1年生たちにとってあまりに濃すぎる1日が終わり、各々が家で気を失うように眠りについた。
そして翌朝、改めてアイスホッケー部に来た1年生はロウも含めて9人であった。
あの過酷な練習を経て半数が減ってしまったことになるが、ともあれ狼之神高校は新入生を迎えながら日本一奪還へと動き始めた。
一方、被災した鮫王も地震によって人生を揺さぶられながらも連覇を誓い動き出す。
時すでに5月であり、だいぶ遅れを取ってしまったが、兜森をキャプテンとし、震災を言い訳にせず連覇してやろうと、インターハイまでの残り9か月を走り始めたのだった。
全ての挫折を祝福に変える!改善・成長・進化系アイスホッケー超回復コミック!!
本記事では第25話「巨神兵ちゃん」の内容をまとめていく。
『ドッグスレッド』25話の見どころネタバレ
① 手持ち無沙汰なハルナ
今回はハルナの友達へのメール内容から始まる。
ハルナはバイトを探そうか考えている様子。
すでに充実していそうなロウに比べ、ハルナは毎日退屈しているようだ。
もしかしたらロウの姿を見て余計にそう感じ、苛立っているのかもしれない。
②スピードスケート場の恐怖
話は変わり「そういえば今日ちょっと怖いことがあった」とハルナ。
その内容は、学校の裏にある屋外スピードスケート場にフラっと入った時のこと。
そこにはインラインスケートで練習中の学生がおり、ハルナは自転車を止めてボーっとその姿を眺めていたのだが、突如その者がハルナを見つけた途端、方向転換してきたのだという。
ハルナは思わず逃げた。
だが恐ろしいスピードで追ってきたのだ。
うまく撒いて切り抜けたものの、かなりデカくてムキムキで、ハルナは恐怖を感じたという。
③ 磯野和歌美ちゃん
翌日、ハルナはめちゃくちゃデカイ女子生徒に話しかけられる。
1年6組の磯野和歌美。
スピードスケート部で身長は182㎝(本当は185)だと彼女は言った。
ハルナは昨日自分を追いかけてきた人物だと気づく。
ワカミ曰く、ハルナが狼之神の制服を着ていたため驚いて追いかけてしまったのだという。
ワカミはハルナがフィギュアスケートをやっていた時に出ていた大会を観に行っており、ハルナの存在を知っていたのだ。
その様子が特集された何年も前の雑誌を大事に見せてきたが、それはハルナの顔を曇らせた。
ワカミは当時からスピードスケートをやっていたが、ハルナの姿を見て本気で頑張ろうと心に決めたのだそう。
その結果がはち切れんばかりの大腿四頭筋なのであったが、ハルナがスケートを辞めたと聞くと申し訳なさそうに大腿四頭筋を触らせた。
④ ワカミはロウの大ファン
そこへロウがハルナに教科書を借りに登場すると、ワカミは赤面しながらドスドスと立ち去って行った。
ハルナはそういうことかと悟った。
そう、ワカミはロウの大ファンなのだ。
ワカミ視点ではロウの姿は常に華麗な額縁に飾られている。
ロウがフィギュアスケートを辞めたことは残念であったが、スケートを続けてくれているだけで嬉しかった。
想いを伝えたい…と思うワカミ。
しかし強豪スピードスケート部のスプリンターで足が男子小学生の胴体くらい太くて、何より185㎝の自分ではと卑下するばかりであった。
⑤ 衝撃!ロウの全身タイツ
自分の教室に戻ったワカミは、パイプ椅子に腕十字固めをキメるなど無邪気に戯れている慶一たちを見て「やっぱりロウ君はこいつらとは全然違う」と実感。
雑誌を見ながら、ロウと同じ学校に通う興奮を何とか抑え込んでいた。
するとその雑誌を奪った慶一が衝撃的なものを目にする。
なんとそのページに映っていたのは、赤ねこを模した全身タイツ衣装を着た幼いロウの姿だった!
この姿は当時の会場も一瞬ざわつかせたらしい。
⑥ 想いが太ももで爆発!
慶一は思わず部活に雑誌を持ち込み、皆と一緒に涙が出るほど大笑いした。
「田舎者にはセンスがわからんのだ」と憤るロウ。
そこへワカミが雑誌を返してもらいにやってきた。
すると額縁に入ったキラキラのロウが「キミの雑誌かい?」とワカミに話しかけてきた。
ワカミの大腿四頭筋が爆発!!
スパッツが弾け飛んだ。
何も答えることができないまま、ワカミは部員たちを撥ね飛ばしながら逃走。
ドドドと走り去るワカミには(好き)というロウへの想いだけが溢れていた。
『ドッグスレッド』25話の名言
白川春名
「毎日が退屈だからzzz」
磯野和歌美
「大腿四頭筋さわってみます?」
磯野和歌美
「彼の視界に私が入るなんてマジで無理」
白川朗
「困るよ。こんなブタどもに真珠を見せるなんて」
『ドッグスレッド』25話のあおり文と予告
【あおり文】
Don’t Stop Me Now!!
【予告】
隔週連載。次回28号(6月13日)発売です。
『ドッグスレッド』ネタバレ25話のまとめ
タイトルを見てすぐに喜んだ人も多いと思うが、待ってましたワカミの満を持しての登場!!
スピナマラダ!のファンにはおなじみ…というか大人気の、恋するデカ女キャラである。
登場早々可愛いッ!!!!!
もちろんドグスレから読んでいる人もすぐに彼女の魅力にハマるハズだ。
ワカミが絡んでくるとますます面白くなること間違いなし!!
ワカミの登場は喜ばしいが、一方で気になるのはやはりハルナである。
スケートが大好きだったからこそそれ以上ハマるものが見つけられず宙ぶらりん、しかも自分からスケートを奪ったロウは違うことを始めて充実している…
作中で描かれている以上に心中複雑な思いを抱えているはずだ。
ワカミとの出会いや狼之神での学生生活を経て、何か見つけてほしいと願う。
さて二瓶が登場しなくてもこれほど充実してしまうドグスレには隙がない…。
次回26話はまた部活のターンだろうか、今後はワカミの動向も合わせて楽しみだ。
最新刊は第2巻(2024年2月19日発売)
『ドッグスレッド』コミックス第2巻が1巻の発売から1か月にして早くも発売された。
第1巻はロウがアイスホッケーと出会い、ハマっていく様子が描かれている。
第2巻は狼之神の敗北や鮫王を襲った災害、ロウとハルナの過去など「超回復」を謳うこの物語における「挫折」の部分が描かれたような重要な1冊となっている。
ちなみに巻末はアイスホッケーのルールを中心とした、ドグスレをさらに楽しむための用語集となっているのでこちらも見逃せない。
またドグスレをより楽しむために『ゴールデンカムイ』の読み直しも是非。
ドグスレに登場するあの顔この顔と見比べてみよう。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。