『キングダム』桓騎軍メンバーまとめ!最新話までの生存・死亡情報も含めて主要キャラの活躍を徹底紹介!

キングダム桓騎軍メンバーまとめ キングダム
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秦軍の中でもひときわ異彩を放つのが桓騎軍だ。
見た目の異様さと奇抜な戦いぶりはおよそ軍とは思えない。

だが率いる桓騎と彼を支える仲間たちの個性に惹かれる読者も多く、キングダムにおいて絶大な人気を一団となっている。

本記事ではそんな桓騎軍の主要キャラの活躍を徹底紹介。
死亡したキャラのラストシーン、生存しているキャラの現在の状況も含めて、その活躍・魅力を詳しくまとめていく。

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桓騎軍とは

桓騎軍とは秦国に属する軍の1つ。
桓騎があらゆる野盗団をまとめて上げて作った一団であり、勝つためなら略奪や虐殺も厭わないという残虐な戦いぶりから味方からも警戒されている。

だが「戦いの天才」とも称される桓騎の策のもと、独自に培った武力と判断力で繰り広げる特異な戦闘は秦軍の勝利に何度も貢献しており、重要な戦いにおいても実績を上げ続けている。

廉頗率いる魏軍との対峙となった山陽の戦いでは秦軍右翼となり、主戦場からほど遠い場所に布陣。

ゲリラ戦を展開して介子坊を苦しませたほか、趙軍に変装して玄峰本陣に潜入し桓騎自らが玄峰を討った。

さらに魏本陣を奇襲して総大将・白亀西を討ち、秦魏和睦(廉頗の敗北宣言)のきっかけを作った。

合従軍に攻め込まれた函谷関の戦いでは、蒙驁軍・張唐軍と共に函谷関守護という大役を担い、魏・韓軍と対峙。

呉鳳明作の巨大井闌車を焼き払ったほか、もう1台の井闌車で函谷関の下に降り、魏兵を装いながら韓に奇襲した。

その戻り際、函谷関に文字通りの楔を打っていた魏の床弩車もついでに破壊して回るという手際の良さであった。

毐国の反乱では敗走した反乱軍と激突・殲滅し、嫪毐を生け捕りにした。

黒羊丘の戦いでは本軍となり、飛信隊と共に趙・慶舎&紀彗軍と丘を巡って対峙する。

非道な作戦により飛信隊と衝突するも、自軍の損傷を最小限にとどめて勝利するという“大人の戦い”を飛信隊に見せつけた。

王翦軍・楊端和軍との連合軍で臨んだ鄴攻略戦では鄴の包囲を任され、鄴の援護に来た趙軍を迎えうつ。

鄴で王翦の間者が火を放つと、すかさず城外から住民の不安を煽り、城門が開いたと同時になだれ込みあっという間に陥落させた。

桓騎が六大将軍になった後の武城・平陽攻略戦では、8万の軍勢で前線を押し上げていくも、桓騎の指示で前進し続けたことで、扈輒軍24万に狙われて総崩れとなった。

しかしなんと桓騎を含む精鋭部隊がその混乱と趙軍の目が飛信隊に向いている隙を突いて扈輒本陣を急襲し、扈輒を討ち取って逆転勝利した。

ただしこの戦いで桓騎軍は雷土を失うこととなり、また、10万人の捕虜を斬首するという大問題を起こした。

趙攻略を懸けた趙北部攻略戦(肥下の戦い)では、李牧の罠を感じつつも秦軍14万の本軍として前進し続けるが、宜安手前の宜司平野で待ち受けていた趙軍31万に包囲されてしまう。

時間を稼いで闇夜に紛れて脱出し、宜安城を攻略していた飛信隊・楽華軍・砂鬼一家らと合流を果たすと、宜安の民が疎開している肥下城へ進軍すると見せかけて李牧を奇襲。

李牧をあと一歩まで追い詰めるが、次々に駆けつける趙の援軍に包囲され形勢を覆され、桓騎の討ち死に含めて桓騎軍はほぼ全滅した。

桓騎軍主要メンバー

初登場/人柄
桓騎

桓騎は202話にて蒙驁の副将として初登場。
元野盗の首領で、勝つためなら略奪虐殺なんでもやるというスタンスを持ち、“相手の本陣を薄くして奇襲をかける”などの奇襲・奇策を得意としている。

その実力は「六将級」とも評されており、先読み・心理戦の才は李牧をして「化物」と言わしめるほど。

ただし李牧には奇策以外の手段を知らないことが桓騎の弱点があるとも言われている。

【桓騎のルーツ】
桓騎は13歳の頃、山で倒れていたところを偲央という少女が率いる孤児たちの一団(後の砂鬼一家)に拾われる。

そこで“奪われる者”の存在を知った桓騎は、この世界に最も多く存在するが何もしない“中間の者”を憎むようになり、また彼らに“傷つけられないための手段”を教えた。(それが拷問を得意とする砂鬼一家の始まり)

しかし恋仲となった偲央が紀巴城主に見せしめに惨殺されたことで桓騎は砂鬼一家を出る。

そして雷土や黒桜らが率いていたいくつもの野盗団を吸収して桓騎一家を作り、軍ほどの規模となった頃に紀巴城を攻めて、偲央の仇となる城主を含む住人全員の首を斬り落とした。(「首切り桓騎」という悪名がついた所以)

【秦将として】
大野盗団として力をふるっていたある日、野盗狩りに来た蒙驁から誘いを受けたことをきっかけに桓騎一家は秦軍所属の桓騎軍となる。

そして蒙驁の副将を経て功績を積み重ね大将軍となり、始皇13年の六大将軍復活に伴い第五将に任命された。

死亡

趙北部攻略戦(肥下の戦い)で李牧本陣を奇襲し、仲間たちと共に李牧を追い詰めた。
しかし趙の援軍が駆けつけるまでに決着をつけることができず、包囲されてしまう。

そこで桓騎は「一秒でも先に死んだらそいつの負けだよな」と李牧との相討ちを狙い、厘玉らとともに最後の突撃。

その刃は李牧の鼻先を突き付けたが、しかし剣が折れていた分だけ惜しくも李牧に届かせることが出来ずに李牧の眼前で息絶えた。

名言

「大丈夫だ。全部うまくいく」

初登場/人柄
雷土

雷土は212話にて初登場した桓騎軍幹部の1人で、左目周りに○の刺青をしている恰幅の良い男。
元は天拝山を根城にした野盗団のリーダーであり、黒桜・摩論の一家と日々小競り合いをしていたところに桓騎が現れてなんやかんやで桓騎一家入りした。(68巻おまけマンガより)

桓騎軍の主力部隊を率いる屈指の武闘派武将であり、山陽の戦いでは桓騎が敵陣に乗り込んだ際の本軍を任され、黒羊丘の戦いではゼノウ一家らと前線を突き進み、鄴攻略戦では鄴に迫る趙軍を悉く迎えうつなど、常に戦いの最前線を任されている。

粗暴な人柄ではあるが、逐一戦況を気にかけて桓騎に「武将みたいだ」とからかわれるなど真面目で繊細な一面を持ち、桓騎軍を抜けると言い出した那貴に誰よりも激昂するほど桓騎軍に対して義理堅い。

桓騎の戦術を理解できず苛立つこともあるが、「面白くて誰よりも側で見てたいから」という理由で慕い信じている。

死亡

武城・平陽攻略戦で右翼として大劣勢の戦況でも勇猛に戦い続ける。

オギコから「無茶しすぎるな」という旨の桓騎の伝言を受けたことで一時後退を決めるが、扈輒軍将軍・龍白公の末子・曹還を捕らえたため、彼を利用して龍白公を誘い出すことにした。

狙い通り龍白公を討ち取るが、さらに駆けつけてきた長子・竜布に捕らえられてしまう。
そして雷土はそのまま扈輒軍本陣に連行され、凄惨な拷問の末に死亡した。

桓騎の狙いを聞き出すための拷問であったが、雷土は最期まで口を割ることはなかった。

戦が終わったら、六将となっても“渇いた”戦いを続ける桓騎に一体何と戦っているのか聞こうと思っていた雷土。
最期には少し分かりかけた気もしたが、「もう一回だけお頭としゃべりたかったな」と桓騎に想いを馳せながら絶命した。

名言

「元野盗団の桓騎軍俺達はどんなに下手うったとしても、ぜってェ手ぶらじゃ帰らねェんだよ!」

初登場/人柄
黒桜

桓騎軍で紅一点の女性幹部で、初登場は212話
元は黒川山を根城にした野盗団のリーダーであり、雷土・摩論の一家と日々小競り合いをしていたところに桓騎が現れ、面食いということもあり桓騎に一目惚れした。

桓騎の言動に頬を赤らめる場面も多く、時にはその色香に鼻血を出すことも。

弓の速射を得意としている。
またリーダーとしては攻め時と引き際の判断に長けた攻防に優れた良将であるため、桓騎軍の戦場では中央の戦場を任されることが多い。

死亡

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時、李牧を討つため、桓騎を守るために、得意の弓でカイネや馬風慈ら李牧側近を狙い撃つ。
弓を壊された後も剣に持ち替え奮戦していたが、李牧兵の槍に腹を貫かれた

厘玉に支えられながら何とか桓騎の元に辿りつき、桓騎の「全部うまくいく」という言葉に安堵。
そして李牧との相討ちを狙う桓騎の背中に改めて惚れ、感謝しながら息絶えた。

名言

「ああお頭…やっぱりかっこいいなァ」

初登場/人柄
摩論

摩論は桓騎軍の参謀を務める“紳士”で、初登場は212話
元は那華山を根城にした野盗団のリーダーであり、雷土・黒桜の一家と日々小競り合いをしていたところに桓騎が現れ、財の管理を任せると言われて仲間になった。

丁寧な口調と所作ではあるが非常に胡散臭く、桓騎一家加入当初に何度も裏切りを試みていたほか、今でも戦況が危うくなると自分と側近だけでも逃げようとするしたたかさを持つ。

参謀として軍を任されるが、桓騎の考えが分からずに汗をかかされることも多い。

他国の抱える危険な武将全員の名前を記憶しているなど情報に強い知将で、武城・平陽攻略戦では扈輒撃破に素早く情報戦を展開して趙軍の投降を促し大勝利に貢献した。

また料理人になった方がいいと言われるほど料理が上手く、鄴攻略戦や趙北部攻略戦の際にも戦場で桓騎らに優雅な食事をふるまっている。

生存

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時に摩論は桓騎から離れた遠くに配置された。
理由は桓騎が桓騎軍の生き残りを摩論に託したからで、摩論はその伝言をオギコから受けて知り、桓騎の思いを汲んで飛信隊との趙脱出を決意した。

ただし桓騎あっての“軍”であると考えていたため、秦軍を離れて傭兵団としてやっていくことにした。

名言

「六大将軍 桓騎の大参謀にして “紳士” 摩論でございます。宜しく」

初登場/人柄
厘玉

厘玉(正しくはにんべんに厘)はパンクバンドマンのような風貌をした男性で、初登場は442話
元は呂比の外れにある山中で盗賊団を率いていたが、桓騎一家の噂を聞いて駆けつけ加入した。

色々と強烈な桓騎軍の中では比較的常識人である様子が窺える。

厘玉一家は騎馬戦を得意としており、桓騎軍の主力部隊として機動を活かした場面で活躍
黒羊丘は樹海だったため桓騎に同行していただけとなったが、そのぶん鄴攻略戦では鄴に迫る趙軍の襲来に広範囲に渡って対応し迎えうった。

死亡

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時に、李牧を追い詰めかけたところに駆けつけた傅抵と交戦する。
しかし「最後はやっぱお頭の横がいい」と戦いを放棄し、傅抵もこれを承諾。

そして瀕死の黒桜を連れながら桓騎と合流し、李牧を討つための最後の戦いに臨む。

最後の最後まで桓騎と共に戦い続けたが李牧に辿り着く前に貫かれ、桓騎を1人にしてしまうことを心残りにしつつ息絶えた。

名言

「桓騎一家に入る前の俺達には夢のまた夢の世界にいる。そういう所に俺達は立っている。だからこの結末がどんなに酷い結末でも、すでに俺達にとってはこれ以上ない最高の結末だ」

初登場/人柄
那貴

那貴は黒髪を二つ結びにした細身の男性で、初登場は442話
黒羊丘の戦いで桓騎軍特有のルールによって尾平らとトレードする形で一時的に飛信隊に所属し、信の器と隊の熱さに惹かれてそのまま桓騎軍から飛信隊に移籍した。

飄々としながらも高い洞察力を持ち、思慮深く冷静。
逃げと隠れの専門家を自負しており、飛信隊でも斥候隊として活躍する。

死亡

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時、飛信隊として李牧への援護に向かおうとする趙軍の足止めを行う。
そこへやってきたオギコの伝言をきっかけに飛信隊は趙からの脱出を目指し動き始めるが、那貴はそれに従わず桓騎の元へ戻ると申し出た。

それはもはやただ死にに行くようなものであったが、那貴は“家族”の元へ駆けつけることを選び、飛信隊はそれを尊重し見送った。

そして立ち塞がる上和龍軍を討ちながら戦場の中心を目指し突き進んだ那貴一家。
その猛進に気づいた馬風慈によって討たれてしまったものの、那貴は体に多くの槍や剣を刺されながらも李牧まであと一歩のところまで迫っていた。

名言

「俺にとってお前たち(飛信隊)は“仲間”で、桓騎は“家族”だった。あのクソヤロー桓騎は結局のところ俺達にとって、しびれるくらい最高にかっこいい男なんだよ」

初登場/人柄
ゼノウ

ゼノウはギョロギョロ血走った目と蒙武以上の巨体の持ち主で、447話で初登場した。
元々秦北部を荒らしていた野盗団だったゼノウ一家は、桓騎軍でも最強の武力を持つ獰猛な集団で、首領のゼノウに至っては手づかみで大牛の首をねじ切るほどの怪力

一撃で相手を叩き潰すような重量級の一家だが、いざとなったら脱兎の如く逃げるしたたかさと素早さも併せ持つ。
桓騎軍随一の武闘派として雷土一家と行動を共にすることが多く、黒羊丘の戦いでは左翼として一緒に前線を押し込み、鄴攻略戦では鄴に駆けつけた李牧軍を一緒に迎えうった。

常に殺気立った獣のようで御しづらくはあるが、力頼みの局面では必ず力を発揮し、戦況を一気に変え得る破壊力をもつ桓騎軍の切り札的存在である。

死亡

趙北部攻略戦で秦軍は完全に趙軍に包囲されたが、桓騎の策で一斉に脱出のために動き出すと、ゼノウ一家が文字通り矢面に立ちながら圧倒的な破壊力で突破口を開いていった

そこでゼノウ一家の殆どが倒れてしまったが、ゼノウはしぶとく生き延び、李牧本陣奇襲時にも数多の矢を体に受けながらも桓騎軍一の武力をもって暴れ続けた。

しかしすでに満身創痍であったところで上和龍と対峙し斬られてしまう。
だがゼノウはまだ息絶えておらず、最後の最後に再び立ち上がり上和龍を握り潰した。

名言

「ヴオオオ!!」

初登場/人柄
オギコ

オギコは「面白ェから」という理由で千人将に抜擢されるような桓騎のお気に入りで、初登場は276話
無邪気で子供っぽい人物であり、空気を読まない言動が多く、荒々しい桓騎軍の中でひときわ異彩を放つ存在である。

桓騎軍で一番ヘタと言われるほど弓が苦手だが、戦闘能力自体は高い。
だが戦闘に加わることはあまりなく、戦場では主に桓騎の肩を揉んでいる。

一見役に立たなそうなバカっぽさであるが、単純ゆえに任務を全うする純粋さを持っており、大事な場面で大事な伝言係を任されるほど桓騎に信頼されている。
武城・平陽攻略戦では負傷しボロボロになりながらも雷土に(680話)、趙北部攻略戦では摩論と信に(747話)桓騎の伝言を伝えきった。

生存

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時、オギコは桓騎から離れた場所に配置される。
それは桓騎が摩論と信への伝言をオギコに託していたからで、オギコは「俺が失敗すると感じたら伝言を伝えに行け」と言われていた。

そしてオギコは自分の勘を頼りに桓騎の言葉通り動き出す。
そのタイミングは的中し、飛信隊や摩論・砂鬼一家らはギリギリのところで趙からの脱出に成功。
彼らが生き延びられたのはオギコの判断力のおかげと言える。

那貴が桓騎のもとへ戻ろうとする際にオギコも戻ろうとしたが、共に桓騎に「生き残れ」と命じられた摩論に止められ、飛信隊らと一緒に脱出することとなった。

名言

「おっぱいみたい。ね、おっぱいみたい、信」

初登場/人柄
朱摩

朱摩は口元を布で覆っている切れ長の目の男で、693話で初登場。
桓騎のことを「お頭」ではなく「桓騎」と呼ぶ。

彼の率いる朱摩一家は桓騎軍の中では決して大きい一家ではないが、1人1人がゼノウ一家に引けを取らない豪傑たちである。

武城・平陽攻略戦では桓騎の懐刀として扈輒本陣を急襲、逆転大勝利に貢献した。

死亡

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時カイネと交戦し、実力で圧倒
すると、とどめを刺す寸前で李牧が割り込んでくる。

朱摩はこれも圧倒したが、今度はカイネが割り込み、それを相手取っているところへ李牧に顔面に剣を突き刺され死亡した。

もっと活躍してもよかったと思う、桓騎軍屈指の実力者であった。

名言

「ほォ?女を助けに。意外だな、そういう男か李牧」

初登場/人柄
氾善

氾善は頬とおでこに●の模様をつけた桓騎軍の将校で、702話に初登場した。
桓騎のことを「お頭」ではなく「桓騎」と呼ぶタイプで、桓騎をツッコミ役にさせるほどの勢いの持ち主。

自称「発明家」であり、函谷関で見た呉鳳明の井闌車に影響を受け、設計と製造と失敗を繰り消しながら独自のダイナミックな井闌車「紅春」を作り上げた。

これにより平陽攻城戦に貢献するなど、自慢の「紅春」をもって攻城戦専門の部隊を率いており、趙北部攻略戦でも砂鬼一家と共に宜安城を攻めるための別動隊とされていた。

本軍が李牧の策にハマり予定が変わったが、遭遇した飛信隊・楽華軍と共に「紅春」を活用しながら宜安城を攻略する。

ちなみに「紅春」とは昔告白してフラれた女の名前であり、趙攻略戦の時点で六代目

生存

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時に氾善は「発明家であって兵士ではない」として、飛信隊の重傷者の馬車と共に隠れていた。

飛信隊らと趙脱出を遂げた後は、桓騎一家の残りを託された摩論の「傭兵団をつくる」という考えに賛同。
七代紅春の制作に意欲を示した。

名言

「どうだ紅春の秘部が開いた瞬間の敵の顔は!興奮と絶望が入り混じっておったであろう」

初登場/人柄
砂鬼

砂鬼一家は悪名高い桓騎軍の中でも最も残虐として恐れられている部隊で、初登場は447話

異様な仮面と装飾品と死臭に身を包んだ拷問・尋問を得意とする部隊であり、情報収集や心理戦で活躍する。
だが戦闘には基本参加しない、桓騎軍にあって桓騎軍ではない存在である。

理由は桓騎が主戦場から彼らを遠ざけているからであり、その正体は少年少女期に顔を焼かれたり皮を剥がれたりして“奪われた”者たちで、桓騎のルーツ・故郷と言える存在

そして彼らがもう“傷つけられない”ようにするための手段として桓騎が死体を執拗に弄ぶことを教え、そこから現在の残虐なイメージをもつ砂鬼一家が誕生したという経緯がある。

本来は心優しき者たちであり、人体を扱っているぶん医療にも精通しており、宜安攻城戦の際には重傷を負った飛信隊怪力三人衆の命を救った。

現在の首領は衣央という女性である。

生存

趙北部攻略戦の李牧本陣奇襲時に砂鬼一家は、桓騎の意向により飛信隊の元に配置された。
そして飛信隊や摩論らと共に趙を脱出

傭兵団をつくる予定という摩論の誘いは断り、桓騎の旅と同時に自分たちの旅も終わったとして“聖地”に還ることにした。

その後、を長とした10人が医療班として飛信隊に一時加入し、第二次趙北部攻略戦(番吾の戦い)に参加した。

名言

「桓騎の旅は終わった。砂鬼一家の旅も同じく。我々は“聖地”へ還る」

まとめ

桓騎軍の幹部ら主要メンバーを紹介したが、みな強く、悪態をつきながらも桓騎を中心に家族のような信頼を持ちあった魅力的な一団であった。

その魅力ゆえに読者からの人気も高かったが、趙北部攻略戦(肥下の戦い)で李牧との死闘の末、69巻にて桓騎の死をもって消滅となった。

現在の死亡/生存状況

存在が強烈だっただけに桓騎軍の消滅はあまりに悲しいものとなった。

しかし摩論らは傭兵団となり、砂鬼一家は一時的とはいえ飛信隊の医療班にもなっているので、秦軍を去ったとはいえ今後の登場にも期待できそうである。
彼らの再登場と活躍を楽しみにしていよう。

管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

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