「ドッグスレッド」最新話ネタバレ11話 絶対王者敗北!高校アイスホッケー界は新たな歴史へ!【ドグスレ】

ドッグスレッドあらすじネタバレ11話 あらすじネタバレ
※本サイトはプロモーションが含まれています

苫小牧・白鳥アリーナで開催中のアイスホッケーIH決勝
苫小牧狼之神高校vs八戸鮫王高校はロウくんも狼之神ベンチで夢中になるほど白熱した試合となっていた。

が、絶対王者・狼之神サイドからすれば予想外と言える試合展開である。
両チーム1点のまま膠着し、最終第3ピリオドの残り5分を迎えたのだ。

連覇への重圧でプレーが暴走気味なのが理由の1つである。
そしてそこからさらに甲斐が反則によりペナルティとなり、狼之神は残り3分のうち2分を1人欠いた状態で臨まなければならなくなってしまった!

ケガの常丸と交代し出場中の浩一が神セーブを連発して凌いでいるが、狼之神はこの大大大ピンチを乗り越え、連覇を繋ぐことができるだろうか!?

「全ての挫折を祝福に変える!」

本記事では第11話「王座」の内容をまとめていく。

スポンサーリンク

『スピナマラダ!』との読み比べもオススメ

本作は野田先生のデビュー作『スピナマラダ!』の“再創生”であるため『スピナマラダ!』と読み比べても面白い。

『ゴールデンカムイ』に繋がる強個性キャラクセの強すぎる展開も満載なので、金カムファンにも是非読んで欲しい作品であり、1つのスポーツ漫画としても完成度が高いのでスポーツ漫画ファンにも是非読んで欲しい。

『ドッグスレッド』の物語が進むほど同じ部分違う部分の楽しみも増えていくのでどんどん面白くなっていくはずだ。

また待望のキャスト発表があった実写映画『ゴールデンカムイ』に向けて、原作『ゴールデンカムイ』の読み直しもこの機会に是非!

『ドッグスレッド』11話の見どころネタバレ

①絶対王者の焦り!!

1人足りない「キルプレー」となった狼之神。

甲斐のペナルティ終了まで残り1分となったが、やはり自陣で慌ただしく守備に徹している状態だ。
なんとかクリアしてパックを自陣から追い出し時間を稼ぎたいところ。

しかしその焦りがプレーに出過ぎてしまった!
樋口がクリアしたパックがフェンスを飛び越えてしまったのだ。

ルールを知らないロウ以外の狼之神サイドは顔面蒼白になる。

②さらに1人退場…!!

樋口の行為は「アウト・オブ・バウンズ」による「ディレイ・オブ・ザ・ゲーム」。
守備側のプレイヤーがボードの外にパックを出してしまうことで“遅延行為”と見なされるものであったのだ。

つまりペナルティである。
狼之神は試合終了2分前にして、リンクから2人を失ってしまった…。

③ついに動く得点!!

試合は一気に3人対5人に。
膠着状態にあったこの試合を動かすに十分な、そして狼之神としては絶望的な状況となった。

諦めるな!延長戦に持ち込めば何とかなる!
声援が飛び交う中、紅露が体を張ってブロックするなど必死に持ちこたえる狼之神。

しかしついにその時が訪れる。
浩一が弾き逆サイドに流れたパックを拾った桐淵のシュートが、ついに狼之神ゴールに突き刺さったのだ…!

④試合終了!!

失点によりペナルティが解除され、甲斐が試合に復帰する。
しかしそれでもまだキルプレーが続く狼之神に勝機が訪れることはなく…無情にも試合時間が減っていくのみであった。

そして苫小牧市民の願いも届かずそのまま試合が終了!
鮫王が悲願の優勝を果たし、狼之神の20連覇が潰えた

⑤誓う源間慶一

スポーツの試合として勝ち負けがある以上、当然の如く会場は様々な想いで満たされた。
勝利に歓喜し抱き合う鮫王の姿は非常に喜ばしい。

一方で狼之神の面々に言葉はない。
結果を受け止めるにはもう少し時間がかかるだろう。
彼らが背負わされた敗北の意味はあまりに大きい。

そんな衝撃の結末を迎えた会場において、源間慶一が1人だけまた違う感情で鮫王の姿を見据えていた。
慶一は「俺が奪い返す」と燃えていた。

⑥主人公死す!?

ロウたちも会場を後にする。
苫小牧市民として悔しさに身もだえる土井たち。

かたや試合を純粋に楽しんでいたロウは感動が止まらなかった。
本当のアイスホッケーを観られた喜びに目を輝かせる。

しかしそこへ殺意の波動に目覚めたハルナがあらわれた!!

『ドッグスレッド』11話の名言

桐淵悠人
「王朝の終焉だじゃ」

土肥宣人
「誰か…誰か何とかして…」

源間慶一
「俺が奪い返す」

白川朗
「本当のアイスホッケーってのは美しい!!」

『ドッグスレッド』11話のあおり文と予告

【あおり文】
殺意の波動に目覚めたハルナ♨

【予告】
次号、療養休載。気になる安否は51号(11月16日)です。

『ドッグスレッド』ネタバレ11話のまとめ

鮫王側から見ると20連覇がかかる絶対王者を倒した大金星でありその喜びで胸が熱くなるが、やはり狼之神サイドから見てきた読者としてはあまりに重すぎて胸が痛い。
土肥の「誰か何とかして…」という声と共に時間が無情に過ぎていく描写…そして終了直後の描写はリアルすぎて見ていられなかった。

だがこういう日は必ず来る。
と思って受け止めて欲しいが、この狼之神の世代…特にキャプテンである樋口は、退場という敗北の直接の要因を作ってしまったことも合わせて“背負って”しまいそうで心配だ。
彼らの今後の気持ちの在り方など、スポーツ漫画としてやはり注目したい部分である。

また気持ちの部分を除けば高校アイスホッケー界としては大きな転機となる。
桐淵の言葉通り狼之神王朝が終焉し、インターハイは新たな戦場となるのだ。
鮫王を中心とする戦国時代の始まりかもしれない中、狼之神がどのような再スタートを切るか注目だ。

何しろ本作は「全ての挫折を祝福に変える」と謳っているのだから。
心強いのは慶一が闘志を漲らせていることだろう。

同時にアイスホッケーに完全に心掴まれたロウの動向も気になるが、どうやらまずは命の心配が必要なようだ。
ハルナはヒグマも背負い投げそうな殺気である。

管理人
へそまる

転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。

タイトルとURLをコピーしました