雪花高校との練習試合のために札幌に上陸した狼之神の面々。
試合前に札幌まつりを満喫する部員たちであったが、噂の雪花高校生とひと悶着!
ハルナをナンパしようとする男の前に立ちはだかったロウが締め落とされそうになってしまう。
そこに現れたのは大腿四頭筋をパツパツに膨らませたワカミであった!
全ての挫折を祝福に変える!改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第32話「狼之神vs雪花」の内容をまとめていく。
最新刊は第3巻(2024年7月18日発売)
最新刊となる第3巻が2024年7月18日に発売した。
「次にくるマンガ大賞2024」ではコミックス部門第4位輝き人気も加速中!
ロウが狼之神高校アイスホッケー部として本格的にアイスホッケーに向き合い始め、狼之神メンバーも続々と明らかになっていく楽しい1冊だ。
第3巻も加筆修正が見逃せないので是非コミックでも楽しもう!
『ドッグスレッド』32話の見どころネタバレ
① お姫様抱っこで退散
ロウを締め落とそうとしている奴を爆ぜる四頭筋キックで菖蒲池まですっ飛ばしたワカミは、ロウをお姫様抱っこしてドドドドドドと退散する。
ワカミの幸せそうな顔を見るに、ロウは良い匂いのようだ。
雪花の面々はワカミの強さに爆笑。
怒って追いかけるかと思われたが、「行くところは分かっている」としてひとまずこの揉め事は終了した。
② 賢吾の囁き
場所は真駒内セキスイハイムアイスアリーナ。
本日の練習試合が行われる場所である。
試合の準備を進めながら、改めて感じた人酔いするほどの札幌の都会さを呟く慶一。
それを聞いて賢吾が「東京はもっと都会だ」と言い、自分と一緒に東京の大学チームに行かないかと誘った。
自分の父親を蔑みながら(ケガによって王子イーグルスに入れず、長距離トラック運転手で週一しか帰宅できず、母とも離婚)、王子イーグルスはその後でもいいのではないかと耳元で囁く。
しかし慶一は揺るがず、「狼之神で日本一になるのが俺の最高でもいい」と返した。
③ 浩一がアレを見てしまう
牛山がポップコーンを食べていた。
アサヒ曰く、ここにはポップコーンの自販機があるらしい。
ということでアサヒもポップコーンを買いに行くというので、賢吾が「俺の分も」と財布を取り出した時…
例の“袋”が落下し、浩一がそれを目撃した。
④ アサヒ強い!!
アサヒが慶一・富士・門別を連れ自販機に向かっている途中でロウたちと会う。
雪花高校に絡まれたという安海の言葉に興味津々のアサヒ。
どんな奴らかと問おうとした時、例の5人が現れた。
雪花高校で、しかもアイスホッケー部だったのである。
彼らもロウたちがアイスホッケー部だと気づいたため、先ほどは無理に追ってこなかったわけだ。
「うちの1年に手を出したのはどいつ?」と問うアサヒ。
しかし返答代わりに帽子のやつから拳が飛んできた。
が、アサヒは難なく躱して逆に制圧してみせた。
強い!!
⑤ 紅露はもっとヤバイ
そのまま1年生に壁を作らせようとするアサヒであったが、紅露が現れてそれを止めた。
紅露のひと声でアサヒがビシィっと姿勢を正す姿に、紅露の恐ろしさが感じられる。
アサヒはそのまま紅露の言葉通り、大人しく目の前の授乳室に入っていった。
残された雪花の面々に、紅露が「持て余すエネルギーは試合で発散しよう」と説得する。
彼らにも“あの紅露”だと有名のようだ。
凶暴すぎて地元に入れる高校がなかったという伝説をもつ紅露。
「釧路の氷鬼」と呼ばれているらしい。
「良い子ぶりっ子してんじゃねえ」と紅露にも怯まない雪花であったが、ひとまず場は収まったようだ。
⑥ 客席には不良たち
ということでいよいよ本題の練習試合へ。
客席では強面の雪花生が試合を見守る。
リーゼントだったりモヒカンだったりヒゲだったりもみあげだったり目出し帽だったり、独特な個性のヤンキーが集まっている。
土肥情報によると、あくまで都市伝説だが雪花には【他校とケンカすれば停学】【負けたら退学】という校則があるらしい。
また学ランではなく白いジャージ姿なのは、いつでも受けて立つという意思表示なのだそうだ。
そんな奴らがいる客席で、ロウの祖父が撮影係を務めている。
もちろんハルナとワカミも試合を見守る。
⑦ キラキラネームな雪花
ロウたちに絡んだのは3年生、しかも全員がなかなかのキラキラネームであった。
レフト・ウイング 菊池珠愛瑠
センター(キャプテン) 倉田浪魅王
ライト・ウイング 高野聖流翔
レフト・ディフェンス 村田騎士
ライト・ディフェンス 関虹音
ゴーリーは2年生だが、こちらもキラキラ。
山田髑髏雨
監督もこれまた顔に傷がある強面。
石崎光男(47歳)
一方で狼之神のメンバーは宣言通り1年生が中心。
レフト・ウイング 富士
センター 慶一
ライト・ウイング 門別
レフト・ディフェンス 山鳥
ライト・ディフェンス 岩部
もう1つのセットは2年生のペアも入る。
レフト・ウイング ロウ
センター 土肥
ライト・ウイング 小杉
レフト・ディフェンス 枝幸
ライト・ディフェンス 猪狩
ゴーリーはもちろん安海だ。
⑧ 血の気の多さならやっぱ慶一
リンクには「首を折ってしまえ!」「スケート靴で皮を剝いでやれ!」などとおおよそスポーツの試合とは思えぬ物騒な言葉が投げ入れられていた。
1年生が相手をするというのも火に油を注いだらしい。
試合が終わっても無事に帰れると思うなという脅しもかけられながら、ついにフェイス・オフ!
穏便にと願う土肥や小杉であったが、しかし開始早々ロミオがスティックで慶一のブッ叩く。
巧妙な動きなので審判は見ていない。
すると──
ボゴォ!!!
慶一ががっつりロミオをグーで殴ってしまった!
そういえば慶一は作中でも屈指の血の気の多さだった…。
土肥や小杉が白目をむく一方で、先輩たち(アサヒ&賢吾)はニッコリであった。
『ドッグスレッド』32話の名言
旭一尊
「おい1年!!壁作って隠せ」
紅露直人
「授乳室に入って赤ちゃんみたいに大人しくしていろ」
紅露直人
「君たちはアイスホッケーをしに来たんだろう?その持て余すエネルギーは試合で発散しようじゃないか」
雪花応援
「金玉袋を破って中身をパックと入れ替えてしまえ!」
『ドッグスレッド』32話のあおり文と予告
【あおり文】
お前の血でゴールライン引いてやる!!
【予告】
隔週連載。次回、43号(9月26日)掲載です。
『ドッグスレッド』ネタバレ32話のまとめ
ワカミちゃんのかっこよさと可愛さにニコニコしたのも束の間、ちょっと忘れかけていた賢吾の闇が再び垣間見えて冷え冷えである。
その闇の一端を浩一が見てしまったが、浩一はある程度は気づいていると思うので、取り返しがつかないことになる前にどう賢吾に切り出すのか注目していたい。
そして衝撃のアサヒ。
目がギンギンである。
ややダンディになったものの、さすが宇佐美のキャラデザすぎた強さであった。
さらにそのアサヒを縮こまらせる紅露の圧。
狼之神に入る前は一体どれほど凶暴だったというのだ。
言葉にどことなく二瓶味を感じるのは、二瓶の指導によって紅露が今の人格になったからなのだろうか。
とにかく今話を読んで再び前話のキャッキャしていた2人の姿を見ると笑いが止まらない。
最強の先輩後輩である。
この2人がそれぞれ1年生だった時の雪花との試合もなかなか面白そうだ。
さらに「血の気の多さといえばやっぱり慶一だわ」と思わせる慶一の血の気の多さにニッコリ。
満足そうに見ているアサヒと賢吾の表情を見て、これが狼之神に受け継がれているファイトなのだと分かる。
そのうち慶一も先輩たちのような秘めた血の気になるのだろうか。
ちなみに試合前のやり取りは『スピナマラダ!』からやや変更されているのだが、一番変更されたのは石崎のビジュアルである。
ずいぶんイケオジになった。
興味があったらスピナと見比べて欲しい。
さてのっけから荒れそうな試合展開(?)だが、やはり慶一をはじめ狼之神にはアイスホッケーの試合として強さを見せつけて欲しいので、次回33話は狼之神で揉まれ始めた1年生たちがどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしていよう。
またドグスレをより楽しむために『ゴールデンカムイ』の読み直しも是非。
ドグスレに登場するあの顔この顔と見比べてみよう。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。