「はじめの一歩」最新話ネタバレ1445話 間柴は揺らがずただ世界王座に向けて走り続ける！

ボクシング界に衝撃が走る。
なんと間柴の相手であるマーカス・ロザリオが姿を消したのだ。

来日間近であり、本来であれば日本に慣れて体調を整えて減量して…と、やらなければならないことばかりのデリケートな時期であるはずなのだが、東邦ジムによるとロザリオ側のマネージャーに「ロザリオがいない」と言われたのだという。

世界王座戦という舞台的にもロザリオという人柄的にも、敵前逃亡などはあり得ないと思われるが、一体何が起きているのだろうか。

最悪の事態となると試合不成立となる。
ロザリオの試合放棄でベルト剥奪、タイトルは空位となり、通常であれば間柴は日を改めて別の相手との王者決定戦となるのだが、王者より弱い相手と戦えるだとかそんな簡単な話ではないようで…!?

どうなる間柴の世界戦!?
本記事では第1445話「王者失踪」の内容をまとめていく。

『はじめの一歩』1445話の見どころネタバレ

①プロにとっての試合とは

プロの試合はそこらの喧嘩とは違う。
決められたその日に向けて、準備して修練を重ねて、そして競技として衆人環視の中で人生と人格を賭けて戦うのだ。

その日まで四六時中相手のことを考えて過ごす。
それは忌々しくもまるで最愛の人だと木村は言った。

世界戦となればなおさら。

自分を満足させるすべてを持っている相手。
早く会いたい、奪いたいと渇望し、会った先でチャンピオンという成りたかったものになれるのだ。

②本物の説得力

と、木村が熱く語ったところで説得力はなく、場をぼんやりさせてしまう。
そこへ鷹村がやってきた。

「その夜自分は王者になるとイメージして毎日過ごす」

勝つことだけを、勝った姿をイメージして、きつい練習や減量にも耐えて過ごした先で辿り着く、と。
ほぼ同じ内容でもやはり鷹村だと説得力が違う。

そして今、間柴が直面しているのが、こうして辿り着いた先の待ち合わせに相手が来なかったとしたら？だ。
積み重ねてきたものが突然、すべてフイになるということ…。

一歩は拳を握り、「あっちゃいけない。不誠実すぎる」と肩を震わせた。

③揺らがない間柴

噓情報で揺すっているのか…実は準備万端なのか…詳しいことはまだ分からないが、試合会場をキャンセルした場合の補償やチケットの払い戻しなど、間柴陣営は試合以外のあらゆる面倒事も考えなければならなくなったと八木は言う。

そして実際、東邦ジムはかなり取り乱していた。
が、会長たちの動揺をよそに間柴は「減量も順調だしすべてが予定通りだ」と言いながら変わりなくロードワークに出る。

自分を信じ支えてくれた人たちのために、「揺らぐな」と言い聞かせながら、ただ「世界王座タイトル」のことだけを考えて集中し続ける。
それはまさに鷹村が言っていた通りの姿だ。

だからこそ、待ち合わせに相手が来なかったら…？

④ロザリオが見つかった？

試合1週間前になってもロザリオは見つからなかった。
5日前になっても音沙汰はなく、気が気でない一歩の口数も減っていた。

すると月刊ボクシングファン編集部―藤井のもとにロザリオが見つかったとの連絡が入る。
歓声が上がる編集部だが、果たしてロザリオはどこで何をしているのだろうか!?

『はじめの一歩』1445話の名言

『はじめの一歩』ネタバレ1445話のまとめ

やはり嫌がらせ目的の様子のロザリオ。
しかし間柴の心は揺らいでいない。
今の間柴は自分を信じて傍にいてくれた人、支えてくれた人への感謝と共にあるからだ。

だからこそ重要なのは試合があるかどうか。
一体ロザリオはどこで見つかったのか、まだ世界戦を巡る余計な心配事は続きそうだ。

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