ロザリオの猛攻にも落ち着いて対応してみせた間柴への応援コールが会場に轟く。
そんなロザリオ的には「不公平」な中で第3Rが開始。
するとロザリオは先ほど見せたキレのある踏み込みを忘れたように、不気味な静けさでロープ伝いに移動を始めた。
千堂曰く、ロープ際にいれば踏み込んでくると読み“誘った”ようだ。
しかし間柴はその邪な空気を感じ取り、長い腕で遠距離から一方的に左を打ちこんでいった。
これによって「不公平」感による怒りがさらに増し、ロザリオは再び厳しい猛攻を始めた─！
本記事では第1460話「魔性の距離」の内容をまとめていく。
最新刊は140巻(2024年2月16日発売)
『はじめの一歩』の現在の最新刊は140巻。
140巻は間柴の過去編から始まり、激アツだった一歩とのスパーリングも収録されている。
間柴の世界戦を観るに欠かせない1冊だ！
『はじめの一歩』1460話の見どころネタバレ
① 今回の間柴は大人？
高速の踏み込みから再び始まったロザリオの猛ラッシュ。
間柴は一転して受けに回らされる。
が、間柴はこれも絶妙な距離を作って冷静に対応していった。
下半身のバネや上半身のしなりといった身体能力はロザリオの方が上。
そしてそれをもって喧嘩腰に打ち合いに巻き込んでいくのがロザリオの必勝ペースである。
しかし今夜の相手＝間柴は一向にそれに乗ってこないのだ。
そんな今宵の間柴を千堂は「大人」と評し、不本意ながらも宮田も納得する。
② 間柴フィニッシュへ！
ロザリオが前に出たのに、気づいたら間柴の長い右が場を制し、ロザリオをロープ際へと追い立てていた。
打たれ強いとはいえ、何度も顔面にそれを受けているロザリオはついにガクンと膝を崩す。
その様子を見た間柴は一気に勝負を決めるべく、得意のコンビネーションから打ち下ろしにかかる。
が、それを見ていた一歩は気づいた。
近すぎる…!!
③ まさかの間柴ダウン！
次の瞬間、崩れ落ちたのはなんと間柴だった。
間柴が振り下ろす際に、ロザリオの右が間柴のアゴに綺麗に入ったのだ。
それは間柴の死角から飛んできた。
右足を相手の左足の外側に踏み込んだサウスポー(ロザリオ)の右フックは極端に見えづらいのである。
見えないパンチを食らった間柴はその場にしゃがみ込み、その姿にあれほど間柴コールの響いていた会場が一瞬にして静まり返った。
④ 一歩のおかげで？立ち上がる
カウントが始まり、観客が「立て！」と声を振り絞る。
そんな中で、間柴の目にふと一歩とクミの姿が入った。
それは一歩にくっつき、青ざめながら状況を見守っているクミの姿である。
何でくっついているのかと怒りが湧いてくる間柴。
しかし必死に「立って！」とアクションしている一歩を見て、間柴はようやく自身が倒れたという状況を理解した。
カウント8で立ち上がるが、ふらついておりダメージは深刻そう。
だが「続行」の声とともにロザリオが意気揚々と前へ出てくる。
『はじめの一歩』1460話の名言
間柴了
「キサマらあっ！何くっついているんだ!?」
『はじめの一歩』ネタバレ1460話のまとめ
毎回心配しつつも、常に冷静に対応している間柴に安心感すら抱きつつあったこの試合。
千堂曰く“大人”の風格である。
そこへ突如のダウン。
今Rでの猛攻も捌き、むしろ攻め立てているように見えたのだが、実際には間柴が「魔性の距離」まで接近してくる機を狙われていたのだ。
悪童という印象が付けられているため変に警戒させられていたが、試合が進行するほどロザリオが“普通に強い”と気づかされる。
身体能力もかけ引きも。
やはり普段の素行はどうあれ世界王者なのだ。
今回の一撃はかなり大きかった。
このRを耐えきったとしてもダメージは相当残りそうだし、見えない右フックへ意識を割かれるとなると余計に戦いづらくなる。
果たしてこのままロザリオのダーンに突入してしまうのか、間柴の身体や精神に注目しながら次回1461話も楽しみに待ちたい。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。