樫尾由多嘉(かしおゆたか)はボーダー本部所属B級王子隊のアタッカー。
真面目そうな見た目通り真面目であるが、出番が増えるにつれて生真面目ではなく素直で柔軟な人柄が明らかになってきた。
本記事はそんな樫尾の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】樫尾由多嘉の特徴とプロフィール
樫尾由多嘉(かしおゆたか)はセンター分けの黒髪に太眉という真面目そうな見た目をした少年だ。
王子隊アイコンでは“カシオ”という名前だけに時計モチーフのデザインにされている。
遠征選抜試験の臨時部隊・水上9番隊の一員としてではあるが、コミックス25巻の表紙に登場し、隊長の王子よりも早い表紙デビューを果たした。
初登場 | 第150話 |
ポジション | アタッカー |
年齢 | 15歳(中学生/六頴館中学校) |
誕生日 | 5月29日・うさぎ座 |
身長 | 172㎝ |
血液型 | A型 |
家族 | 父、母、妹 |
好きなもの | ラザニア、ラムネ、ポテトサラダ、勉強 |
主な呼び名 | カシオ |
【ワートリ】樫尾由多嘉の人柄・性格
樫尾由多嘉は真面目そうな見た目通りに真面目な人物であり、親に対しても敬語という家庭環境で育ったために喋りがカタめである。
進学校で生徒会長を務めており非常に優秀で、オフの日も作戦室の机で勉強していることが多い。
挫折を知らない才能系男子だったが、ボーダーに入隊して同い年の木虎にこてんぱんにされたことで、上には上がいることを知ったという。
疑問に思ったことはすぐに口にするタイプであり、作戦会議で王子の方針に意見したり、遠征選抜試験でも「~ということでしょうか?」と都度確認したりする姿が見られ、自分で考えて十分に納得した上でしっかりと遂行する性格だと窺える。
言動はカタめであるが融通が利かないわけではなく、隊長の急な動きにも柔軟に対応できる器量もある。
頭の回転が速いからこそ理解力があるのだろう。
ちなみに本人曰く、割とよく格言を使う方だそうだ。
【ワートリ】樫尾由多嘉の所属・装備
樫尾由多嘉はB級王子隊のアタッカー。
王子隊は王子一彰(アタッカー)、樫尾由多嘉(アタッカー)、蔵内和紀(シューター)、橘高羽矢(オペレーター)の4人部隊だ。
樫尾は弧月使いのアタッカーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
グラスホッパー | 弧月 |
ハウンド | 旋空 |
シールド | シールド |
バッグワーム | FREE |
【ワートリ】樫尾由多嘉の強さ
機動力の高い真面目な攻撃手
王子隊はB級トップクラスの「走れる部隊」と言われる部隊であり、樫尾も当然機動力が高い。
特に樫尾は部隊で唯一グラスホッパーを装備しており“縦”への動きも強いほか、グラスホッパーを味方に踏ませるなどサポート力もある。
試合中は作戦会議から得た情報などを駆使しながら冷静に立ち回り、部隊の作戦を優先。
だからこそ狙っていた相手を逃してしまった時などは重く受け止め、自分でカタをつけようとするなど責任感も強い。
弧月+ハウンドで多角的な攻撃
樫尾は弧月メインのアタッカーであるが追尾弾も多用する。
中距離攻撃も可能なことに加え、弧月で受けつつ追尾弾で削るなど多角的な攻撃も可能であり、戦闘スタイルはオールラウンダーに近い。
【ワートリ】樫尾由多嘉の作中での活躍
B級ランク戦ROUND6(152話~)
B級ランク戦ROUND6で生駒隊・玉狛第二と対戦。
開始早々修の策によって南沢とカチ合わせられるが、蔵内の援護もあり南沢をベイルアウトさせた。
蔵内が落ちた後は単独で千佳を追う。
追尾弾を撃ち続けてシールドを展開させることで鉛弾を封じた樫尾であったが、あと一歩のところで修と合流され、2人の連携の前にベイルアウトとなった。
B級ランク戦ROUND8(184話)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で影浦隊・東隊と対戦。
対戦の様子は描かれていないが、奥寺&小荒井が初めて弾トリガーを装備してくるという予想外の展開だったにもかかわらず、東隊4点・影浦隊3点・王子隊3点という僅差で終えられたようだ。
【ワートリ】遠征選抜試験は水上9番隊
遠征選抜試験で樫尾は水上9番隊(水上・今・荒船・照屋)に所属。
水上は「オペが今ちゃんやったから、これ頭いいやつ集めたらめっちゃ楽できるんちゃうか?って思った」とのことでこのメンバーを選んだという。
実際にチームは進学校の樫尾・荒船を含む秀才たちが揃えられ、審査担当のA級隊員たちからの事前評価も「頭の良さなら水上9番隊が最強」と言われていた。
独特な元気づけ方
隊長の水上が皆に嘘を吐くという独自の方針を遂行していたのだが、違和感を抱いた照屋が水上と揉めかけてしまう。
照屋は格言を用いて反発し、水上に“自分の主張を通すために都合のいい格言を持ち出す人が苦手だ”と言いくるめられた。
すると樫尾は「水上先輩は試験が別世界への遠征中を想定していることを踏まえて、先入観や既成の教訓に囚われず、自分の頭で考えて自分の言葉で意見してほしいのでは」という解釈を展開し、「気に病まずに切り替えていきましょう」と照屋を元気づけた。
水上は嘘を貫き通そうとしただけであり、照屋も(それは違うような気がする)とは思ったが、樫尾の励ましは照屋に通じたようだ。
隊長の急な動きに動じない
その後、戦闘シミュレーション演習を1人でやっていたという水上の嘘が明らかになる。
照屋は戸惑い反発したが、樫尾はすぐに受け入れ、改めて発表された水上の方針に従う姿勢を見せた。
「王子先輩もこういうことは時々あるので…」とのことなので王子に鍛えられたのかもしれないが、理解力の高さが窺えた。
【ワートリ】樫尾由多嘉の名言
「三雲くんを見失ったのはおれの失敗。2人ともおれが仕留める…!」(155話)
【ワートリ】樫尾由多嘉の担当声優
アニメで樫尾の声を担当しているのは橘龍丸さん。(1991年4月21日生まれ・福井県出身・ステイラック属)
- 小林寅太郎
「歌舞伎町シャーロック」 - ジン・モリ
「ゴッド・オブ・ハイスクール」 - 桜庭惣司朗
「群青のファンファーレ」 - 大友栄作
「アオアシ」 - アニムス
「惑星のさみだれ」 - ジェスター・カルトゥーレ
「Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-」
まとめ
樫尾由多嘉は王子隊のアタッカーであり、きっちり組み立てられた王子の作戦を真っすぐに遂行する優秀な隊員である。
中学生とは思えないほど真面目という個性と共に、修たちの世代の1人として注目していきたい。
【関連記事】
⇒王子一彰(おうじかずあき)徹底まとめ!
⇒蔵内和紀(くらうちかずき)徹底まとめ!
⇒橘高羽矢(きったかはや)徹底まとめ!
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。