『ワールドトリガー』最新話ネタバレ244話 若村が成長の糸口つかめそう!【ワートリ】

ワールドトリガーあらすじネタバレ244話 あらすじネタバレ
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閉鎖環境試験5日目の順位が発表された。
やはり自作トリオン兵ユニットを使った特殊戦闘シミュレーション演習の結果が影響することとなり、諏訪7番隊や歌川1番隊など発想力の高い部隊が大きく点数を伸ばした。

総合の暫定順位にもかなり変化が出てきている。
これを踏まえ、各部隊が明日に向けた策を練る─!

本記事では第244話「遠征選抜試験㊵」の内容をまとめていく。

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ワールドトリガー244話の見どころネタバレ

① 諏訪隊は課題重視

諏訪の方針は課題重視
トリオン兵作りなど特殊戦闘シミュの対策は軽めに済ますつもりだ。

理由は昨日今日の戦闘シミュでバカ勝ちしているからである。
総合順位も2位まで上がった諏訪7番隊は、いまや“対策される側”なのだ。

明日は通常戦闘シミュ同様、使用可能なユニット数が増えるなどのルール変更で、各部隊の戦術の幅が広がることが予想される。
そのうえで互いに今日の演習を踏まえた戦術を予想して、どっちの“読み”が通るかとい人読み重視の運ゲーになるわけだ。

それを“マークされる側”で臨むと考えると、果たして時間をかけてまで対策を練る必要があるのかという話。

人読み重視の運ゲーを超えられる策が立てられるのはトリオン量のある二宮8番隊&若村11番隊(ヒュース)くらいなもので、そうではない諏訪7番隊が時間をかけて対策を練ったとしてもコスパが悪いのだ。

ということで明日の方が戦闘シミュの配点は高いとはいえ、分担課題の方に時間をかけた方が良いという諏訪の判断である。

諏訪は戦闘シミュの対策(なるべく省エネの戦術)を修に任せ、他のメンバーは分担課題という指示を出した。

② 二宮隊はユズルが対策担当

二宮8番隊ではユズルが積極的に本日の戦闘シミュの感想と、そこから予想される他部隊の動きを述べていた。
明日は二宮隊と若村隊には射程の長いユニットを用意してくるはずだと考え、それに対抗するユニットを作れば良いと結論付ける。

リスク度外視で裏をかいてくる部隊がある可能性について二宮に問われると、その可能性は当然あるとしたうえで、「B級部隊は“まじめ”」であると説いた。

負けたら反省し、やられたら対策する、ということをちゃんとしているのだと。
「リスク度外視」の動きはむしろA級の方がやるイメージだという。

なるほど元A級部隊らしい観点である。

今日の戦闘シミュでそういった怖さがあったのは歌川1番隊諏訪7番隊だけであり、警戒するのはその2部隊。
それと二宮8番隊と似ている若村11番隊だとユズルは考えていた。

ユズルの視点と感覚の鋭さに東はニッコリ。
二宮はユズルに明日の戦術考案も任せることにした。

③ 水上隊は真面目に対策中

水上9番隊は今日の戦闘シミュを振り返り中。
水上隊は「外観で撹乱する」というコンセプトで臨んだが、北添4番隊の戦術の下位互換のようになってしまったことが照屋は悔しいらしい。

水上隊の作戦も悪くはなかったのだが、北添4番隊と先に当たった部隊には勝ちづらくなってしまった印象だ。

一方で樫尾は諏訪7番隊の戦術がいかにして成立していたものなのか分からず考え込んでいた。
(諏訪隊は「追跡移動」などトリオン兵作りに備わっている機能を存分に活用していた)

水上はトリオン兵つくーるをいじりつつ考えてみようと提案する。

④ 来馬隊は絆を深める

来馬は前話で草壁が言っていたような、“皆のアイデアを活かそうと中途半端”な策になってしまった自分のミスであると反省していた。
ので、弓場に「落ち込む必要はない」と言った。

弓場は落ち込んでいるというよりかなり気負っているようだが、練習に付き合ってくれた小荒井には罪悪感を抱いていた。

もちろん小荒井は気にしておらず、「戦闘試験じゃ弓場が助けてくれるっしょ?」と笑っており、それを見て弓場のやる気も一層高まった。

⑤ 北添4番隊も課題重視

北添4番隊では菊地原が諏訪と同様の課題重視の方針を提案していた。

目の付け所も諏訪と同じで、トリオンで有利な二宮8番隊と若村11番隊以外はほぼじゃんけんのようなものだから時間をかけるのはコスパが悪いという見解だ。

二宮・若村隊に対してはトリオン兵のパラメータを逃げ足と防御に振り直し、5ターン耐えきっての引き分け狙いでいい、と。

それよりも菊地原が問題視しているのは課題の方だ。

北添4番隊の分担課題の得点は7割がたが染井だと菊地原は指摘する。
戦闘シミュの作戦も染井と菊地原が立てているため、菊地原は隊長の北添含む男子3人も課題をやるよう厳しく促していく。

菊地原は分担課題が難しいという彼らに、資料を見れば解ける後半のトリガー関係の設問を任せた。

⑥ 若村隊予想外の大戦力

さてその「トリガー関係の設問」だが、資料といっても小難しい図に小難しい説明が載っている感じである。
時間かかってもコツコツやるしかない…他の部隊も条件は同じだから…

と北添たちが覚悟を決めたその頃、若村11番隊ではヒュースが一目でそれが「トリオン工学の基礎」であることを理解していた。
ヒュース曰く「初歩的な内容」であるという。

忘れかけていたが、ヒュースはアフトクラトルのエリートなのだ。
他部隊が手間取りそうなこの課題を軽く片づけられそうということはつまり若村11番隊最下位脱出のチャンスである!

⑦ 若村の転機!?

ここで半崎が「玉狛のメンバーってやっぱすげーんだな」と気づく。

力の千佳
技の遊真
策の修
カナダのヒュース

確かにタダ者ではないメンツである。
それに玉狛第一もヤバイしカピバラもいて、精鋭揃いすぎると半崎。

確かに“全員が”結果を出しているという事実を考え、若村は「玉狛支部には何か秘密があるのでは?」とヒュースに尋ねる。
しかしヒュースの答えは

レイジたちの指導も一般的で、訓練の効率でいえば人数の多い本部の方が環境が良い。
「才能」と呼べるのが千佳くらいで、修はむしろ「下の中」であり、玉狛メンバーとの差を感じるのだとしたらそれは単純に「実力の問題」とヒュースは言う。

若村は考える。
環境でも才能でもなく…「実力」ってなんだ?

自分と修は何が違うのか、若村はヒュースに問う─!

ワールドトリガー244話の名言

弓場拓磨
「同じネタで凹むのァ一度で充分…。どう殺り抜くかを考えるだけでさァ…!」

最新刊は27巻(2024年5月2日発売)

『ワールドトリガー』の最新刊は27巻。
27巻では遠征選抜第1試験4日目~5日目朝の様子が描かれている。

大きな変化があった戦闘シミュ3日目の結果。
そして鳩原未来失踪当時の二宮隊や影浦隊の様子が描かれる注目の1冊だ。

ワールドトリガーネタバレ244話のまとめ

閉鎖環境試験5日目の結果を受けての各部隊の様子が描かれた。
諏訪隊・北添隊といった、今日成果があげられた部隊は分担課題を重視する方針である。

これに対し、今日苦戦した部隊がどういった方針で明日を迎えるのか気になるところだ。
特に“対応型”の最たる部隊である村上10番隊が、先の先を踏まえた“積み重ね”を再現して臨むとしている(243話)が、これがどのような効果を出してくるのか見ものである。

そして今回はいつも東が奥寺&小荒井に指導しているように、東がユズルに疑問を呈して考えを引き出している姿も良かった。
二宮の若者を育てようとする気持ちと、ユズルも遠征に行かせてあげたいという気持ちが表れているようだ。

意図しているかはわからないが水上の育て方(?)も良い。
照屋と樫尾は自分で考える・考えたい派なので、なあなあな会話で解決するではなく、トリオン兵つくーるを見ながら論理的に考え理解させるという。
2人とも秀才だけに、ルールをより理解すれば強みとして明日の試合に活かせるはずだ。

さて次回245話は若村の転機となるだろうか。
今回の遠征選抜試験も若村が臨時隊長に選ばれた理由が最大の謎であったが、その答えに繋がるカギがヒュースから得られるかもしれない。

 
管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

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