照屋文香(てるやふみか)はボーダー本部所属B級柿崎隊のオールラウンダー。
真面目で聡明なタイプの照屋は登場当初から密かに人気を集めていたが、遠征選抜試験でさらに人柄が明らかになり、ついに魅力が世間にバレてしまった。
それでは照屋はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】照屋文香の特徴とプロフィール
照屋文香(てるやふみか)は髪の毛を後ろで三つ編みにしている女性隊員。
解くと胸辺りまであるロングヘアだ。
遠征選抜試験の臨時部隊・水上9番隊としてコミックス25巻の表紙に登場している。
初登場 | 第54話 |
ポジション | オールラウンダー |
年齢 | 16歳(高校生/星輪女学院高等部1-B) |
誕生日 | 7月21日・つるぎ座 |
身長 | 157㎝ |
血液型 | O型 |
家族 | 祖父、祖母、父、母、弟 |
好きなもの | 牛丼、スイカ、スポーツ全般 |
主な呼び名 | 照屋ちゃん |
【ワートリ】照屋文香の人柄・性格
照屋文香は約2年前、菊地原や歌川、同隊の巴らと同時期にボーダーに入隊。
入隊からさらに2年前に行われた柿崎と嵐山の広報イベントをテレビで見て「この人(柿崎)は支えがいありそう」と思ったようで、遠回しに“おまえダメっぽいから面倒見に来た”というスタンスで押しかけ女房的に柿崎隊に志願してきた。
小南や那須も在籍中のお嬢様学校に通っており、学業の成績も優秀。
頭の回転が速く、ランク戦では初見の千佳の鉛弾狙撃も自力で考え対処してみせた。
片桐の見立てでは「自分で考えて動きたいタイプ」で、柿崎をはじめ年上の隊員たちに対しても意見はしっかり伝えていく。
また頼られると燃える性格であり、恐らくであるが実力を信じて役目を課されるほど、あるいはその課題が困難であるほど実力を発揮できるタイプであると思われる。
凛とした優等生だが納得できないことは納得できるまで受け入れられない様子も窺えるので、柔軟性はやや低いかもしれない。
ちなみに意外と幽霊が苦手で、お化け屋敷で泣きながら人形を返り討ちにしたことがあるらしい。
そしてそれを大ごとにせずに済んだほど親の財力があるようだ。
【ワートリ】照屋文香の所属・装備
照屋文香はB級柿崎隊のガンナー。
柿崎隊は柿崎国治(オールラウンダー)、照屋文香(オールラウンダー)、巴虎太郎(ガンナー)、宇井真登華(オペレーター)の4人部隊だ。
照屋は弧月と突撃銃持ちのオールラウンダーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
アステロイド:突撃銃 | 孤月 |
ハウンド:突撃銃 | 旋空 |
シールド | シールド |
バッグワーム | FREE |
【ワートリ】照屋文香の強さ
新人王を争った実力者
照屋はメインに弧月、サブに突撃銃をセットしているオールラウンダー。
同じく突撃銃+弧月のオールラウンダー・柿崎と、拳銃+弧月でオールラウンダー寄りのガンナー・巴の3人で攻撃を仕掛けていく。
射撃戦に強いが、状況によっては白兵戦も可能な中・近距離を柔軟にシフトできる編成だ。
照屋は冷静に戦場を分析しながら、積極的に案を出しつつ柿崎の指示に従って動いていく。
実は照屋は奈良坂や歌川と新人王(新人隊員でそのシーズンに最も個人ポイントを上げた隊員)を争った俊才。
つまりA級に劣らないポテンシャルの持ち主であり、柿崎はボーダー内での評価よりも実際は上であると確信しているので、さらなる活躍が期待される。
【ワートリ】照屋文香の作中での活躍
大規模侵攻編:二級戦功(54話~)
大規模侵攻編で柿崎隊は基地南部に駆けつけ、B級合同部隊としてランバネインと交戦。
B級合同部隊として出水・米屋・緑川と連携しながら撃破に貢献した。
その後も防衛を続け、論功行賞では東隊・鈴鳴第一・荒船隊・茶野隊とともにB級合同として二級戦功を獲得した。
B級ランク戦ROUND5(136話~)
B級ランク戦ROUND5で玉狛第二・香取隊と対戦。
柿崎隊は、玉狛ワイヤー陣の要となっている千佳を落とすために香取隊と連動して動き、立ちはだかる遊真と交戦する。
照屋は巴がベイルアウトしたことと香取隊の動きが止まったことから戦況を鑑みて、自分に千佳を獲りに行かせてほしいと柿崎に進言。
柿崎が作った隙をみて遊真を突破し、屋上伝いの最短ルートで千佳へと迫った。
一発だけ躱せればと考えた照屋は、冷静に“トリオン由来のもの以外には無効”という鉛弾の性質を踏まえて瓦礫でガード。
ところが続けて飛んできた鉛弾追尾弾に拘束されてしまう。
しかし最後は時間差包囲射撃によって逆に千佳をベイルアウトさせ、自発的ベイルアウトして敵に点数を与えないまま戦場を去った。
千佳を落とした功績も大きいが、この一連の動き(弾狙撃の防ぎ方を見つけ、しかも隠し技の鉛弾追尾弾も引き出した)が解説の出水に「今後玉狛と対戦するチームに感謝されるだろう」と絶賛された。
【ワートリ】遠征選抜試験は水上9番隊
遠征選抜試験で照屋は水上9番隊(水上・今・荒船・樫尾)に所属。
水上は「オペが今ちゃんやったから、これ頭いいやつ集めたらめっちゃ楽できるんちゃうか?って思った」とのことでこのメンバーを選んだという。
実際にチームは学業優秀な秀才たちが揃えられ、審査担当のA級隊員たちからの事前評価も「頭の良さなら水上9番隊が最強」と言われていた。
水上との軋轢と自己反省
照屋は開始から水上のリーダーシップに納得いかないようであった。
さらに2日目の夜、水上から何やら怪しさが滲み出ており不信感を抱く。
実際に水上は1人で戦闘シミュレーション演習を行っており、つまりはチームメイトに隠し事をしていたのだ。
照屋は格言を引用しつつそれとなく詰め寄るが、逆に水上に“自分の主張を通すために都合のいい格言を持ち出す人が苦手だ”と言いくるめられてしまった。
その後照屋は水上に怒るではなく、自分もそういう人は苦手だと反省した。
燃える照屋に風間もニッコリ
4日目の朝、水上の隠し事(戦闘シミュの存在とそれを1人でやっていたこと)が明らかになる。
皆は平然と対応したが、照屋は戸惑い受け入れられず、強く説明を求めた。
水上の説明を受けても「いきなり言われてまともな結果が出せるわけない」と噛みつく照屋であったが、「それができるメンツを集めたつもり」だという水上の言葉ですべてを呑み込み、以下の言葉とする。
「……じゃあ…「頼む」…って言ってください」
すでに事態を受け入れ前向きに取り組む姿勢になっていた照屋だが、「頼む」と言われた方が「燃える」とのことであった。
これに照屋に対するA級隊員たちの+評価が殺到。
風間も「そうきたか」とニッコリしていた。
【ワートリ】照屋文香の名言
「この人は支えがいありそう…って」(142話)
「頼まれなくても100%全力でやりますけど!けど!「頼む」って言われたほうが…言われたほうが…燃えるんです!」(228話)
【ワートリ】照屋文香の担当声優
アニメで照屋の声を担当しているのはのぐちゆりさん。(1992年12月24日生まれ・埼玉県出身・青二プロダクション所属)
- トンタッタ ほか
「ONE PIECE」 - 及川雫
「アイドルマスターシンデレラガールズ」 - 石川五恵
「RELEASE THE SPYCE」 - シナモン
「ネコぱら」 - 棘池築稚
「僕のヒーローアカデミア」 - ライザリン・シュタウト(ライザ)
「ライザのアトリエ」
まとめ
照屋文香は柿崎隊のオールラウンダーであり、柿崎に“支えたい”センサーが反応して押しかけ女房的に柿崎隊にやってきた通称・柿崎夫人である。
夫人としての活躍はもちろん、独特なやる気スイッチで評価を上げた優秀な人柄にも注目だ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
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