現在、演習林での陸上トレーニング中。
1年生にはハードすぎるメニューが続き、「へそ出しリレー」「ゲボうがい」「ババア水」と数々の狼之神伝説をなぞりながら、ようやく第2ポイントへ移動となった。
次は一体何が待ち受けているのだろうか!?
全ての挫折を祝福に変える！改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第17話「山王坂道ダッシュ」の内容をまとめていく。
『ドッグスレッド』最新第1巻は本日(1月18日)発売
『ドッグスレッド』待望のコミック第1巻がついに本日(2024年1月18日)発売された。
巻末にはアイスホッケーについての分かりやすい解説が掲載されており、物語をより楽しめるようになっているほか、アイスホッケーという競技を知るにも便利な1冊となっている。
そして続く第2巻も2月19日(月)に発売予定。
2か月続けての発売という充実した予定に備えよう！
『スピナマラダ!』との読み比べもオススメ
本作は野田先生のデビュー作『スピナマラダ!』の“再創生”であるため『スピナマラダ!』と読み比べても面白い。
『ゴールデンカムイ』に繋がる強個性キャラやクセの強すぎる展開も満載なので、金カムファンにも是非読んで欲しい作品であり、1つのスポーツ漫画としても完成度が高いのでスポーツ漫画ファンにも是非読んで欲しい。
『ドッグスレッド』の物語が進むほど同じ部分違う部分の楽しみも増えていくのでどんどん面白くなっていくはずだ。
また、いよいよ公開が明日2024年1月19日(金)に控えた実写映画『ゴールデンカムイ』をより楽しむために、原作『ゴールデンカムイ』の読み直しもこの機会に是非！
『ドッグスレッド』17話の見どころネタバレ
①突撃！源間の晩ごはん
場面は慶一がまだ鼻たれ小僧だったくらい前の源間家。
幼い浩一と慶一、そして甲斐賢吾の3人が、源間母のカレーを食べている。
賢吾は恐らく父子家庭で、たびたび源間家で一緒にご飯を食べていたようだ。
父がセコマのおにぎりしか買ってこないらしく、「おばちゃんのカレー大好き」と言いながら食べる。
そんな賢吾を源間母も可愛がっていたようだ。
そして賢吾と浩一が2人揃って狼之神に入り、アイスホッケー部のユニフォームに身を包んだ姿を母は嬉しそうに写真を撮った。
源間父は泣いていた。
慶一は誇らしそうに2人の姿を見ていた。
②山王坂道ダッシュ
場面は現在に戻り、陸トレ第2ポイントに到着。
「山王神社の坂道ダッシュである!!」
ということで次は坂道ダッシュだそう。
この坂を登った先にある社殿にタッチすることが今回のミッション。
制限時間は2分で、1年生全員で駆け上がり、誰か1人でも2分を切れば全員に水が与えられるというスペシャルステージだ。
坂道より「壁」と言ってもいいほど急な傾斜であるが、足の速いロウは早くも余裕でゴールできそうであった。
③ダッシュだけじゃない！
ところが登り切る直前で賢吾に突き飛ばされる。
いや、賢吾だけでなく上級生全員が上で待ち構えていた。
「ただ走るだけと思ったか!?」
この坂道ダッシュにはオフェンスとディフェンスがあったのだ。
1年生はオフェンスであり、この上級生たちのディフェンスを越えて社殿にタッチしなければならないのだ。
ちなみに負けた方にはペナルティがあるらしい。
④上級生が強い！
激しい攻防が繰り広げられる坂上。
もみくちゃになる中、慶一が富士にサイドへ回り込めと指示をした。
それに従い富士は混沌の脇をすり抜けてい…けるかと思われたが、賢吾に捕まり投げ捨てられた。
続いて慶一は「こっちのスペース空いてるぞ！」とまたしても周囲をアシスト。
すると、ちょうどそこにいたのは小杉であったが、その小杉の背とさらに慶一の頭を足場にして攻防を飛び越え、ロウが坂上に到達してみせた。
残り5秒。
華麗なステップでディフェンスを躱し、ラスト1秒で社殿に飛びかかる。
が、タッチ寸前で浩一に止められてしまった。
さすが狼之神の守護神である。
⑤狼之神伝説『鬼ボッコ』
結局誰もタッチは出来なかったが、1年を統率し始めた慶一と飛び抜けた身のこなしのロウの存在には紅露も満足そうであった。
しかし敗北は敗北なので、1年生にはペナルティが待っていた。
ペナルティはこれまた狼之神伝説の1つとなっている『鬼ボッコ』。
巨大な丸太を皆で担いで30回スクワットをするというものだ。
丸太は2本あり、2班に分かれてスクワットを開始するが、相当きつそうである。
⑥狼之神伝説『歯の禁止』
この鬼ボッコ、苦しそうな顔で歯を見せてはいけないというルール。
試合では相手に疲れた顔を悟られないため、常にポーカーフェイスでいなければならないからだ。
ちなみに笑顔でも歯を見せてはいけないらしい。
「返事くらいしろ!!舐めてんのか!?」と厳しく指導する賢吾。
ところが賢吾が去ろうと後ろを向くと、なんと丸出しのケツに葉っぱが1枚挟まれていた！
思わず笑ってしまう小杉。
うっかり歯を見せてしまい、スクワット10回追加されてしまった。
⑦さすがキャプテン
よく見ると丸太には、狼之神アイスホッケー部の歴史が刻まれていた。
「1990年 平成2年卒 全国制覇達成 24期生一同」「平成12年 34期生一同 10連覇 つなげ!!」「2007年平成19年 全国大会17連覇 41期生一同」などである。
それを見て慶一は（俺が絶対に奪い返す）と改めて誓った。
そんな時、「ちんたらしてたら真っ暗になるぞ!!」と紅露の怒号が飛んだ。
気を引き締める1年生たち。
しかし紅露が去ろうと後ろを向くと、やはりケツ丸出しで、めちゃくちゃ葉っぱが挟まっていた！
『ドッグスレッド』17話の名言
源間慶一
「母ちゃんこれマヨネーズかけていい？」
源間母
「ふたりともユニフォーム似合ってるよ!!」
甲斐賢吾
「ただ走るだけと思ったか!?うちは陸上部じゃないんだぞ!!」
源間慶一
「俺が絶対に奪い返す」
『ドッグスレッド』17話のあおり文と予告
【あおり文】
俺がケツ出しゃ終いよ。
【予告】
療養休載。次号YJ9号2月1日発売です。
『ドッグスレッド』ネタバレ17話のまとめ
今回も狼之神伝説が登場した。
鬼ボッコと歯の禁止である。
恐らくこれらは上級生がケツを出すまでがセットであり、受け継がれてきた伝説なのだろう。
野田作プリケツのファンは、ドグスレでも見られるのかと安心したのではないだろうか。
しかしこの先輩たちも、先達の積み重ねてきた歴史が刻まれた鬼ボッコと共に汗をかいてきたのだ。
ケツを出しているからといって、慶一が「奪い返す」と誓っている以上の思いと覚悟を彼らが抱えていることを忘れてはいけない。
そして綺麗なケツを持つ賢吾の家庭環境が冒頭で少し描かれたわけだが、源間兄弟とは幼馴染というより家族といってもいいほどの関係のようだ。
なぜ今ここで少しではあるが彼らの過去に触れられたのか、今後の展開にどう繋がっていくのか注目していよう。
今月より『ドッグスレッド』が掲載されているヤンジャン！(集英社公式・ジャンプ系青年マンガ誌総合サイト/アプリ)で、週刊ヤングジャンプの定期購読を始めとするサブスクリプションサービス「ヤンジャン！BLUEメンバーシップ」が始まった。
現在各話レンタルで配信中の『ドッグスレッド』を何度もじっくり読みたい人や、『キングダム』など週刊ヤングジャンプの他作品も並行して読んでいる人にオススメだ。
特典の1つとして週刊ヤングジャンプが月額980円(1号あたり400円×4週間＝1,600円)とお得に読めてしまうので、紙派の人が電子書籍に乗り換えるのも良いかもしれない。
その他の特典など詳しくは公式サイトをチェック！
⇒ヤンジャン！BLUEメンバーシップ
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。