『ワールドトリガー』最新話ネタバレ246話 たい焼きで学ぶ修との差!【ワートリ】

ワールドトリガーあらすじネタバレ246話 あらすじネタバレ
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若村11番隊では、ひょんな流れから若村が自分と修の違いを知りたいという話になり、ヒュースがそのお悩みに乗ることに。

若村の求める答えのヒントは若村の師匠・犬飼の指導法にあった。
犬飼はガンナーとしての能力を育てようとする一方で、若村の気づき・自分で考える力を育てようとしていた。

しかし若村はそれに気づかず、言ってしまえば“無駄な時間”を過ごしていたのである。
若村にとってあまりにショックな事実であったが、若村はさらなる指摘を受け入れる覚悟を見せた。

そして犬飼から許可を得たヒュースはさらに具体的な正論を若村にぶつけていく──。

本記事では第246話「若村麓郎②」の内容をまとめていく。

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ワールドトリガー246話の見どころネタバレ

① ヴィザに倣うお悩み相談

ここからヒュースは師であるヴィザ翁の言葉に倣って答えていくことにする。

まず「若村と修の違い」についてだが、その前に若村から「実力とは何だ?」という質問が入る。
この流れのきっかけとなった話題で、玉狛支部との違いは環境でも才能でもなく「実力の問題」だとヒュースが言っていたからだ。(244話)

するとヒュースは以下のようにたい焼き屋を例え話として、「実力とはただの結果」だと答えた。

② たい焼きで学ぶ実力

1、材料を吟味して手順も正確、焼き方も丁寧で練習熱心な若村のたい焼き屋
2、手順も材料も焼き方も自己流の香取のたい焼き屋

この2件の実力を決めるのは「作ったたい焼きが美味いかどうか」で、つまり結果なのである。

ただしの場合はたい焼きを焼いても店の足しにはならないが、遊真と千佳が焼いたたい焼きを“売る能力”があるのだという。
それによって貢献=結果にプラスの影響を及ぼしているのが修なのだ。

ランク戦でいえば“自分のチームを勝ちに近づける能力”であり、これが結果に現れているというわけだ。

③ 不運も実力のうち

また、いくら強くてもROUND8のヒュースのように転送位置に恵まれないで負けるなど、運が絡んで負けることもある。

しかし実戦では見たこともないトリガーと対峙することもあり、不運や理不尽を嘆くのは無意味だ。
そこで“結果”をどれだけ最善に近づけられるかに“実力”が表れるのである。

そしてランク戦が実戦に向けての訓練である以上、不運などによる敗北も実力のうちと言えるわけで、そこに対しても改善策を講じ、結果を出すのが実力なのである。

④ 若村と修の差は「余裕」

実力=結果を納得したところで、次の質問は「若村と修の結果に差がついたのは何故?」である。

するとヒュースは「余裕の差」だと答えた。
余裕がない方が修だという。

若村の目標は個人では「ガンナーでマスタークラス」チームでは「A級昇格」であり、期限は特に決めていない。
対し修(玉狛第二)の目標は「今回の遠征に行くこと」。

2人の違いで重要なのは期限の有る無しである。

ヴィザ曰く、目標に期限がないと失敗を正しく認識できないのだという。

期限中に達成できなければそれにより失敗を実感できるが、期限を定めていなければ「全然進んでないけどまだ挑戦中だから…結果出てないから…」判定を無限に先送りしてしまうこともできるのだ。

そうして失ったことに気づけなければ現実的な改善も望めず「足踏み」となる。
つまり期限とは結果と向き合う手段の1つなのである。

⑤ 若村はずっと足踏み中

修の場合、足踏みする暇がなかったのだ。
時間的に追い込まれていたことで、自身の戦闘能力の成長にこだわるではなく、色々なアイデアを出さざるを得ない環境となっていたのだ。

それでは若村も期限を決めて追い込まれれば修と同じ強みが手に入るのだろうか。
するとヒュースはだいぶ考え込む。

若村が修と同じ強みを求めるのは、強い者たちと渡り合える武器…自分を変える“何か”が欲しいから。
…なのだが、そもそもその“何か”は存在するのかという話である。

他人の答えを見て、自分にも“何か”があるはずとあやふやな可能性に期待し続けていることこそ足踏み
皆その間に“普通の鍛錬”を積んでいるのだ。

⑥ 香取隊を抜ければいい!?

人はそれぞれ条件が異なるため、表面は真似られても中身までは無理だとヒュースは言う。
若村が修の真似をしようとしても同じような結果になる可能性は少ないのだ。

それでは若村はどうやって強くなればいいのだろうか…。
するとヒュースは若村が強くなる方法が1つ思いつくと言った。

その方法とは香取隊を抜けること!
若村の問題の根幹は香取隊にあるとヒュースは言うのだった。

ワールドトリガー246話の名言

ヒュース(ヴィザ)
「期限を決めないということはすなわち、失われる時間の重みに目をつぶるということ」

最新刊は27巻(2024年5月2日発売)

『ワールドトリガー』の最新刊は27巻。
27巻では遠征選抜第1試験4日目~5日目朝の様子が描かれている。

大きな変化があった戦闘シミュ3日目の結果。
そして鳩原未来失踪当時の二宮隊や影浦隊の様子が描かれる注目の1冊だ。

ワールドトリガーネタバレ246話のまとめ

今回もなるほどというか、突き刺さる内容だった…。
ヒュース…ヴィザ…葦原先生がすごい…。
前回から黙ってヒュースの言葉に聞き入るしかできない。

しかし自分が若村タイプだと自覚してヒュースの言葉を受け取ったところで、ここで起きそうな若村の変化・成長を見ても(真似ても)自分の成長に当てはまるわけではないのだ。
若村と一緒にそれぞれ“自分の方法”を見つけていかなければならないのである。

と、漫画を読むにとどまらない感情をもたせてくる昨今のワールドトリガー。
遠征に行く前に多くの読者の成長も促されているはずだ。

さて内容に戻ると、若村が成長するには香取隊を抜けるべきとのヒュースの言葉。
まあ香取が実力も性格も強すぎるという点が理由なのだろうか、一体どういう意味なのか次回247話に注目しよう。

この遠征選抜試験を終えた後に若村が本当に香取隊を抜けるということはないとは思うのだが、そういった仮定を想起させるために臨時隊長に選ばれたのだろうか?

 
管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

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