『ワールドトリガー』最新話ネタバレ248話 ヒュースの考える若村が臨時隊長に選ばれた理由!【ワートリ】

ワールドトリガーあらすじネタバレ248話 あらすじネタバレ
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ヒュースの分析によると若村のチーム戦の戦闘能力はC級であり、若村は自分が思っていいた以上に弱ったことを知る

そうなってしまった原因は、香取が強いために本来ならばチーム全員で1段ずつ登るはずの壁を香取の力で一気に登ってしまったことにあるとヒュースは言った。
それにより若村は自分のレベルを誤認したまま高すぎる壁に挑んで“足踏み”していたわけだ。

この問題は、己を知り適正なレベルに挑戦することで解決するため、香取の元を離れ、新たな仲間を募って一番下から順にステップを踏んで行くことが、若村が強くなる手段の1つである、とヒュース。
それを具体的に考えた時、若村は「それでもダメだったら自分は本物の無能なのでは」と知ってしまう恐怖に駆られてしまう。

するとヒュースは自転車に乗れるようになった時のような“できるようになった”という無数の事実”を忘れるな、それが自信に変わるのだと伝えたのだった。
そうして話を終え、若村は今何を思っているのだろうか──。

本記事では第248話「若村麓郎④」の内容をまとめていく。

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ワールドトリガー248話の見どころネタバレ

① 荒船隊はちょっと特殊

今日の若村11番隊の2人部屋は若村と半崎
半崎は「みんながみんなそういう風にできるわけじゃない」と、ヒュースとの話を終えた若村を気遣う。

ちなみに荒船隊の場合は、荒船と穂刈が定期的に【狙撃訓練1時間コース】のようなメニューを作ってくれるらしい。

ただし半崎の話を聞く感じだと、半崎の訓練というよりは(もちろん訓練の効果はあるだろうが)、荒船の野望(パーフェクトオールラウンダー量産)に向けた下準備のようだ。

② 「ダルい」と和解

まあとにかく「教えを引き受けたからにはちゃんとわかるまで教えるのが筋ってもん」だと半崎。

すると若村は「いろいろなことがわかった」と言った。
それは技術や知識などとは別のものであり、そして「あとは自分自身が決めることだ」と気づいてどうやら吹っ切れたようである。

「ならいいっすけど」と言いつつ、やはり若村を元気づけようとする半崎。
半崎のその気遣いは、若村には意外なものだった。

なぜなら若村は、半崎は自分のリーダーぶりに不満を抱いていると思っていたからだ。
理由は半崎の口癖「ダルい」である。

もちろん半崎は無意識に口に出していたわけだが(口に出すことで肝が据わるような効果があるらしい)、自らのやらかしに気づいて深く後悔。
逆に若村が「オレは大丈夫だぞ」と気遣うこととなった。

③ ヒュースの考える若村の役割

その頃、笹森がヒュースに“若村が臨時隊長に選ばれた理由”を尋ねていた。
若村がどうこうという話ではなく、他にも選ばれそうな人物はたくさんいるのに、その中で若村を選んだ上層部の意図が気になったのだ。

するとヒュースは、今日のことを踏まえて考えると「教官候補の1人」として選ばれたのではないかと答えた。

現状のボーダーは“できる人間が上にあがってくる”という形であり、現実的なところを見れば殆どが訓練生で、その訓練生たちを引き上げることが今後のボーダーの課題であるとヒュース。

つまり戦力の底上げ、C級で躓いている者たちをいかに多く正隊員に引き上げられるかが組織の課題であると語った。
そしてそのための教官として適任なのが若村であると。

香取は言わずもがな、修も特殊すぎてその役には向かない。
それに比べ若村は現時点では未熟であるが、だからこそこの先自分の力で壁を超える経験を積めたら、同じような隊員たちの力になれるはずなのだとヒュースは言う。

要は若村は“小さなステップ”が必要な者たちに寄り添える存在となれる可能性があるということ。
それにより400人以上いるC級隊員の何割かでも正隊員に引き上げられれば、組織としては大幅な強化がかなうのである。

ヒュースはもちろん自分の想像であるがと付け加えた上で、いずれにせよ今回の選抜試験が若村にとっての1つの転機になるはずだと言った。

④ ヒュースに対するA級評価

ヒュースのお悩み相談室については当然、審査のA級隊員たちの間でも大きな話題となっていた。
厳しいが正論を突き付けたヒュースには多くの+評価が付いたようである。

もう少し厳しくても良かったという風間や、後輩たちの前でこき下ろしちゃうのはどうなのかという冬島など、もちろん様々な意見はあるが、例え話を用いつつ具体的な指摘を展開したヒュースの言動に対して評価する隊員が多かった。

ちなみに三輪に「あいつにこういう説教は通じない」と言われているのだが、佐伯は性格上このヒュースの話にあまりピンときていないようだった。

⑤ 若村に対するA級評価

一方、若村に対してはやはり賛否が多い。

特に「人にアドバイスもらうことを“努力”にカウントしてそう」という真木の意見は秀逸だし、「頑張ってもダメだったら悲しいから、報われる保証がないと頑張れないってことでしょ?」という加古の意見は鋭いし胸にくる。

また黒江から「単純に競うことに向いていない可能性がある」という意見もあったり。

ただし佐伯や三上、宇野やクローニンなど、今後の実践とそれに伴う成長を期待する“麓郎応援勢”も多かった。

⑥ 時枝親の言葉も深い

時枝も応援勢の1人だという。
すると雷蔵に“もし若村にアドバイスをするなら?”という話題を振られた時枝は、「ゴールじゃなくてベストスコアを目指せ」という自身がに言われていた言葉を挙げた。

この「ゴール」とは叶えたい夢やなりたい自分であり、進む方角を決める目印のようなもので、必ずしも到着しなくてはいけないわけではない。
ゴールが途中で変わってもいいし、ルートも1つに決まっているわけじゃない。

大事なのはスタート地点からどれだけゴールに“近づけた”か。
自分の意志でどれだけ進めたか。

つまり「ベストスコア」なのである。
そういったことを人生の楽しみにしろと時枝の親は時枝に伝えていたそう。

これは第1次近界民侵攻後に変に無気力になっていたらしい時枝に対して送られた言葉だという。
そのことについて時枝は「叶わないかもしれないならもう何も目指さない」というふうになってほしくなかったのではないかと語った。

⑦ それぞれの捉え方

古寺6番隊では木虎によって、特殊戦闘シミュにおいてコストを超える強さを見せた諏訪7番隊のからくりが解かれていた。
問題はこのトリックが解けたチームは今日の戦闘シミュで同じようなことが出来るということであり、それの対策も考えなければならない。(実際にヒュースがこの戦術に気づいていた)

するとその議論からヒントを得て、ふいに古寺が昨日の特殊戦闘シミュではなく一昨日の戦闘シミュにおける諏訪7番隊のからくり(ミニ水上隊作戦)に気づいた。
そうなると水上9番隊もそうだったのだろうと古寺6番隊の面々は気づく。

となるとヘルプユニットの存在もそうした戦術へのヒントだったのでは、とも気づき木虎はとても悔しそうであった。
「ここで悔しがれるのがA級っぽい」と思う三浦であったが、一方でもう1人のA級・古寺は木虎とは逆に嬉しそうな顔をしていた

曰く、閃きが得意なタイプではないので、2日遅れでも気づけたことが嬉しいのだそうだ。
「先を行く人たちの足跡を踏めた時、自分も進歩しているって実感できる」
何だかとても古寺らしい考え方だ。

ちなみに今日の特殊戦闘シミュについては「混成」のアイデアだけ使えるところは使うくらいで、ユニットや作戦は変えないと古寺。
目標は特殊戦闘シミュの勝利ではなく、あくまでも最終総合1位だからだ。

⑧ 6日目開始

9:00となり仕事開始。
若村11番隊ではヒュースがトリガー関連問題をサクサク解いていた。
これは完全に若村隊の強みであるためヒュースと細井に任せ、残り3人は一般問題を進めることに。

皆に指示する若村は、昨日のヒュースとの会話を引きずっていないように見える。

その頃、諏訪7番隊も課題を開始。
戦闘シミュについてはやはり修に任せていた様子。
昨日とは違う戦術のようだが、開始30分くらい前に予習すれば良いほどのもののようだ。

ちなみに諏訪7番隊も時間外に課題を解くという方法を取ったようだが、古寺とは違って諏訪はそのまま入力するよう指示した。
今日の諏訪7番隊の目標は分担課題を進める予定。

閉鎖環境試験6日目、今日もそれぞれの部隊がどのように過ごし何が起こるのだろうか。

ワールドトリガー248話の名言

綾辻遥
「必勝法を求め始めるとキツいよね~人生は」

喜多川真衣
「失敗から来る、焦り 不安 つらさ くやしさ はずかしさ。これらは、同じような失敗を無限に繰り返させないための、脳みその機能の一部でしかない。下手に避けたり、噛みしめたりせずに、本来の役目通り、学習と改善のきっかけとして付き合うのが吉。ろくろーは 強く生きよ」

最新刊は27巻(2024年5月2日発売)

『ワールドトリガー』の最新刊は27巻。
27巻では遠征選抜第1試験4日目~5日目朝の様子が描かれている。

大きな変化があった戦闘シミュ3日目の結果。
そして鳩原未来失踪当時の二宮隊や影浦隊の様子が描かれる注目の1冊だ。

 
管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

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