演習林での陸上トレーニングはようやく第2ポイントへ。
そこで行われた「山王坂道ダッシュ」は、坂道を駆け上がる1年生とそれを阻止する上級生、という形の攻防戦であった。
ロウの身体能力と慶一の指揮力もあって善戦するものの、やはり上級生のフィジカルと経験には勝てず、1年生は狼之神の歴史が詰まった『鬼ボッコ』を担ぎスクワットさせられるのであった。
しかしトレーニングはまだまだ続く!
全ての挫折を祝福に変える!改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第18話「氷上練習」の内容をまとめていく。
最新刊は第1巻(2024年1月18日発売)
『ドッグスレッド』待望のコミックス第1巻が先日ついに発売された。
第1巻はロウがアイスホッケーと出会い、ハマっていく様子が描かれている。
1巻からMAXの疾走感に乗り遅れるな!
ちなみに巻末にはドグスレをさらに楽しむためのアイスホッケーの分かりやすいルールブックが掲載されており、アイスホッケーという競技を知るためにもありがたい1冊となっている。
さらに続く第2巻も2月19日(月)に発売予定。
2か月続けての発売という充実した予定に備えよう!
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『ドッグスレッド』18話の見どころネタバレ
①少人数でも強すぎる!
狂った犬のようにものすごい迫力で坂を駆けあがってくる上級生たち。
攻守交代して今度は1年生がディフェンスだ。
オフェンスに参加している上級生は8人だけ。
しかしまるで歯が立たないとはこのことで、1年生たちは軽く吹っ飛ばされ、再び鬼ボッコスクワットをやるハメになるのであった。
②完璧なオチにい思わず歯
すると安海がよろけてロウにぶつかったのをきっかけに、ピタゴラスイッチ的な淀みない流れで鬼ボッコが坂を転がっていってしまう。
巨大な丸太が勢いをつけて転がっているためかなり危険であったが、坂にいた上級生たちは持ち前の身体能力で回避。
すると最終的に鬼ボッコは、坂下に止めてあった二瓶の愛車「ピーナッツ号」の後方のナンバープレート辺り、いわゆる車のケツに突き刺さり停止した。
言葉を失う1年生たち。
そこへ二瓶が「…おかまを掘られた」と呟いた。
“鬼ボッコは歯禁止”である。
1年生たちは必死に笑いを堪えるが、富士が吹き出してしまいスクワット10回が追加されてしまった。
③やはり上級生はすごい
1年生が鬼ボッコを担いでいるところへ「見てるだけの時間は無駄だ」と浩一が入ってくる。
すると最前列の土肥が持ち上がってしまうほど勢いよく鬼ボッコが上下した。
ロウは浩一の足腰の強さに驚いた。
紅露も入り、鬼ボッコは終了。
第2ポイントでのトレーニングを終え、一同は再び次のポイントへの移動を開始した。
ちなみに1年生は全然水が飲めていないので唇カサカサである。
④やっと氷上練習へ
一同は道具を取りに部室へ戻った後、ハイランドスポーツセンター屋内スケート場へ。
つまりようやく氷上練習である。
すでにクタクタの1年生をよそに上級生たちが颯爽と滑り始めただけでなく、先ほどまでカサカサだったロウまで水を得た魚のように、疲れを忘れて軽やかに滑り出した。
狂犬王子のその華麗な滑りは改めて上級生から注目された。
⑤DFペア牛山&熊野
そこへ3年の牛山草太が話しかけてくる。
言葉が聞き取れないためロウは海外の留学生だと勘違いするが、牛山は函館の浜言葉で訛っているうえに活舌が悪いだけなのだと、同じく3年の熊野智弘が説明した。
熊野と牛山の出会いは小学生の頃、牛山が引っ越してきたことがきっかけであったが、熊野も初めはまったく牛山の言葉を聞き取れなかった。
しかし熊野は言葉が聞き取れないために孤立し始めた牛山をアイスホッケークラブに誘った。
そして根気強く声をかけ、かけさせ続けた結果、ついに牛山の言葉をはっきりと聞き取れるに至ったのだ。
熊野のおかげで牛山はクラスにもなじみ、2年後には皆に囲まれアハハウフフ出来るようになっていた。
⑥練習の成果
ロウの技術や道具に興味を持った上級生たちがロウを囲む。
スケートだけじゃないかと嫉妬する慶一は、パスレシーブ練習でわざとロウの方に「くるぶしに当たって悶絶しろ!!」とパックを打った。
ところがロウはしっかりとパックを受け止めてみせた。
ロウはアイスホッケーをやると決めて祖父と練習しており、ハンドリングが上達していたのだ。(13話)
慶一をはじめ驚く一同。
二瓶もしっかり目を留めている。
『ドッグスレッド』18話の名言
二瓶利光
「…おかまを掘られた」
富士美雄
「今日の部活いつまで続くの?」
熊野智弘
「いっぱい俺に話せ牛山」
土肥宣人
「子犬の集団にもみくちゃにされてる猫のようです」
『ドッグスレッド』18話のあおり文と予告
【あおり文】
考えてした努力は、裏切らない。
【予告】
療養休載。YJ11号(2月15日)巻頭カラー!!
『ドッグスレッド』ネタバレ18話のまとめ
富士の言う通り「今日の部活いつまで続くの?」だ。
これをルーティンにしている狼之神本当にすごすぎる。
そしてこの積み重ねの結果が、上級生たちの強さとして毎回ちゃんと見て取れるのがすごい。
すごいと言えば牛山の言葉である。
函館訛り+滑舌悪いという彼のセリフはゴールデンカムイの鯉登のような特殊文字で描かれているのだが、絶妙に聞き取れそうで聞き取れない感じが文字で表現されているのがすごい。
もしアニメ化したらどんな喋り方になるのだろうか。
最終的にはラッキーピエロの話をしているわけだが、どうも終始函館関連の話をしているようで、着ているTシャツも全部函館推しなのだが、熊野と親しくなった後にはアイスバックスのTシャツになっているのがなんとも感慨深い。
そして一番すごいのは牛山の言葉をちゃんと聞こうとした熊野だろう。
言葉が分からないなら皆のように避けてしまうことも仕方ないのかもしれないが、熊野は牛山をアイスホッケーに誘い、一緒に強くなるために根気強く牛山の言葉に耳を傾け続け、そしてちゃんと聞き取れるようになった。
いきなり掘り下げられた熊野と牛山も今後注目せざるを得ない。
次回19話はいよいよ氷上練習となり、熊野と牛山がどんなプレーを見せてくれるのかも含めてさらに狼之神の本領が見られそうで楽しみだ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。