「はじめの一歩」最新話ネタバレ1439話 世界級の義兄弟喧嘩!?間柴の世界戦仕様は一歩も太鼓判！

一歩がマーカス・ロザリオの“完コピ”と言えるほどの技術をもってやってきてくれたことを受け、間柴は世界戦仕様に変更。
すると急に間柴の拳が一歩のボディに突き刺さるようになった。

一歩の踏み込みは先ほどまでと変わらないのに、一歩の拳は届かず、間柴の右ストレートだけ一歩のボディに届いてくるのだ。
一歩はそのからくりを理解しつつあるようだが、果たして間柴の世界戦仕様とは一体!?

本記事では第1439話「完璧なスパーリング」の内容をまとめていく。

『はじめの一歩』1439話の見どころネタバレ

①世界戦仕様のからくり

一歩のボディに突き刺さる間柴の右ストレート。
何度か繰り返すうちに一歩はそのからくりを理解し始めた。

気づいたのはまず間柴の左足。
世界戦仕様では普段より幅が広く取られているのだが、それで突き出された左足がバリアだと気づいた。

それ以上入ってくるなという縄張りの主張だ。
これにより深く踏み込めなくなっており、跨ぐことも難しい。

②完璧な世界戦仕様

さらに間柴の右が届くのは、やはり腕が長いだけでなく正対気味に構えたことが関係していた。
奥手の右を相手に近づけているのだ。

一歩は「凄い!!」と素直に感心した。
ところが無防備のそこへ間柴が「スパー中だぞ」という理由で容赦なく打ち込んできた。

さらに容赦なく打ち込まれる間柴の左連打をガードする一歩であるが、右が気になって左も避けづらくなり集中できない。
一歩は新たな世界戦仕様の効果を実感した。

しかしさすがに右ストレートの気配は感じられるようになっており、一歩はすかさず左のガードを下げる。
が、なんと間柴の右は一歩の顔面を直撃した。

つまり一歩はガードを下げさせられたのだ。
一歩は世界戦いける気がする！と思うほど間柴の世界戦仕様が完璧であると感じた。

③許さない間柴、キレる一歩

約束の3Rが終了。
さすがに一歩はクタクタだった。
体力つくりは欠かしていないこともあり体力はまだあるのだが、現役を離れていると集中力が続かないのだ。

しかし間柴が「せっかく来たんだ。もう少しやっていけ」と引き留める。
一歩はその瞳の奥に、自分(一歩)が嫌いゆえに殴り続けたいだけなのだという間柴の怒りを感じた。

その通り、間柴はクミとキス寸前までいった一歩(1419～1420話)を許すまいと怒りを燃やしていたのだ。

それを感じ取った一歩はむしろ、20歳を過ぎた自分たちへの間柴の過保護な干渉、肉親という立場を利用したハラスメントに逆切れし、間柴の誘いを受けることに。
ここでスイッチ入るのが実に一歩らしい。

スパーリング継続である。

④板垣がスパーを撮影

私情も含んだことでスパーリングはさらに白熱。
一歩が思わず右構えになってしまうほど本気の殴り合いとなっていった。

あまりの熱戦にここにいる人間だけが目撃者なのはもったいないと感じた板垣がスマホで撮影を始める。

と同時に板垣は2人の殴り合いが義兄弟喧嘩なのではないかと気づき、羨ましさも感じていた。

『はじめの一歩』1439話の名言

『はじめの一歩』ネタバレ1439話のまとめ

間柴の世界戦仕様は左足の牽制と正対気味の構えによるリーチの変化であった。

それによって相手のペースとガードの集中を乱していく。
一歩もお墨付きのようなので、ますます世界戦本番が楽しみとなった。

という期待を刹那に忘れるほど義兄弟喧嘩オチの流れが素晴らしかった。
結局2人は仲が良いのだと、にやけてしまう微笑ましいエピソードとなっているので是非2人の掛け合いを本誌で見て欲しい。

が、その内容は板垣が思わず“撮影しなきゃもったいない”と感じるほどに微笑ましくはなかった。
これほど世界を感じる兄弟喧嘩はない。

この全力の喧嘩をもって間柴vs一歩スパーリング編は終了しそうだが、間柴の世界戦にも一歩の現役復帰にも期待をもたされるとても前向きなエピソードであった。

そしてコミックス最新139巻の発売がまもなく!!
2023年11月16日(木)と来週に迫っているのでそちらも楽しみにしていよう。

＜おまけの宣伝＞

森川先生と言えば麻雀でもあるが、今年も麻雀プロリーグ戦「Mリーグ」が9月18日より開幕した。
Mリーグは麻雀が好きな人はもちろん、麻雀を知らなかった人でも夢中になれる頭脳スポーツコンテンツだ。

今シーズンも4分の1が終了し早くも中盤戦。
麻雀格闘俱楽部・伊達朱里紗選手の開幕5連勝は惜しくも阻止されたが、今シーズンも何かしらの大記録が出そうで見逃せない。

Mリーグは動画配信サービス『ABEMA』の麻雀チャンネルにて無料で視聴可能なので、ぜひ一緒に楽しんでほしい！