の“新しい試合形式”のルールを考えよ」というテーマに対し、「2部隊vs2部隊の団体戦」という多数派の回答もしつつ、「トリガーの種類が運営によって指定される」「トリオン体の数値をいじれる」といったトリガーやトリオン体への理解を深める回答や、「敵味方のトリオンの数値が固定される」といったトリオン“以外”の能力を測るような回答など、ボーダー隊員に単純な戦闘面だけでない部分も考えさせるような意見を展開した。
【ワートリ】蔵内和紀の名言
「まあ待てよカシオ。王子の考えを聞こう」(150話)
【ワートリ】蔵内和紀の担当声優
アニメで蔵内の声を担当しているのは半田裕典さん。(12月19日生まれ・静岡県出身・青二プロダクション所属)
- チョコポリス ほか
「ONE PIECE」 - ビビス ほか
「ドラゴンボール超」 - 大石哲男
「正解するカド」 - 牛頭 ほか
「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」 - 海松万寿鳥(2代目) ほか
「忍たま乱太郎」
まとめ
蔵内は王子隊のシューターであり、弓場隊時代から共にする王子の相棒である。
まだ出番は少ないので、トリガーへの理解と幅広い知識によるあらゆる活躍に期待していたい。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。