狼之神vs雪花。
狼之神はずっとキルプレーが続いているが、安海の踏ん張りや紅露の圧倒的なプレーで先制した点を死守している。
安海以外の1年生たちは相変わらず雪花のラフプレーにビビってしまっていたが、紅露の一言で狼之神の先輩たちやヒグマと隣り合わせの大自然や二瓶との毎日よりも怖くないと気づいた。
そしてラフプレーを意に介さず正当なプレーで圧倒する紅露に美しさをみたロウが、改めてそうしたプレーで雪花を叩きのめすことを決意しながらペナ箱から出るのであった。
全ての挫折を祝福に変える!改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第37話「ファイティング」の内容をまとめていく。
最新刊は第4巻(2024年11月19日発売)
最新刊となる第4巻が2024年11月19日に発売した。
第4巻ではワカミの登場から札幌まつりのキャッキャまで
より作品にハマらざるを得ない濃密な内容が詰め込まれている
新キャラも多いぞ!
目印の表紙は賢吾だ!
『ドッグスレッド』37話の見どころネタバレ
① 狼之神の怖さが怖い!
指をしゃぶり続ける慶一&賢吾を置いて、一足先にペナルティが終了したロウが自由を感じながらペナ箱から華麗に滑り出てくる。
ロウが復帰しても、相変わらず3対5のキルプレー状態だ。
だがもう1年生たちの顔つきは変わっていた。
先ほど頭を打った土肥だが、『狼之神伝説 わんばく相撲』で常丸に山王神社から投げ落とされた時のダメージに比べたら…と言う。
小杉も、雪花のラフプレーは『エゾシカ タッチ戦争』で脇腹を蹴られた痛みに比べたら…と言う。
門別も、こっそり水を盗み飲んで珍棒を持った二瓶から森の中を逃げ回った恐怖に比べたら…と言う。
そう狼之神での日々に比べたら、雪花のラフプレーなんて文字通り痛くも怖くもなかったと気づいたのだ。
② 1年生たちも平常心に
気持ちの切り替えと共に、当然動きも良くなる狼之神1年生たち。
その切り替えの早さには先輩たちも感心しているようだ。
逆に雪花の監督・石崎は冷や汗をかき、その横顔に二瓶の何とも言えない視線が突き刺さる。
さらに賢吾もペナ箱から復帰して4対5に。
依然狼之神が不利な状況ではあるが、得点できずに焦りが見えているのは雪花の方である。
特にジュエルは相当イラついている様子だ。
③ 安海の本領
人数的不利な狼之神のゴールに雪花の猛攻が迫る。
が、ジュエルのシュートは安海の技術と幸運で入らない。
そのままゴール前に落下したパックをロウがクリアしようとすると、ロウ、安海、ロミオがもつれて倒れてしまった。
その隙にパックを拾ったセルシオがシュートを放つ。
安海のガードも間に合いそうになく、これはさすがに得点されたと思われた。
…が!なんとどこからか飛んできたグローブがそのシュートを阻んだ!!
どうやら先ほどもつれた際にロウのグループがすっ飛んでいたっぽい。
にしてもあまりに奇跡すぎる!!!
恐るべし幸福量保存の法則…ッ!
「アズミは今日死ぬのか!?」と思われるほどの幸運である。
安海はセルシオに「アイスホッケーを愛する者は幸運を引き寄せる」と言い放った。
④ もう挑発には乗らない
しかしまだ雪花がゴールに押し込める位置にある。
だがそこで慶一がペナルティを終えて戻ってきた!
するとなんとジュエルが慶一に素手でパンチ!
アイスホッケーには【ファイティング】という文化があるらしい。
いわゆる乱闘である。
が、日本の高校生の試合中での乱闘は厳禁となっている。
グローブを脱いで殴り合えば5分間のペナルティ+残り時間の退場。
それでも「ビビってんのか?」とジュエルは激しい挑発を慶一に向ける。
ロウも「やっていいぞ」と慶一に言うが、慶一は挑発に乗らなかった。
「こいつらからゴールを奪って帰りたいから」
ジュエルは残り時間退場となる。
美しいプレーで勝利を掴もうとするロウの言葉が響いたのか、慶一はもう彼らのリングには上がらない!
『ドッグスレッド』37話の名言
狼之神1年生ズ
「あの日々に比べたらたかが不良のラフプレーなんて痛くも怖くもなかったわ!!」
土肥宣人
「安海は今日死ぬのか!?」
安海昌紀
「アイスホッケーを愛する者は幸運を引き寄せるんですよ」
源間慶一
「…やらない。こいつらからゴールを奪って帰りたいから」
『ドッグスレッド』37話のあおり文と予告
【あおり文】
もう、お前らの舞台(リング)には上がらない。
【予告】
巻頭カラー!!療養休載。次回3号12月19日発売です。
『ドッグスレッド』ネタバレ37話のまとめ
今週も色々あったが、チラッと書かれた普段の狼之神の様子が気になってしょうがない!!
ともあれ1年生たちに本来の実力が戻ってきてよかった。
やはり心身を鍛えるために雪花との練習試合を組んでいるようだが、日頃のトレーニングと比べて乗り切るのが面白い。
元々技術の高いエリートたちの、トレーニングだけでは気づけない部分を成長させる効果がこの試合にはありそうだ。
これにさらに、やっと慶一が試合参加できそうなのでほぼ勝ち確だろう。
血の気の多さが魅力の慶一ではあるが、試合での冷静さを手に入れたらかなり無敵になりそうなので楽しみ。
おそらくロウがいなければこの転機はなかったのだろうと思うと、やはり良きライバル関係である。
ライバルといえば今回の安海の働きには常丸も目を見張っているようなので、今後さらに安海をゴリゴリにライバル視する常丸にも期待したい。
スピナマラダ!も一緒に
またドグスレをより楽しむために『ゴールデンカムイ』の読み直しも是非。
ドグスレに登場するあの顔この顔と見比べてみよう。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。