太刀川慶(たちかわけい)はボーダー本部所属A級太刀川隊の隊長であり、個人総合1位&アタッカー1位のボーダー最強隊員。
と肩書きはすごいのだが、どうも威厳がない愛されキャラ(?)なのである。
本記事はそんな太刀川慶の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】太刀川慶の特徴とプロフィール
太刀川慶はもっさりした茶髪にあご髭、格子状の瞳が特徴。
髭を伸ばしているのは「髭ありの方が頭良さそうって言われた!」という(頭悪そうな)理由かららしい。
隊服は黒のロングコートタイプで、コミックス4巻カバー折り返しにかっこよく見える立ち絵が描かれ、15巻で表紙を飾った。
三輪隊の月見と幼馴染。
初登場 | 第24話 |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 20歳(大学生/三門市立大学) |
誕生日 | 8月29日・おおかみ座 |
身長 | 180㎝ |
血液型 | A型 |
家族 | 父、母 |
好きなもの | うどん、餅、コロッケ、ランク戦で勝つこと |
主な呼び名 | 太刀川(さん) |
【ワートリ】太刀川慶の人柄・性格
太刀川慶は好きなものに「ランク戦で勝つこと」と挙げているほどのバトルジャンキー気質。
強い相手との戦いを求め楽しむために遠征部隊やランク戦に積極的に参加しており、その好戦的な性格もあってボーダーNo.1アタッカーに君臨している
しかし太刀川を一言で語るなら頭が悪い。
現ボーダー設立時に入隊したベテラン隊員であり、No.1アタッカーとしての強さに尊敬を集めているものの、頭が悪いという共通認識があるため、年下の小南に「太刀川」と呼び捨てにされていたり、遠征選抜試験では課題が出来ない例えに挙げられる(後述)など、ボーダー内ではややバカにされている部分がある。
もちろん学業の成績は悪く、ボーダー内の残念グループに入る。
大学はボーダー推薦で滑り込むことができ、両親はとても喜んだそうだが、結局単位がヤバいらしい。
こうしてアホで飄々とした性格ではあるものの、しかし頭の回転は早く冷静で、物事の本質を捉えている様子が窺えるので、やはり強者といったところ。
ちなみに太刀川は「小2の夏、すでにA級だった」と言っているらしい。(作者へのQ&Aより)
また太刀川隊はみんな片づけがヘタだが、その中でも太刀川が一番片づけないそうだ。
【ワートリ】太刀川慶の所属・装備
太刀川慶はA級太刀川隊の隊長でありアタッカー。
太刀川隊は太刀川慶(アタッカー)、出水公平(シューター)、唯我尊(ガンナー)、国近柚宇(オペレーター)の4人部隊だ。
太刀川は弧月二刀流のアタッカーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
弧月 | 弧月 |
旋空 | 旋空 |
シールド | シールド |
バッグワーム | グラスホッパー |
【ワートリ】太刀川慶の強さ
個人総合ランク1位&アタッカーランク1位
太刀川慶は個人総合ランク1位&アタッカーランク1位という称号を持つボーダーの現役最強アタッカー。
ボーダーに現在7人しかいない10000点超えのアタッカーの1人であり、160話時点では個人ポイント45961。
同話時点で6位の生駒が11177というところを見ると、最古参とはいえ太刀川のポイントがいかに凄いかが分かる。
弧月二刀流
太刀川は弧月2本使い。
個人ポイント45961を叩き出す卓越した剣術は近接戦闘において無類の強さを誇り、それにオプショントリガー旋空がセットされ射程距離が広がっているためもはや手が付けられない。
さらにグラスホッパーも装備しており、瞬時の移動や空中への対応なども可能で機動力も高い。
ちなみに太刀川は「生まれた時から二刀流だった」と言っているらしい。(作者へのQ&Aより)
師匠はノーマルトリガー最強の男
太刀川の師匠はボーダー本部長の忍田真史。
太刀川の秀でた剣技は「ノーマルトリガー最強の男」譲りなのだ。
しかしNo.1アタッカーの太刀川をもってしても、忍田との差は遊真と小南ほどあるらしいので、太刀川もまだまだ伸びしろがあるだろう。
ちなみに太刀川隊の隊服は、リスペクトを含めて忍田の戦闘体のロングコートに似せているようだ。
ただし師匠は忍田ではあるものの、太刀川は遠征に興味があるためボーダー内の派閥としては城戸派(遠征重視)となっている。(忍田は防衛重視)
戦術は東の系譜
太刀川の戦術面の師匠は幼馴染の月見蓮。
月見蓮は東の弟子であり、その彼女から教わっているので太刀川も一応東の系譜と言える。
これが太刀川が頭は悪いが戦術面はしっかりしている所以なのだ。
スコーピオン開発のきっかけ
ボーダーにアタッカー用トリガーが弧月しかなかった当時、太刀川と迅は個人戦ランク1位と2位で争うライバル同士であった。
すると太刀川に勝ち越せないと考えた迅は、エンジニアと共にスコーピオンを開発した。
つまりスコーピオンは太刀川が強すぎたために生まれた武器なのだ。
スコーピオンを使い始めてからは互角の勝負ができるようになるが、迅が黒トリガー「風刃」の使い手になったことでランク戦で戦えなくなり、太刀川はしばらく落ち込んだようだ。
現在は迅が「風刃」を手放したため再び鎬を削る関係となっているが、迅がランク戦復帰した際に太刀川はとても嬉しそうであった。
ちなみに太刀川自身は「風刃」の適合者ではなかった。
【ワートリ】太刀川慶の作中での活躍
遊真の黒トリガー争奪戦に参加(24話~)
遠征から帰還後、城戸の命令により遊真の黒トリガーの確保任務に参加。
部隊指揮を任されながら、風間隊・奈良坂・古寺と共に迅と交戦した。
大規模侵攻編:特級戦功(48話~)
大規模侵攻編で太刀川は本部で待機しており、本部に接近した爆撃型トリオン兵イルガーを颯爽と現れてぶった斬った。
その後は忍田からの「斬れるだけ斬って来い」という指令を受け戦場に赴き、東部の防衛を行いながら最終的に計11体のラービットを撃破し、個人で特級戦功を獲得した。
ランク戦ROUND3の解説(95話~)
B級ランク戦ROUND3昼の部、玉狛第二vs鈴鳴第一vs那須隊の解説を迅と一緒に担当する。(実況:三上)
この試合は那須隊の気迫が凄まじかったが、太刀川は「気持ちの強さは関係ない」とバッサリ切り捨てるような空気の読めない発言をした。
しかしそれは「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」という熱い持論に繋がっていた。
ガロプラ急襲編:遠征艇の守護に貢献(126話~)
遠征艇を狙い基地内に侵入してきたガトリンとラタリコフを小南・風間・村上と共に迎撃。
太刀川は迅曰く“真っ二つにされる”未来が見えていたらしいが、その予知を逆手にとり、小南に自分もろとも真っ二つにぶった切らせることでガトリンを撃破した。
ヒュースと対戦(160話)
楽しそうな様子を聞きつけ、ヒュースとブレード1本・ポイント移動なしの5本先取勝負で対戦。
すでに小荒井・巴・三浦・笹森・辻・生駒が敗北していたが(生駒は反則負け)、太刀川は5対1で勝利してボーダー1位の実力をしっかりと見せつけた。
ヒュースに「これほどの剣の使い手はアフトクラトルにもそうざらにはいない」と評された。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で太刀川はA級隊員として審査に回る。
閉鎖環境試験ではモニター室にて審査中ながらも、二宮に「俺の部隊に太刀川はいらない」と言われたり(215話)、王子に「太刀川さんがこの試験に参加したとして優秀な成績を取ってるイメージが湧かない」と言われたり(220話)、本人不在でもたびたび話題に挙げられている。
【ワートリ】太刀川慶の名言
「気持ちの強さは関係ないでしょ。勝負を決めるのは戦力・戦術・あとは運だ。着合いでどうこうなるのは実力が相当近い時だけだ」(99話)
「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」(99話)
【ワートリ】太刀川慶の担当声優
アニメで太刀川の声を担当しているのは浪川大輔さん。(1976年4月2日生まれ・東京都出身・ステイラック代表取締役)
ちなみに浪川大輔さんも漢字が読めないキャラで有名なので、太刀川の中の人としてピッタリだと言える。
- ウルキオラ・シファー
「BLEACH」 - 板垣学
「はじめの一歩」 - ヒソカ=モロウ
「HUNTER×HUNTER(日テレ版)」 - 及川徹
「ハイキュー!!」 - 滝浪涼香
「この音とまれ!」 - 灰谷蘭
「東京リベンジャーズ」
まとめ
太刀川慶はA級1位太刀川隊を率いる隊長であり、個人ランクNo.1の弧月二刀流アタッカー。
「アフトクラトルにもここまでの使い手はそうザラにはいない」とヒュースすら一目置くほどの強さの持ち主であるが、アホ頭が悪いという理由で馬鹿にされがちななんとも威厳のないNo.1である。
しかしいざという時の心強さとカッコよさはさすが!なので是非その存在感に注目だ。
【関連記事】
⇒出水公平(いずみこうへい)徹底まとめ!
⇒唯我尊(ゆいがたける)徹底まとめ!
⇒国近柚宇(くにちかゆう)徹底まとめ!
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。