堤大地(つつみだいち)はボーダー本部所属B級諏訪隊のガンナー。
言動が荒っぽい諏訪に比べて存在感は地味ではあるが、地味に強く、地味に面白い人物である。
それでは堤はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】堤大地の特徴とプロフィール
堤太一(つつみだいち)は坊主に近い短髪に糸目が特徴の優しげな顔の青年である。
糸目キャラが目を開くと何かが起きるというのはもはや常識であるが、堤が目を開くとボーダーイケメンランキングが変動するらしい。
初登場 | 第33話 |
ポジション | ガンナー |
年齢 | 20歳(大学生/三門市立大学) |
誕生日 | 10月11日・みかづき座 |
身長 | 181㎝ |
血液型 | O型 |
家族 | 父、母、弟 |
好きなもの | 日本酒、たこわさ、時代小説 |
主な呼び名 | 堤(さん)、つつみん |
【ワートリ】堤大地の人柄・性格
堤大地は諏訪隊の補佐役であり、見た目通り温和な人物。
諏訪隊作戦室が綺麗に保たれているのは堤が片づけているからである。(小佐野も綺麗好きだが自分の分しか片づけない)
断れない性格なのか、よく加古の作る創作チャーハンの味見役になり、そして犠牲になっている。
加古のチャーハンは10回に8回は絶品らしいのだが、堤は「チョコミント炒飯」「蜂蜜ししゃも炒飯」というなかなかチャレンジングなレシピを担当したようだ。
またランク戦ROUND8で瞬時にこれ以上ない判断を行ってみせるなど頭の回転が速く、負けてもすぐに原因を振り返るなど分析力もある。
このような性格により、遠征選抜試験の事前アンケートでは来馬に「優しくて頭の回転が速い」として“一緒に行きたい人”に挙げられていた。
入隊時期は諏訪とそれほど変わらないまあまあの古参であるが、現時点で唯一の隊長ではない成人の戦闘員である。
その分サポート力が高く、訓練室の機器操作も詳しい様子。
成人ボーダー員の中では林藤、根付に続いて酒に強く、好きなものも日本酒、たこわさ、時代小説と渋い。
【ワートリ】堤大地の所属・装備
堤大地はB級諏訪隊のガンナー。
諏訪隊は諏訪洸太郎(ガンナー)、笹森日佐人(アタッカー)、堤大地(ガンナー)、小佐野瑠衣(オペレーター)の4人部隊だ。
堤は散弾銃使いのガンナーである。
トリガーセットは諏訪と同じ。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
アステロイド:散弾銃 | アステロイド:散弾銃 |
スタアメーカー | FREE |
シールド | シールド |
バッグワーム | FREE |
【ワートリ】堤大地の強さ
諏訪と組んでの集中砲火
堤は諏訪と同じく大きめの通常弾をまとめてぶっ放す「面攻撃型」の散弾銃トリガーを使用している。
射撃と射撃のあいだに間があり隙ができるという短所はあるものの、火力が高いという何よりの長所があるトリガーだ。
笹森が盾や崩しを担い、諏訪と堤が散弾銃での超強力な集中砲火を浴びせるのが火力特化・諏訪隊の基本スタイルであり、瞬間火力はボーダートップクラス。
特に両手に散弾銃を構える両攻撃・Wショットガンは威力最大である。
また堤は片方散弾銃で相手を動かし、もう片方で拾う(撃ち抜く)という戦術的な使い方もしている。
【ワートリ】堤大地の作中での活躍
入隊指導の運営の1人(33話~)
諏訪とともに入隊指導時の訓練室の操作を任されていた。
遊真の戦闘訓練や修と風間の対戦など、玉狛第二の衝撃デビューを目の当たりにした1人である。
修vs風間でコールしていた人物であり、「三雲ダウン」を計25回言ったと思われる。
大規模侵攻編:二級戦功(44話~)
大規模侵攻編で諏訪隊は基地東の防衛に素早く現着。
トリオン兵を即討伐したが、腹から出てきた新型トリオン兵ラービットに笹森が気絶させられ、救助している間に諏訪が捕らえられてしまい、到着した風間隊に討伐を託し退却した。
諏訪がキューブ化から復活した後は、基地内での対エネドラ戦に参加。(第65話~)
訓練室の設定を変更するなどのサポートを行いながらエネドラ撃破に貢献した。
論功行賞では諏訪隊として二級戦功を獲得。
B級ランク戦ROUND2(88話~)
B級ランク戦ROUND2で荒船隊・玉狛第二と対戦する。
諏訪が荒船隊3人の位置を割り出すと、堤は半崎に接近。
半崎にはすでに警戒されていたものの、半崎が遊真に奇襲を受けたため、その隙をついて半崎をベイルアウトさせた。
そのまま遊真と交戦するが、グラスホッパーを利用した動きに不意を突かれ敗北、ベイルアウトする。
ガロプラ迎撃に参加(124話~)
ガロプラ急襲時、基地外の地上ガンナー組としてトリオン兵の迎撃・撃破に貢献した。
B級ランク戦ROUND8(197話~)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で香取隊・那須隊と対戦する。
堤は諏訪と共に那須隊を横撃したり、那須隊を狙うと見せかけて香取隊に攻めかかったりし、諏訪の積極的な試合運びをサポート。
しかし独りになった香取を狙いに行ったところ、まさかのスパイダーで反撃に遭い諏訪がベイルアウトしてしまう。
諏訪のおかげでスパイダーから解放された堤はその後、那須を撃破後の香取を狙いベイルアウトさせる。
左の銃の射線で香取を動かして右の銃で捉える、技ありの攻撃であった。
ところが直後、那須の残した変化弾と置き炸裂弾と日浦の狙撃、3方向からの攻撃が迫る。
堤は集中シールドと固定シールドで防御するという、瞬時の判断としてはほぼ完ぺきな対応をしたが、逆に日浦にトリオン狙いに切り替える余裕を与えてしまい、腹をえぐられトリオン漏出過多でベイルアウトとなった。
【ワートリ】遠征選抜試験は村上10番隊
遠征選抜試験で堤は10番隊(村上・氷見・熊谷・蔵内)に所属。
村上はその時で一番いいと思った駒を獲っていった結果だが、隊長をやったことがないため無意識に補佐役を集めたかもと語った。
その通り村上10番隊には堤含む日頃チームの補佐役となっている協調性の高い人物が集まっており、試験前のA級予想では“人間性ド安定チーム”と評された。
逆に「皆が気を遣えるところ」が弱点にもなり得そうでもある中、年長の堤がどう立ち回っていくか注目したい。
チーム性を考慮した戦略を提案
閉鎖環境試験5日目は各部隊のオリジナルトリオン兵で行う特殊戦闘シミュレーション演習が行われたが、奇策が効果的なこの課題は村上10番隊には向いていなかった。
それを承知ながらも熊谷が悔しがっていると、堤は「じゃあ明日を“4日目”くらいのつもりでやるのはどうだ?」と提案。
奇策を閃くのが無理なら、今日を踏まえて明日の2日目、2日目を踏まえて3日目そして4日目と予想して、他チームの先を見ようというのだ。
発案ではなく“結果の続き”であるこの対策は村上隊メンバーも受け入れやすく、審査の草壁からも「時間と労力の効率は悪そうだが村上隊の処理能力ならやる意味はあるかも」と評された。
【ワートリ】堤大地の名言
「三雲ダウン」(35話)
【ワートリ】堤大地の担当声優
アニメで堤の声を担当しているのは徳山靖彦さん。(1972年10月26日生まれ・大阪府出身・青二プロダクション所属)
- ヨサク ほか
「ONE PIECE」 - ダイノ
「ピポピポパトルくん」 - 山椒魚
「犬夜叉」 - 細井将志
「ダンボール戦機」 - 夏侯淵、孫堅
「三國無双シリーズ」
まとめ
堤大地は諏訪隊のガンナーであり、荒っぽい諏訪とは対照的な落ち着きのある大らかな人物。
渋めの好みを持つ成人の補佐役として渋い活躍に期待していきたい。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。