1年生にとって地獄すぎた陸上トレーニングを終え、一同はいよいよ氷上練習へ!
すでにクタクタの1年生たちをよそに、ロウは水を得た魚のように華麗に滑り出す。
そのスケーティング技術が改めて注目されるロウだが、祖父と重ねていた練習の成果もさっそく発揮。
慶一がわざと飛ばしたパックをピタリと止めて、すでに“ド素人”ではないことを示した。
3年生の牛山・熊野といったメンツも改めて描かれた狼之神高校アイスホッケー部だが、本領となる氷上練習ではどんなメニューが待っているのだろうか!?
全ての挫折を祝福に変える!改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第19話「アイスタイム」の内容をまとめていく。
最新2巻まもなく(2024年2月19日)発売!
『ドッグスレッド』待望のコミックス第1巻が先日(2024年1月18日)ついに発売された。
第1巻はロウがアイスホッケーと出会い、ハマっていく様子が描かれている。
1巻からMAXの疾走感に乗り遅れるな!
ちなみに巻末にはドグスレをさらに楽しむためのアイスホッケーの分かりやすいルールブックが掲載されており、アイスホッケーという競技を知るためにもありがたい1冊となっている。
さらに続く第2巻も2月19日(月)に発売予定。
2か月続けての発売という充実した予定に備えよう!
『ドッグスレッド』19話の見どころネタバレ
①成長を見せつけるロウ
パックを止めた姿に、以前のロウを知る面々は「あの狂犬王子が…成長している!!」と驚愕。
レシーブを成功させたロウは、U18日本代表のメンバーもいる中で嬉しそうに「パックを受ける瞬間ちょっとだけブレードを引いて勢いを消すのがコツだ」とレクチャーしだした。
さらにロウは祖父に教わった通りにパックを打ってみせた。
指先で回転をかける野球の投げ方のように、ブレードに巻いたテープの部分で側面を擦って回転をかけると真っすぐ走っていくという。
②アイスタイム
ロウの成長に驚きつつ、やはり気に入らない慶一がロウに「素人がよぉ!!」と絡んでいく。
ガチガチとヘルメットをぶつけ威嚇し合う慶一とロウ。
そこへ二瓶が「アイスタイム」だと割り込んできた。
今こうして氷に乗っている時間は、皆の親と狼之神OBが負担する貸し切り代のおかげであると。
そして東北の選手たちは今もまだ氷に乗れていないのだと。
「氷の時間を無駄にするな」
ロウと慶一は二瓶の言葉を受け止める。
③1対1
氷上練習は「1対1」を開始する。
これはオフェンス(フォワード)側とディフェンス側に分かれた練習であり、フォワード側がコーナーからゴールへ攻める。
ゴールの枠内にシュートが打てた時点でフォワード側の勝ち。
ホイッスルが吹かれるまで打たせず終わればディフェンス側の勝ち。
というのが狼之神のルールだ。
そして勝った方には例によってお水のプレゼント!
アイスホッケーは後ろ向きに高速移動できる唯一の球技であり、バスケやサッカーなどと違って1対1では圧倒的にディフェンスが有利なのだそうだ。
④賢吾と富士
富士(オフェンス)vs賢吾(ディフェンス)では何やら因縁が勃発している様子。
当然賢吾が勝利するのだが、富士が「アイツのとなりは譲る気ないですから」と小声ながらも宣戦布告するなど強気な姿勢を見せている。
アイツとはやはり慶一のことだろうか。
今後ポジション争いに関する熱き展開が見られるのかもしれない。
⑤ロウvs慶一
ロウ(オフェンス)の順番がやってくる。
相手は熊野…かと思いきや、ロウの相手をするべく慶一が割って入ってきた。
こちらはもうおなじみの因縁である。
しかしロウは先ほどのレシーブ同様、なんとドリブルもサマになっており再び皆を驚かせた。
パックと相手の間に自分の体を入れるという基本がちゃんとできている。
これが2か月間毎日30分、元日本代表の祖父からレッスンを受けていた成果なのである。
⑥ロウの弱点?
しかし慶一に体当たりされ、ロウの華麗なドリブルは止められてしまう。
そして慶一はロウに「軽い」のだと言い放った。
ロウのスケーティングは「戦士」ではなく「踊り子」なのだと。
この滑りではアイスホッケーでは戦えないのか…再開するも、ロウはまたボードの方に追い詰められていく。
⑦美しいスケーティング
するとロウは目を見張るほどの華麗な滑りで慶一のディフェンスを躱しボード際から脱出した。
ロウも「なんか美しかった」と自画自賛のスケーティングであった。
しかしパックは慶一のところに置き去りになっていた。
『ドッグスレッド』19話の名言
二瓶利光
「氷の時間を無駄にするな」
富士美雄
「…アイツのとなりは譲る気ないですから」
源間慶一
「やっぱりお前…“軽い”んだよ」
白川朗
「なんか今のオレ…美しかった」
『ドッグスレッド』19話のあおり文と予告
【あおり文】
滑ろ…其方は美しい。
【予告】
療養のため隔週連載に移行します。次回は13号2月29日発売です。
『ドッグスレッド』ネタバレ19話のまとめ
二瓶の「氷の時間を無駄にするな」という言葉が非常に印象的な1話であった。
ここまで陸トレを全力でやる狼之神を見てきたわけだが、氷上練習はいっそう濃密なものになりそうだ。
またこの二瓶の言葉は作中だけの話に留まらないところがいい。
何かをするにあたって、誰かの力があってできているのかもしれない、したくてもできない誰かがいるのかもしれないと、現状が“当たり前ではない”ことを自覚させられる、そしてその時間を大切にしなければと思える言葉であった。
ストーリーとして今回気になったのはやはり富士と賢吾だ。
今後勃発するであろうポジション争いの布石だと思われるが、スポーツものである限りは当然起きうる展開なのでどう描かれていくのか2人の関係性を注視していきたい。
ロウの美しすぎるスケーティングの描写や土肥の動向など他にも今回も色々見どころはあったが、ぜひ本誌やコミックスで堪能して欲しい。
ちなみに最初の方の項目でも書いたが、次の月曜(2/19)には早くもコミックス2巻が発売される。
連載は今後隔週となるそうだが、2か月続けてのコミックス発売をチャンスに一気にドグスレにハマっていこう!
野田先生はお体第一に無理なさらないペースで。末永く応援しています。
今月より『ドッグスレッド』が掲載されているヤンジャン!(集英社公式・ジャンプ系青年マンガ誌総合サイト/アプリ)で、週刊ヤングジャンプの定期購読を始めとするサブスクリプションサービス「ヤンジャン!BLUEメンバーシップ」が始まった。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。