「ドッグスレッド」最新話ネタバレ6話 ハルナがフィギュアをやめた過去!【ドグスレ】

ドッグスレッドネタバレ6話 あらすじネタバレ
※本サイトはプロモーションが含まれています

ロウが二瓶利光に注目されるスケーティングを見せる一方で、人数がギリギリの宮森中は心身ともにもう限界だった。

小杉が北陵中ではなく宮森中を選んだこの3年を虚しく感じてしまうほどに。
この宮森中最後の試合を「ただ早く終わって欲しい」と思ってしまうほどに。
そんな小杉の心中を察して土肥が、宮森中に引き留めてしまったことを謝罪するほどに。

するとロウが「北陵に一矢報いることが出来たらお前らの時間は無駄にならんのだよな?アイスホッケーが大好きでいられるんだよな?」と問い、「息が止まるまで一緒に走ろう」と伝えた。
そしてロウは北陵中に手を抜かないよう念を押し、慶一とあのリンクの使用権を賭ける

そうして始まった最後の第3ピリオド目。
宮森中アイスホッケー部最後の20分間だが、奮闘するロウだけでなく、土肥が汗や鼻水を垂れ流しながらも、足を止める仲間達を必死に鼓舞しながら走り続けていた。

そんな宮森に向けて「頑張れ宮森!!」という応援が沸き始める!

「全ての挫折を祝福に変えるアイスホッケー超回復コミック!!」

本記事では第6話「レシーブをするコツ」の内容をまとめていく。

スポンサーリンク

『スピナマラダ!』との読み比べもオススメ

本作は野田先生のデビュー作『スピナマラダ!』の“再創生”であるため『スピナマラダ!』と読み比べても面白い。

『ゴールデンカムイ』に繋がる強個性キャラクセの強すぎる展開も満載なので、金カムファンにも是非読んで欲しい作品であり、1つのスポーツ漫画としても完成度が高いのでスポーツ漫画ファンにも是非読んで欲しい。

『スピナマラダ!』は全6巻なので一気読みがしやすい点もオススメだ。

また待望のキャスト発表があった実写映画『ゴールデンカムイ』に向けて、原作『ゴールデンカムイ』の読み直しもこの機会に是非!

『ドッグスレッド』6話の見どころネタバレ

①うるさい応援

もう試合も残り2分
はじめは嘲笑を浴びせていた宮森中生徒たちから、いつの間にか「どうにかならないのか」というもどかしい声と共に「がんばれ!がんばれ!」という声援が飛んでいた。

その声援を小杉は「うるせえなあ」と思う。
このまま終わるのが悔しくなってしまうからだ。

しかし今確実に宮森には力が生まれており、増子もゴールを守ってみせる。

②ハルナがフィギュアをやめた理由

そんな時、ロウが慶一のタックルを受けひっくり返ってしまう。
遠のく意識の中で、ロウの脳裏に楽しそうにスケートを滑っていたハルナの姿が過った。

かつてはハルナもロウと同じくフィギュアをしていたのだ。
しかしおそらく金銭的な負担も相当であるし、2人分の衣装を作るなどで母の疲労は目に見えてたまっていた。

そんな姿を見てロウは「俺か春名かどっちか選んで!」と選択を迫る。
ハルナには相談していなかったが、ロウは「ハルナの方がフィギュアが大好きだと思う」とだけ伝えた。

しかし母が選んだのはロウだった。

③ロウの責任

「オリンピックは“好き”の大きさだけじゃ届かない場所」
母の言うことは間違ってはいないのだろう。

しかしその後ゴミ捨て場に捨てられたハルナのスケート靴を見てロウは実感する。
自分たちがハルナからスケートを奪ったのだと。
捨てさせるつもりまでは無かったのにとロウは青ざめるが、母の言う通り自分たちが奪ったからにはもう後に引くことは許されない。

「気持ちは演技ににじみ出るから、スケートを楽しんで」と母は言ったが、もはやその言葉は呪縛であり、ロウは純粋に楽しむことなどできなくなってしまったように見える。

④行け小杉!!

回想は一瞬だったようで、すぐにロウは飛び起きた。

そして慶一の運んでいたパックを後方から弾くと、それを栗田がキャッチし安田へ、土肥へ、小杉へとパスが繋がれていく。
さりげない描写であるが、宮森中メンバーが練習の積み重ねと絆を感じる綺麗なパス回しである。

そして小杉は激しく息を切らしながらも一心不乱にゴールへと駆ける。
その肩に宮森中生徒たちと仲間の声援と期待がかかる。
そして北陵中監督で元宮森中監督である北島も「行け小杉!!」と口にしていた。

しかし富士と絡み合って転倒し、ゴールまで運ぶことはできなかった…。

⑤予想外のレシーブ

ただし小杉はパックを死守し、その希望を前方にいたロウへと繋いだ。

「ブレードを直角に…延長だと思って…」
祖父の助言を反復しながらパックを迎えるロウは…
パンッ!!
なんと“スケート靴の”ブレードを直角にしてパックをレシーブした。
祖父も思わず「そっちがあったか!!」と叫んだ。

ロウにとってブレードはスケート靴のブレードだし、当然それは足の延長なので、「ブレードを直角に、延長だと思って」という助言通りの行動なのである。
やはり素直な性格だ。

⑥さらに予想外の方法で反撃へ!!

そこからロウは、なんとパックの上に乗って前進

スケボーのように片足で漕いで進んでいるのだが、小さなパックの上を細いブレードで乗っているのだ。
異次元の平衡感覚である。

前話で二瓶が「パックは蹴っても反則にならない」と言っていたが、これはルール的にあり!?
この予想外のアクションを起点に宮森中の反撃なるか!?

『ドッグスレッド』6話の名言

小杉勇希
「今さら応援すんなよ。このまま終わるのが悔しくなるだろうが!!」

白川母
「私たちがハルナから奪ったからにはもう後には引けないよ」

北島監督
「行け小杉!!」

『ドッグスレッド』6話のあおり文と予告

【あおり文】
行け→

【予告】
次回、急病のため休載。再会は43号(9月21日発売)です。

『ドッグスレッド』ネタバレ6話のまとめ

ハルナにあまり笑顔が見られなかったのは、大好きなものを諦めさせられた過去があったからだったようだ。

母を気遣ってのロウの言葉だったのだろうが、ロウにはハルナの好きなものを奪ってしまったという罪悪感がずっと付きまとうことになった。
「自分が辞める」と言えればよかったのかもしれないが、おそらくロウもフィギュアが好きだったし、自分が母に選ばれることもわかっていたように見える。

だからこそ「捨てさせるつもりまではなかった」という発言になったのだろうが、しかし大好きだからこそ、諦めなくてはならなくなった時にはその存在を自分の世界から消してしまいたくなるものである。
1巻で言われていた“ハルナはロウの試合に来ない”というのも、こういった経緯があったためであった。

しかし妹の楽しいを奪ってまで自分が楽しむなんてロウにはできなかっただろう。
そしてその末に、母が事故で亡くなってしまうという結末を迎えたのだからロウとしてはやるせない。

また、フィギュアを捨てて今アイスホッケーをしているロウの姿もハルナにとっては不快だろう。
ハルナがあまり好ましくない顔をしていた理由が分かったが、どうにかハルナも笑顔になれる時が来てほしいと願う。

こういった過去を知った上で前話(5話)の宮森中メンバーへの檄を振り返ったら、アイスホッケーが大好きなままでいて欲しいと願うロウの言葉により重みが増した。
そんなわけで何とか北陵中に一矢報いてほしいので、誰もが予想し得なかったプレーを見せるロウに次回も期待だ。

管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

タイトルとURLをコピーしました