当真勇(とうまいさみ)はボーダー本部所属A級冬島隊のスナイパーであり、その腕前はボーダーNo.1!
驚くべきは、訓練での成績が悪いのにその実力をまざまざと感じさせるところである。
それでは当真はどんな人物なのか徹底解説していく。
【ワートリ】当真勇の特徴とプロフィール
当真勇(とうまいさみ)は細身長身で黒髪リーゼントが特徴。
リーゼントは出穂の連れているネコに気に入られた。
ちなみにこのリーゼントはトリガーオンで2秒でセット完了である。
高校では国近・今と同じクラス。
初登場 | 第24話 |
ポジション | スナイパー |
年齢 | 18歳(高校生/三門市立第一高等学校3-A) |
誕生日 | 7月7日・つるぎ座 |
身長 | 183㎝ |
血液型 | AB型 |
家族 | 父、母、姉 |
好きなもの | 昼寝、バナナ、ラーメン、猫 |
主な呼び名 | 当真(さん/先輩) |
【ワートリ】当真勇の人柄・性格
当真勇は自由気ままな性格。
「外れる弾なんか撃てるかよ」という考えの持ち主で、相手の動きを制限するような狙撃、つまり味方のサポートになるような狙撃も自分にとっては無駄弾になるため嫌って参加しない。
逆に命中して当たり前の的には興味がないため、合同訓練をサボったり真面目にやらないことが多い。
大規模侵攻時の対ハイレイン戦(73話)のような“変態”レベルの精度を求められる状況であるほどちゃんと力を発揮するタイプだ。
そしてそうした厳しい条件下での任務もゲーム感覚でまったく気負わない性格である。
非番時には寝ていることが多いようで、作戦室には当真の寝床(ソファー)が出来ているほど。
元々もチームを組むつもりはなくダラダラ過ごしていたようだが、当時中学生だった真木に「働け」と怒られてチームを組んだそう。
誰に対しても気さくな人柄で、C級隊員である千佳たちにも初対面からフレンドリーに接し、ネコにも好かれる。
ただし学校の成績はボーダー内でトップクラスに残念であり、同じクラスの今に国近と共に救済してもらったことも。
ちなみに当真は遠征選抜試験の事前アンケートにて水上に「腕が良くてアホ話もできる」として、太刀川・国近と同じ理由で“一緒に行きたい人”に名を挙げられていた。
要は人柄が良く、アホだが優秀ということである。
【ワートリ】当真勇の所属・装備
当真勇はA級冬島隊のスナイパー。
冬島隊は冬島慎次(トラッパー)、当真勇(スナイパー)、真木理佐(オペレーター)という特殊編成の3人部隊だ。
当真はイーグレットのみのシンプルセットである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
バッグワーム | イーグレット |
シールド | シールド |
FREE | FREE |
FREE | FREE |
【ワートリ】当真勇の強さ
個人総合4位&スナイパー1位
当真はボーダーNo,1スナイパーであり、総合としても全体で4位という実力者。
BBF(オフィシャルデータブック)によるパラメーターでは技術が「13」で判明している限り最も高い。
作中でもハイレインの防御壁となっている魚群の隙間を縫った精密狙撃ができたり(73話)、頭にネコを乗せたまま正確な狙撃ができたり(108話)と、その技術力が窺える場面が多く描かれている。
状況によって3種の狙撃手用トリガーを使い分ける隊員が多い中、当真がセットしているのはイーグレットのみ。
当真にはイーグレット1本あれば十分なのだろう。
また適当な人柄に見えるが、千佳は人が“撃てないのではなく撃ちたくないのだろう”と見抜くなど着眼点は本質を突いていることが多く、洞察力の高さも窺える。
ちなみに生身の運動能力はボーダー内でも低い方で、修より体力がない。
感覚派スナイパー
当真は107話で描かれた通常狙撃訓練で128人中126位と最下位近い成績であった。
しかしよく見ると、的には狙撃によって精確にニコニコマークが描かれていたのだ。
しかもこの時、当真は頭にネコを乗せていたのである。
当真とユズルはいつもこんな感じで遊んでいるようで、訓練での成績はだいたい悪いらしい。
訓練の成績だけでは測れないこの実力を、奈良坂は「型にはまらない“自由な才能”」と評している。
指導も感覚派!?
面倒見のよい当真は出穂に軽く指導したことも。(108話)
その際、当真は後ろに立ったまま出穂の構えを見て「もうちょい右」「もっともっと」とざっくり指示しただけで、的のド真ん中に当てさせたのだ。
A級2位の冬島隊を支える戦闘員
冬島隊はオペレーター1人+戦闘員2人の3人部隊であるが、冬島はトラッパーのため前線で点を取る戦闘員は実質的に冬島1人である。
それでもA級2位という強さを誇っているのは冬島・真木との連携というチームとしての強さであるが、前線で戦う当真のスナイパーとしての実力によるところも当然大きい。
それを表すのが118話のスナイパーの捕捉&掩蔽訓練。
当真はこの訓練で自身は一度の被弾もないまま、殆どの顔見知りを捉えていたのだ。(撃たれなかったのは隠密に長けた外岡くらい)
顔見知りしか狙わないという不真面目さゆえに127人中51位と順位は低いものの、スナイパーとしての立ち回りの上手さを十分に感じさせた。
しかも645mの距離で当てるなど射撃技術の高さも窺えた。
当真が訓練をいつも適当にこなしているのにスナイパー1位の座に君臨しているのは、こうした実力を実践で確実に発揮して戦績を挙げているからである。
【ワートリ】当真勇の作中での活躍
遊真の黒トリガー争奪戦に参加(24話~)
遠征から帰還後、城戸の命令により遊真の黒トリガーの確保任務に参加。
迅には弾が当たらないということで出水・三輪・米屋vs嵐山隊の戦いの方へ向かい、時枝をベイルアウトさせた。
大規模侵攻編:二級戦功(73話~)
大規模侵攻編では奈良坂・古寺・冬島と共に、基地を攻撃するラービットを本部基地屋上にて撃退。
対ハイレイン戦では、ハイレインの防御壁となっていた魚型の『卵の冠』の隙間を縫って狙撃し、出水に「ウチの狙撃手どもは変態だな!」と言わしめた。
論功行賞では奈良坂・古寺と共に二級戦功を獲得。
ガロプラ迎撃に参加(124話~)
ガロプラ急襲時、狙撃班の1つとして荒船・穂刈・半崎・太一を率いて屋上から迎撃し、防衛に貢献した。
ランク戦6日目・昼の部の解説(151話~)
B級ランク戦6日目・夜の部、生駒隊vs玉狛第二vs王子隊の解説を北添と一緒に担当。
実況は国近であり、アホの子18歳トリオ(ゾエさんは成績真ん中くらいよ?)での実況解説となる。
玉狛のあらゆる動きを「おもしろい」と評しつつ、結局は遊真頼りとなる玉狛の“穴”を指摘し、「空閑のほかにもう1人前衛を張れる強いやつがいれば…」と感想を述べた。
お好み焼きかげうら(163話~)
影浦の家にて影浦・北添・ユズル・村上・遊真の仲良しでお好み焼き。
影浦が切り出した話題が荒船・穂刈も巻き込みながら千佳の話へと発展していくと、当真は「チカ子は人を撃てるだろ」と断言。
「“撃てない”と“撃ちたくない”はまったく違う」と説いた。
【ワートリ】遠征選抜試験は審査官
遠征選抜試験で当真はA級隊員として審査に回る。
物議を醸した水上の方針に対しても「おもしれー」と興味を示し、前向きに評価していた。
【ワートリ】当真勇の名言
「外れる弾なんか撃てるかよ。スナイパーとしてのプライドが許さねー」(27話)
【ワートリ】当真勇の担当声優
アニメで当真の声を担当しているのは岩田光央さん。(1967年7月31日生まれ・埼玉県出身・青二プロダクション所属)
- 金田正太郎
「AKIRA」 - 武内樹
「頭文字D」「MFゴースト」 - アレイスター・クロウリーⅢ世
「D.Gray-man」 - エンポリオ・イワンコフ
「ONE PIECE」 - 伊地知潔高
「呪術廻戦」 - バミュウ
「キングダム」
まとめ
当真勇はA級2位冬島隊の点取り屋を担うスナイパーであり、真面目に合同訓練に励んでいないものの、狙撃手としての誇りをもって圧倒的な実力で実戦での戦績を挙げ、狙撃手1位&個人総合4位に君臨している。
学業は太刀川より残念かつ生身では修より体力がないという弱点はあるものの、狙撃手としての技術は圧巻のNo.1なのである。
スナイパーとしての凄さに加え、洞察力が高かったり、遊真や千佳と仲が良かったり、とても見どころが多い人物だ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
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