弓場拓磨(ゆばたくま)はボーダー本部所属B級弓場隊の隊長兼ガンナー。
出るマンガを間違えたかのような見た目と言葉遣いだが、ワートリらしい温かみに溢れた人物である。
本記事はそんな弓場の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】弓場拓磨の特徴とプロフィール
弓場拓磨(ゆばたくま)は独特な形のメガネに黒髪リーゼントのインテリヤンキー風の男性隊員。
戦闘では二丁拳銃のガンベルト姿が特徴で、その姿でコミックス21巻の表紙を飾っている。
進学校出身で、来馬とは高校時代からの先輩後輩。
初登場 | 第180話(名前だけ第43話が初登場) |
ポジション | ガンナー |
年齢 | 19歳(大学生/三門市立大学) |
誕生日 | 4月30日・ねこ座 |
身長 | 182㎝ |
血液型 | AB型 |
家族 | 父、母、弟、妹 |
好きなもの | 1対1、家族、仲間、パウンドケーキ |
主な呼び名 | 弓場ちゃん |
【ワートリ】弓場拓磨の人柄・性格
弓場拓磨は見た目や口調が厳つい人物で、腕を組んで仁王立ちの威圧感溢れる佇まいが初登場シーンであった。
また弓場隊の作戦室には弓場用の椅子がなく、なぜか常に立っているらしい。
このように常にビシッと気合が入っているコワモテではあるが、礼節を重んじ筋を通すという古き良き硬派ヤンキーのような男である。
つまりは真面目な性格であり、しかも見かけによらず進学校出身だ。
ランク戦のMAP選択は必ず「市街地B」と決めている。
王子と蔵内は元弓場隊であるが、神田のお別れ会に呼ぶなど今でも仲が良い。
さらに同い年の19歳組男子には迅・生駒・嵐山・柿崎がおり、弓場はキャッキャする迅・生駒・嵐山の手綱を締める長兄役として、柿崎と共に彼らの保護者を務めている。
弟・妹がいるので面倒見が良いのだろう。
ちなみに柿崎には遠征選抜試験の事前アンケートで「いいやつで頼れる」という理由で“一緒に行きたい”と名が挙げられていた。
【ワートリ】弓場拓磨の所属・装備
弓場拓磨はB級弓場隊の隊長でありガンナー。
弓場隊は弓場拓磨(ガンナー)、帯島ユカリ(アタッカー)、外岡一斗(スナイパー)、藤丸のの(オペレーター)の4人部隊だ。
弓場はボーダー内でも珍しいリボルバー型拳銃使いのガンナーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
アステロイド:拳銃 | アステロイド:拳銃 |
バイパー:拳銃 | バイパー:拳銃 |
シールド | シールド |
バッグワーム | FREE |
【ワートリ】弓場拓磨の強さ
タイマン最強!No.2銃手
弓場はガンナーランク2位の実力者で、No.1ガンナー里見一馬の師匠である。
里見曰く「1対1最強」であり、太刀川や二宮とも良い勝負ができるという。
勝率が高いわけではなく、猛者たちとの戦いを何千何万と積み重ねた末の泥臭い高ランクであるところが弓場の渋さだ。
早撃ち二丁拳銃
弓場の戦闘スタイルの特徴が“早撃ちの二丁拳銃”。
弓場はトリガーの射程と弾数を切り詰めて、その分トリオンを威力と弾速につぎ込んでいる。
シューターが「キューブ出して」「キューブ割って」「狙って」「撃つ」というアクションが必要なのに対し、ガンナーは「狙って」「撃つ」のみ。
弓場は修練の末にそのアクションを限りなく速めており、遊真ですら初見では「構えが速すぎて目で追えなかった」というほどである。
つまり近距離短期戦こそ弓場の真骨頂であり、“射程を使ってじっくり削る”という他のガンナーたちのスタイルとはまるで別物なのだ。
弓場のスタイルを修は「ガンナーというよりは“銃で戦うアタッカー”」と表現している。
攻撃手キラー
弓場のスタイルは、旋空持ちのアタッカーに有利を取るために諏訪のWショットガンを参考に編み出された。
弓場の拳銃の有効射程は22m強であり、平均射程20mの踏み込み旋空弧月がギリギリ届かない間合いになっているのだ。
この間合いを保っていれば一方的にボコれるため、弓場は「アタッカーキラー」と呼ばれている。
ただしアタッカー側も進化する。
弓場のこのスタイルの対抗するために生駒旋空(射程約40m)が生まれたのである。
バイパーも使う柔軟な銃手
弓場の持ち味は早撃ちだけではない。
基本は二丁拳銃通常弾でシールドごと押し潰すのだが、トリオンが高く防御が硬い相手には変化弾や奇襲を使って“崩し”を入れるなど、駆け引きに富んだ多彩な攻撃もできる柔軟なガンナーなのだ。
弓場は風刃の適合者
弓場は黒トリガー「風刃」の適合者の1人として、風間・三輪・嵐山・木虎・加古・佐伯・片桐・一条・村上・生駒と共に名を連ねている。
あまり弓場のイメージに合わないが、ぜひ一度は弓場の風刃起動を見てみたいものである。
【ワートリ】弓場拓磨の作中での活躍
遊真と出会う(181話)
緑川の仲介によって遊真と出会う。
帯島を男子と勘違いした詫びとして帯島と手合わせさせたが、遊真があからさまに手を抜いていたためブチギレる。
すると遊真が初見殺しの新技を見せたため、弓場は「払い過ぎ」だと言って釣り銭代わりに1本勝負を受けることに。
結果は弓場が遊真を瞬殺し、次の対戦相手である遊真に「記録で見るよりずっと速い」という情報を与えてしまった。
いわば対戦前の敵に手の内を明かす形となったわけだが、それを承知で勝負を受けた弓場の“もらったものはきっちり返す”という律儀な性格がかっこいいのだ。
B級ランク戦ROUND8(185話~)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で二宮隊・玉狛第二・生駒隊と対戦する。
帯島と合流した後、生駒隊&犬飼と共に7人でヒュースを包囲する形に。
ヒュース・生駒・水上がベイルアウトし均衡が崩れると、弓場は帯島と別れて自身は犬飼を追うが、二宮隊に合流されてしまい二宮との一騎打ちとなる。
弓場は二宮の撃ち上げた追尾弾のタイミングも置き弾の存在も読み一気に自分の距離まで縮めていったが、二宮が撃っていたもう一段階の時間差弾を食らい、一手の差でベイルアウトとなった。
【ワートリ】遠征選抜試験は来馬5番隊
遠征選抜試験で弓場は来馬5番隊(来馬・小佐野・穂刈・小荒井)に所属。
弓場は鈴鳴第一とは勝手が違うだろうという来馬の意向により引き締め役として選ばれた。
「体力があってポジティブなメンバー」という来馬の言葉通りの前向きなチームとなっており、弓場は役目通りビシッと部隊を引き締めている。
物怖じしない小佐野とも相性が良さそうな様子を見せた。
特別課題で部隊に貢献
「遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか」という1日目の特別課題の回答で、弓場は「将来的なボーダー幹部もしくは隊長候補をテストしている可能性」に触れ、審査のA級隊員に評価された。
立候補して臨んだ2日目の特別課題「ランク戦が三つ巴や四つ巴で行われている理由」に対し、弓場は「防衛時の合同部隊での連携がスムーズになる」といった防衛任務に関連付けた回答をして根付に評価された。
漢気・居残り
弓場が特別課題に立候補したのは、この日から始まった戦闘シミュレーション演習で足を引っ張っているという自覚があったからだ。
特別課題の結果は悪くはなく、来馬に「やってもらって大正解だった」と言われたものの、言ってしまえば“逃げ”のようなものである。
それが弓場は許せなかった。
来馬に気を遣わせたままでは自分を許せない、できないことを放ったまま気持ちよく寝るわけにいかない、そう思った弓場はその日の夜、戦闘シミュの居残り練習を行った。
その姿を見た小荒井の助けもありつつ、弓場の努力が実となり7位だった戦闘シミュが翌日3位まで浮上した。
オリジナルトリオン兵
特殊戦闘シミュのために作ったオリジナルトリオン兵は
ステルス鉄砲玉/コスト1200
2足の攻撃手タイプで、光学ステルスが設定されていた。
【ワートリ】弓場拓磨の名言
「悔しいんなら泣きゃあいい。…そのかわり泣いた分だけ強くなれよ」(199話)
「できねェことを放っぽったまんま気持ちよく寝るわけにゃいかねェーんだよ」(222話)
「おめェーならそっからでも自分の成長に活かせんだろォが」(231話)
【ワートリ】弓場拓磨の担当声優
アニメで弓場の声を担当しているのは檜山修之さん。(1967年8月25日生まれ・広島県出身・アーツビジョン所属)
- 飛影
「幽☆遊☆白書」 - 獅子王凱
「勇者王ガオガイガー」 - 班目一角
「BLEACH」 - ヴィラル
「天元突破グレンラガン」 - 殺無生
「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」 - 上エ地圭二
「ゴールデンカムイ」
まとめ
弓場拓磨は弓場隊の隊長であり、ボーダー内でも珍しいリボルバー型拳銃使いの近距離ガンナーだ。
見た目や言葉遣いは恐いが、律儀で優しく芯の通ったかっこいい漢である。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。