間柴にクギを刺されたものの、一歩は逆に“間柴が世界王者になったらどうこうなっていいと許可を得たということだ”と前向きに捉えていた。
そんな浮つく一歩をよそに、クミは兄の試合への覚悟をしておきたいとして、一歩に次の試合に対する意見を求めた。
一歩のボクシングに対する真面目すぎる答えはやはりクミを不安にさせてしまうが、「無傷は難しいかもしれないがきっと世界王者になって帰って来る」という一歩の言葉をクミは受け止め、「兄の試合が終わったら海に行きたい」と口にした。
本記事では第1429話「海に行きませんか」の内容をまとめていく。
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『はじめの一歩』の最新刊は138巻。
ウォーリーvsリカルド・マルチネスの結末が描かれた熱き1冊なので必見だ。
ちなみにこの138巻をもってコミックス累計1億部突破したそうだ。すごい!
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『はじめの一歩』1429話の見どころネタバレ
①海デート決定!
「ここも海ですが」とトンチンカンなことを言う一歩。
するとクミは海水浴はどうかと畳みかける。
今家の中がピリピリしているため、思い切り羽を伸ばしたいのだそうだ。
すでに水着も用意してあるという言葉に一歩は息をのむ。
しかも2人きりで行きたいというクミに、一歩はもう妄想が止まらない。
一歩は目を回しながら、クミを海へ連れて行くと約束する。
②応援を受ける間柴
仕事を終えた間柴は素っ気なく帰路に就こうとするが、その後ろ姿に同僚たちからの激励が送られる。
「お前はオレ達の誇りだ」と。
③間柴の変化
そんな間柴の練習は明らかに以前とは変わっていた。
会長は何も指示していないのだが、1つ1つのパンチと練習の意味を深く掘り下げており、より確実に勝利に近づく努力をするようになったそう。
ただ鍛えて強い自分をぶつけるのみではなく、常に相手を、そしてたくさんの人達のことを考えている…そういう自覚があるのを最近感じるのだと会長は言う。
そして今なら立派な世界挑戦者として胸を張って送り出せると言った。
④クミを想う間柴
間柴が家に帰ると部屋に電気が灯いていなかったため、クミに何かあったのではないかと間柴は焦った。
しかしその日はクミが夜勤であったことを思い出す。
間柴は暗い部屋を見つめ、クミが帰ってくる場所はここであり、自分はそれを作ったのだと言い聞かせる。
そして安心させて出て行かせなくては…と考える。
⑤間柴の過去編開始
かつて間柴は、手当たり次第の者を屍にするような恐ろしい黒い影を見た。
しかしそれはガラスに映った自分の姿であり、どうやら何人も大ケガをさせたようだった。
それから何度も繰り返し警察沙汰になってしまう。
キレると間柴の中にいるあの悪魔が出てきて、わけがわからなくなってしまうのだ。
そんな時、両親を事故で亡くす。
当面は親の遺してくれた金で何とかなるとして、食いつぶしていくだけではダメだ、オレが何とかしなければ…と間柴は思う。
そんな矢先に街で絡まれてしまい、そしてアイツが出てきてしまう!
『はじめの一歩』1429話の名言
幕之内一歩
「間柴さんが世界王者になったらやるコト多いなあ!」
『はじめの一歩』ネタバレ1429話のまとめ
前半の一歩のアホ面から一転、間柴を中心としたストーリーが描かれ始める。
世界戦を前に、自分を押し上げてくれた人達のことを想う心が感じられる劇的な変化が見える間柴。
始めの頃は怨念を叩きつけるような戦いをしていたが、それではそうなった背景は一体どのようなものだったのか、次回も引き続き間柴の過去編となりそうだ。
果たしてこの過去編が試合にどう繋がっていくのかも含めて見守っていよう。
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。