クミからの誘いにより、間柴の試合が終わった後の“水着での”デートが決定した。
一方、今回も社長たちの応援を受ける間柴には、練習にも彼らのことを考え、より確実に勝利に近づく努力をするような劇的な変化が見えていた。
そんな間柴の過去編が始まる。
間柴は自分の中に潜む悪魔の存在に悩んでいた。
キレるとそれが出てきて、わけがわからなくなってしまうのだ。
何度も警察沙汰になってしまっていたある日、両親を事故で亡くす。
間柴はクミのために自分が何とかしなければと考えるが、そんな矢先にも街で絡まれ、悪魔が顔を出してしまうのだった。
本記事では第1430話「あてなき2人」の内容をまとめていく。
最新刊は138巻(2023年7月14日発売)
『はじめの一歩』の最新刊は138巻。
ウォーリーvsリカルド・マルチネスの結末が描かれた熱き1冊なので必見だ。
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『はじめの一歩』1430話の見どころネタバレ
①寄って来る大人達
気づくと間柴は絡んできた男たちを血祭りにあげていた。
これでクミと2人でやっていけるのかと間柴は不安になる。
また、お父さんが借金していただのと保険金を出させようとする者や、未成年の2人暮らしは無理があるからウチにお金を預けるといいだの言う者、2人に向けた制度やサービスを紹介する者、様々な大人達が間柴家に寄って来るようになった。
しかし間柴は何が信用していいものなのか分からないし、話の内容も理解できないために判断ができず、「ちくしょう。ちくしょう」と頭を抱えることしかできなかった。
それでもクミには「心配するな」と伝える。
②金が欲しい間柴
間柴のもとへかつてつるんでいた男が現れる。
反社系の男であり、間柴は「もうアンタらとはつるまねえ」と無視しかけるが、大金の入った封筒を見て間柴は彼らの手伝いをすることにする。
「仕事の現場に居合わせてくれるだけでいい」という話であったが、ガッツリ暴力沙汰に巻き込まれていた。
しかし次もまた金を受け取り参加してしまう。
そうして金を得てクミの笑顔を守っていた。
③真っ当に生きることを決意
しかし間柴は自分に悪い噂が立っていることがクミとの生活の障害になっていることに気づく。
そして汚れた金ではクミを陽の当たる場所に送り出せなくなると考え、これまでの悪い仕事から手を引いた。
そして普通のコンビニバイトに就けることになり、間柴は心から喜んだ。
④クミのために耐える間柴
ところがそこで、これまでの闇仕事を通じて間柴に恨みを持った者たちが間柴を襲った。
もしかしたら間柴が手を切ってきたことへの報復として、雇っていた反社が仕組んだことなのかもしれないが。
しかし間柴は掴んだチャンスを手放さないために、何の抵抗もせず彼らの暴行にひたすら耐えた。
見事に耐えきったが、それが気に入らない彼らは「こいつ妹がいたな」とクミについて言及した。
それは間柴にとってのトリガーであった!
⑤間柴に光がやってくる?
気づけばあの悪魔が顔を出し、周囲に屍の山を築き上げていた。
そして間柴は逮捕されてしまった…。
出所日、ある男が間柴を迎えに来た。
『はじめの一歩』1430話の名言
間柴了
「金はありがたいが汚れたモノは渡せねえんだ。アイツを…陽の当たる場所に送り出せなくなる」
『はじめの一歩』ネタバレ1430話のまとめ
重い…。
親の死亡で未成年の子供が2人で残されるというだけでもその苦悩は計り知れないのに、意図しない黒い衝動というハンデまで背負っているのはあまりに酷すぎる…。
とにかくクミが不安にならないように色々やったり我慢したりと頑張っていた間柴だが、クミのためにあの悪魔が顔を出し、ついに刑務所に入れられてしまった。
こんな人生では誰も信用できなくなるし誰とも関わりたくなくなるしクミに対して過保護になるのも仕方ない。
だが最後のコマでキーマンとなりそうな男性が現れ、間柴の人生が好転しそうな予感?
転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。