ガトリンはガロプラ遠征部隊の隊長。
アフトクラトルの属国として任務に臨み、結果的に作戦はボーダーに阻止されてしまうことになるのだが、その強者感は十分に読者の記憶に残った。
それではガトリンはどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】ガトリンの特徴とプロフィール
引用元:ワールドトリガー.info
ガトリンは黒髪短髪にヒゲを生やし、額に大きな傷のある高身長でガタイの良い男性である。
初登場 | 第120話 |
出身 | ガロプラ |
年齢 | 35歳 |
誕生日 | 11月20日・とけい座 |
身長 | 189㎝ |
血液型 | 不明 |
家族 | 妻、息子 |
好きなもの | 家族、魚の串焼き、鹿肉のシチュー |
主な呼び名 | 隊長 |
【ワートリ】ガトリンの人柄・性格
ガトリンはどっしりとした見た目通りの落ち着いた性格。
遠征部隊の隊長を任されるほどの実績を積み上げてきた叩き上げであり、アフトクラトルの属国として玄界に侵攻しつつも、アフトクラトルが玄界の目をガロプラに向けようとしている可能性があると考えるなど、物事の裏まで思案できる冷静で聡明な人物である。
戦闘においても常に冷静沈着で、敵1人1人の能力と役割、己の利点などを分析しながら戦いを組み立てていく。
ちなみに故郷には妻と8歳の息子がいるらしい。
【ワートリ】ガトリンのトリガー
ガトリンのトリガーは『処刑者』。
腰にセットしたトゲのようなトリガー(?)のうちの2つを消費し、背中に4本のアームを展開する。
その姿を小南はレイジの『全武装』のようだと表現したが、レイジが様々なトリガーを展開しているのに対し、ガトリンのアームはすべてカニの足のような形で先端がブレードになっている。
このアームそれぞれで鋭く重い斬撃を行うほか、アームを突き刺しての壁移動も可能。
しかもこのアームは黒トリガーでなければ折れないほど堅い上に、シールドのような形状に変形することもできて防御にも優れている。
ただしボーダーとの戦闘で、太刀川に傷つけられた場所に小南に正確に打ち込まれることでアームを折られてしまった。
また対ボーダーでガトリンは大砲型のトリガーも備えており、斬られた左腕にそのまま接続使用している。
それを撃つ際、反動対策として『処刑者』のブレードを地面に突き刺し、身体を固定させている。
【ワートリ】ガトリンの強さ
強さは忍田並み
ガトリン・ラタリコフ・ウェンソーはボーダー基地に侵入した際、強さを色で識別するサイドエフェクトをもつ天羽から「A級以上のいい色」と評された。
特にガトリンは「色分けで言うと忍田さんに似てる。手強いと思うよ」と言われ、実際にBBF(オフィシャルデータブック)に記された能力値は忍田とほぼ同じである。
戦闘力もさることながら洞察力・分析力も非常に高く、ボーダー基地に侵入した際には遠征艇を盾に取った形だったとはいえ、冷静な立ち回りで太刀川・小南・村上の3人を相手に通常トリガーながら堂々と渡り合った。
【ワートリ】ガトリンの作中での活躍
遠征部隊として玄界に到着(121話~)
玄界に到着するとガトリンは隊長として決めた方針を皆に伝える。
ガトリンは玄界の足止めをしろというアフトクラトルから出された指令に対し、「トリガー使い」も「雛鳥」も狙わずただ基地への破壊工作をするという作戦を打ち立てた。
それはアフトクラトルの真の狙い(玄界の目をガロプラに向けさせたい?)と玄界(ボーダー)の戦力情報を考慮しつつ、求められている成果とガロプラの安全を守るバランスの良い作戦であった。
ボーダートップ隊員たちを相手取る(127話~)
ロドクルーンの出してきたトリオン兵も合わせて作戦を詰めた結果、ボーダーの遠征艇を破壊する作戦となり、ガトリンは実行役としてラタリコフ・ウェンソーと共にボーダー基地内に潜入する。
那須&熊谷をウェンソーに任せてラタリコフと遠征艇ドッグに進み、太刀川・小南・風間・村上と対峙。
『処刑者』を展開し、1人1人の能力と役割を分析しながら太刀川・小南・村上を相手取る。
しかし太刀川ごと小南に真っ二つにされ敗北することとなった。
だが真っ二つにされた後も緊急脱出する時まで目的達成を諦めずに、最後の大砲を撃ち込んだ。
【ワートリ】ガトリンの名言
「予定通りだ。10分で終わらせるぞ」(124話)
【ワートリ】ガトリンの担当声優
アニメでガトリンの声を担当しているのは江川央生さん。(1962年9月13日生まれ・東京都出身・青二プロダクション所属)
- 牧紳一
「SLAM DUNK」 - 太田博之、島袋岩男
「はじめの一歩」 - クロオビ、ジョン・ジャイアント ほか
「ONE PIECE」 - キラリーノ
「ボボボーボ・ボーボボ」 - キラービー
「NARUTO-ナルト-」 - 烏養繋心〈2代目〉
「ハイキュー!!」
まとめ
ガトリンは冷静な思考をもって任務遂行を目指すガロプラ遠征部隊の隊長。
上(アフトクラトル)からの圧力の中、戦果よりも身内(ガロプラ)を守ることを第一に考えながら最適な作戦を立案できるバランス感覚の良い実力者である。
戦闘能力も十分に高く、玄界での任務は計画・統率・行動・実力どれをとっても終始完璧な仕事ぶりであり、迅の予知さえなければ宣言通り10分で目的を達成できていた可能性は高い。
今後ボーダーと敵対することはなさそうだが、活躍をもっと見てみたいと思わされる有能な人物である。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。