別役太一(べつやくたいち)はボーダー鈴鳴支部所属鈴鳴第一(来馬隊)のスナイパー。
彼が動くと何かが起きる?周囲をハラハラさせるドジっ子である。
本記事はそんな別役太一の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】別役太一の特徴とプロフィール
別役太一(べつやくたいち)は耳当て付き帽子がトレードマーク。
この帽子は、陽太郎のヘルメットを見た来馬が、ドジっ子の太一を心配して買い与えたものだ。
帽子を取るとやや長めの黒髪。
高校では笹森・佐鳥・半崎と同じクラス。
初登場 | 第49話 |
ポジション | スナイパー |
年齢 | 16歳(高校生/三門市立第一高等学校1-C) |
誕生日 | 11月27日・くじら座 |
身長 | 168㎝ |
血液型 | B型 |
家族 | 祖父、父、母 |
好きなもの | ナポリタン、トマト系、ジオラマ作り |
主な呼び名 | 太一 |
【ワートリ】別役太一の人柄・性格
別役太一は高知県出身の県外スカウト組。
若さとまあまあのトリオン量、高いテンションと輝く瞳が決め手になってスカウトされたそう。
いつも元気なチームのムードメーカーなのだが、落ち着きがなくそそっかしい行動でオペレーターの今をイライラさせている。
いわゆるドジっ子であり、「爆弾」と例えられるほど何を起こすか分からない危険な存在だ。
例えば来馬のためにカップ麺にお湯を入れてあげようとするなど率先して人のために動こうとする気のいい性格ではあるのだが、なぜかあれよあれよとカップ麵を2個も台無しにしてしまうという惨事を引き起こしてしまうのだ。
こうして良かれと思ってやったことが壊滅的な被害を及ぼすこともあり、来馬の趣味のアクアリウムをいじって全熱帯魚を白茹でにするという悲劇を起こしたことも…。(来馬は血涙を流して許した)
そんな太一であるが仏のような鈴鳴第一の面々に温かく見守られ、チームに活気を与えるマスコット的存在として愛されており、太一は皆を尊敬している。
ちなみに学校の成績はかなり残念であり、アホの子18歳トリオ(国近・当真・北添)や太刀川よりも下である。
【ワートリ】別役太一の所属・装備
別役太一はB級鈴鳴第一のスナイパー。
鈴鳴第一は来馬辰也(ガンナー)、村上鋼(アタッカー)、別役太一(スナイパー)、今結花(オペレーター)の4人部隊だ。
太一はイーグレットメインの使い分け派スナイパーである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
バッグワーム | イーグレット |
FREE | アイビス |
シールド | シールド |
FREE | ライトニング |
【ワートリ】別役太一の強さ
エースを援護&来馬を死守
鈴鳴第一のチーム戦術はまず合流を優先し、ボーダーNo.4アタッカーである村上を中心に中央突破するという形が基本。
太一は徹底的にサポート役に回り、村上を遠距離から援護する。
ただし慎重な性格ではないため、軽率な判断で危機に陥りバタバタ逃げることも多い。
また鈴鳴第一はどんな状況でも来馬の生存を最優先するチームであり、太一も自らを犠牲してでも来馬を守っていく。
ちなみに狙撃手訓練での成績は佐鳥・古寺・半崎といった16歳組の中でも低い方なので、狙撃の腕は今後の成長に期待といったところだ。
【ワートリ】別役太一の作中での活躍
大規模侵攻編:二級戦功(44話~)
大規模侵攻編で鈴鳴第一は基地南西の防衛に素早く現着する。
その後、東らB級合同部隊と合流して基地南部の防衛を開始。
しかし現れたランバネインに蜂の巣にされてベイルアウトしてしまった。
とはいえ全体的な防衛の功績として、論功行賞ではB級合同部隊として二級戦功を獲得した。
ドジっ子炸裂(94話)
鈴鳴支部に着くなり、来馬がカップ麺を食べようとしていたところに出くわした太一。
太一は良かれと思ってお湯を入れようとするが、途中でポットのお湯が切れてしまう。
すると太一は別のカップ麵を見つけたため、それを来馬に食べてもらおうと嬉しそうに持ってきた。
が、途中で手を滑らせて中の具をぶちまけてしまった。
なんと太一はたった2ページで2個のカップ麺を台無しにしたのだ。
これが葦原先生の言う「ドジっ子の天稟」である。
そしてすごいのは、これを咎めるではなく「熱湯の方落とさなくて良かったよ」とすぐさま太一を心配する来馬と、「具なしのやつはオレが食うよ」と笑ってフォローする村上だ。
しっかり者の今も含め、鈴鳴第一は仏の心で満ちている。
B級ランク戦ROUND3(95話~)
B級ランク戦ROUND3で玉狛第二・那須隊と対戦。
村上と合流できないうちに玉狛に橋を落とされ、来馬と2人で修&千佳、那須との戦闘となる。
修と挟撃の形で那須と対峙し、縦横無尽の変化弾に翻弄されながらも来馬と2人分のシールドでしのぎ村上を待っていたが、那須のまさかの合成弾によってベイルアウトさせられることとなった。
ただし太一は直前に那須の弾の僅かな違いに気づき、来馬を逃すことができた。
ガロプラ迎撃に参加(124話~)
ガロプラ急襲時、狙撃班の1つとして当真・荒船・穂刈・半崎と共に屋上から迎撃し、防衛に貢献した。
B級ランク戦ROUND7(165 話~)
B級ランク戦ROUND7で影浦隊・玉狛第二・東隊と対戦する。
今回MAP選択権を持っていた鈴鳴は、太一の考案した停電作戦を実行。
太一は転送後まっすぐに「電気室」に向かい、来馬と村上が北添&影浦と交戦中にショッピングモール内の電気をスイッチョフ!
そして影浦隊にオペレーターの視覚支援が入った頃に今度はスイッチョン!と、照明の切り替え役を行った。
しかし電気室に駆けつけた遊真&ヒュースに捕まりベイルアウトとなった。
スナイパーとして活躍せずに終わってしまったわけだが、総評にて「何をやってくるかわからないと思わせられれば今後の強みになる」と嵐山に評価された。
【ワートリ】遠征選抜試験は柿崎3番隊
遠征選抜試験で太一は柿崎3番隊(柿崎・藤丸・影浦・犬飼)に所属。
柿崎曰く「戦闘試験にはA級も参加するだろうから、A級経験者を揃えておきたかった」という理由で元A級の影浦と犬飼を獲得した編成となっている。
自分の存在価値に悩む
太一は2日目の特別課題の担当に立候補したのだが、「戦闘シミュで一番やられていて特別課題の方がマシだから」というネガティブな理由、且つ適任ではないと犬飼に指摘され、柿崎も犬飼に課題を任せてしまう。
太一は表情を失うほどすっかり落ち込んでしまった。
その夜、影浦に励まされた太一は、ドラフトで選ばれたわけでなくいわゆる“売れ残り”という形で隊に入ったことに対し「鈴鳴の先輩たちに申し訳ない」と思ったのに、試験で何もできていないという不甲斐なさを抱えていることを吐露した。
太一の考えるトリオン兵
3日目に出された「新しいランク戦の試合形式のルールを考えろ」という特別課題にて、太一は「トリオン兵を部隊に入れて戦う」という他の誰も出していない案を提出した。
てっきり戦闘メカや怪獣的なノリで考えているのかと思っていたが、5日目に出された「オリジナルトリオン兵を作成しろ」という課題にて太一のトリオン兵に対する考え方が発覚する。
太一はトリオン兵の原点は輸送車両的なものであり、本来は兵器ではなく“何かを運ぶもの”だと捉えていたのだ。
そのため(戦闘シミュでは使えないが)「戦地の救護用トリオン兵」や「スナイパーの騎乗用トリオン兵」を作成していた。
【ワートリ】別役太一の名言
「うぶぶ…」(175話 ほか)
「…おれ…もう泣き言は言わないっす…。おれに期待してくれる人たちにもうしわけないんで…」(243話)
【ワートリ】別役太一の担当声優
アニメで太一の声を担当しているのは、第1シーズンは増尾興佑さん。(6月15日生まれ・青森県出身・フリー)
- ドロイド兵
「美少女戦士セーラームーンCrystal」 - カプリコーン
「ドラゴンコレクション」 - アキュラ
「蒼き雷霆ガンヴォルト」
第2シーズン以降は草野太一さん。(11月4日・大阪府出身・青二プロダクション所属)
- 陸岡樹果
「Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~」 - 司波凛太郎
「ラブオールプレー」 - トロン・モルソー
「マッシュル-MASHLE-」
まとめ
別役太一は鈴鳴第一のスナイパーであり、何を起こすか分からない爆弾ドジっ子である。
空気を読めないところもあるが、そのぶん独自の観点や発想力を持っており、鈴鳴やボーダーに様々な風を呼び込んでくれそうで楽しみだ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。