千堂の練習相手となっている宮田は「おそらく千堂はリカルドに勝てない」と考えていたが、現在リング外からボクシングを見ている一歩は「千堂が一番宮田やリカルドに勝つ可能性がある」と考えていた。
普通に考えれば防御に徹した宮田やリカルドが勝つはずだが、2人には判定で善しとしない「気の強さ」があり、必ずどこかで倒しに来ると一歩はそのボクサー性を信頼していた。
そしてその少ない接点で千堂が一番何かをやってくれそうだと一歩は考えているのだ。
果たしてそんな展開にもっていけるのか、宮田は引き続き練習相手として千堂のサポートをしていくようだ。
本記事では第1428話「カクゴ?」の内容をまとめていく。
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『はじめの一歩』の最新刊は138巻。
ウォーリーvsリカルド・マルチネスの結末が描かれた熱き1冊なので必見だ。
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『はじめの一歩』1428話の見どころネタバレ
①一歩の本命は
釣りをして過ごす一歩&クミ。
うまく釣る一歩にクミは「幕之内さんと結婚した人は毎日オカズに困りませんね」と笑う。
一歩は「魚ばかりになって怒られちゃいます」と笑う。
もしもの話として赤面する2人を見て泰平は思った。
クミと話している時と宮田と話している時の一歩の頬の赤らめ方が同じだと。
果たしてどっちが本命なのか、菜々子が割り込む隙間はあるのか…そんなことを考えるほど平和なひと時であった。
②期待と覚悟
一歩は先日の間柴の言葉を思い出していた。
「オレがベルトを巻くまでは妹とどうこうなるのは我慢してくれ」
ということは、間柴が世界王者になったらどうこうなっていいと許可を得たということだ。
そんな考えが過っていた時、クミが「覚悟をしておきたい」と一歩を見つめた。
一歩の竿がビーンと立つ。
しかしクミの覚悟とは、兄の試合に対してのことであった。
一歩の竿が悲しく萎れた。
③カギは距離
改めて一歩はマーカス・ロザリオに対する自分なりの印象を語り出す。
まず大前提として「世界王者に弱い人はいない」と一歩。
その上でロザリオは、基本的にインファイターであり、ゴング直後からプレッシャーをかけたままゴリゴリ押し切ることが多いと語った。
さらに一歩は、ロザリオと間柴は戦略的には正反対で、相性はどちらにとっても最悪。
恐らくは自分の距離で戦う時間が長いかどうかが勝敗に直結する「鍵」となると熱弁していく。
④海デートのお誘い?
一歩の真面目すぎる率直な意見に黙り込むクミ。
一歩が自分は間柴派だし勝てると思っているとフォローするが、勝てるかどうかより無事に帰ってきてくれたらそれでいいとクミは俯いた。
それに対し、無傷は難しいかもしれないがきっと世界王者になって帰って来ると一歩が返す。
するとクミは頷き、兄の試合が終わったら海に行きたいと言った。
『はじめの一歩』1428話の名言
間柴久美
「兄の試合が終わってもまだ夏は終わっていないので、海に行きたいです」
『はじめの一歩』ネタバレ1428話のまとめ
あの日以来しばらく進展はないだろうと思われた一歩とクミだが、間柴の試合後に海デートとなりそう。
何だかいい予感はしないがとても楽しみだ。
また間柴vsロザリオにおいて、一歩は「距離」がカギだと捉えているようだ。
もちろん間柴陣営も意識はしているだろうが、その辺も含めて試合を楽しみにしたい。
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。