那須玲(なすれい)はボーダー本部所属B級那須隊の隊長でありシューター。
病身ながらも優れた戦闘センスでボーダー隊員たちの畏怖と憧憬を集めるガールズ部隊のエース兼隊長である。
本記事はそんな那須の魅力を徹底解説していく。
【ワートリ】那須玲の特徴とプロフィール
那須玲(なすれい)は薄い髪色のふんわりとしたボブヘアが特徴。
病身であり、トリオン体と生身で瞳が描き分けられている。(トリオン体だと元気なのでハイライトが入る)
単独でコミックス12巻の表紙を飾っている。
奈良坂は従姉弟であり、小南とはクラスメイトである。
初登場 | 第94話 |
ポジション | シューター |
年齢 | 17歳(高校生/星輪女学院高等部2-A) |
誕生日 | 6月16日・うさぎ座 |
身長 | 159㎝ |
血液型 | A型 |
家族 | 父、母 |
好きなもの | 桃缶、映画、チームメイト、トリオン体での運動 |
主な呼び名 | 那須さん、那須先輩 |
【ワートリ】那須玲の人柄・性格
那須玲は聡明で学校での成績も良く、しとやかで仲間思い。
透明感のある美人で、ボーダー内にも隠れファンが多い。
病身であり、仲間との作戦会議も自宅で行うなど普段はベッドにいることが多く、ランク戦の後など換装体が解かれた際には少ししんどそうだ。
そんな体を押してまで何故ボーダー隊員をしているのかというと、『体が弱い人をトリオン体で元気にできるか?』というトリオン体と健康をテーマにしたボーダーの研究に協力しているからである。
特殊な経緯だがボーダー入隊はベッドで過ごしていた那須にとって前向きな出来事だったことは想像に難くなく、半年後には研究テーマ通り元気に対戦相手を蜂の巣にし始めたようだ。
こうした背景からテレビで特集を組まれたことがあり、市民からの知名度もある様子。
普段からの反動なのか、トリオン体での活動中はとても機敏かつ攻撃的である。
【ワートリ】那須玲の所属・装備
那須玲はB級那須隊の隊長でありシューター。
那須隊は那須玲(シューター)、熊谷友子(アタッカー)、日浦茜(スナイパー)、志岐小夜子(オペレーター)の4人編成のガールズチームだ。
那須は変化弾メインのシューターである。
サブトリガー | メイントリガー |
---|---|
バイパー | バイパー |
FREE | アステロイド |
シールド | シールド |
バッグワーム | メテオラ |
【ワートリ】那須玲の強さ
機動戦が得意
那須の基本スタイルは機動戦。
障害物を盾にして機動力で獲物を追い詰めるのが那須の戦い方だ。
スナイパーボーダー屈指のバイパー使い
那須の機動戦のキモは縦横無尽な変化弾にある。
那須はボーダーでも屈指の変化弾使い。
変化弾は使いやすい弾道を何パターンか決めてそれを使っている者が殆どなのだが、那須の場合は毎回しっかり弾道を設定しているため縦横無尽なのだ。
太刀川曰く、リアルタイムでそれだけの弾道を引ける変化弾使いは出水と那須だけだという。
自由自在な変化弾で那須は個人ポイント8395(94話時点)とマスタークラスを達成しており、チームのポイントゲッターとなっている。
戦慄の全方位攻撃「鳥籠」
そんな屈指の変化弾使いである那須の代名詞となっているのが「鳥籠」だ。
「鳥籠」は変化弾による全方位攻撃であり、相手に逃げる隙を与えず、防戦一方にさせるほどの猛攻である。
しかしシールドを広げるとそれを割る一点集中の両攻撃も襲ってくるので、狙われた者は一瞬たりとも気が抜けない。
弾道を自在に操る那須ならではの強烈な技であり、怒涛の火力攻めが那須の真骨頂だ。
ボーダーでも数少ない合成弾使い
那須は数少ない合成弾使いでもある。
怒涛の変化弾で戦場を圧倒していく那須なのに、ここぞという場面では合成弾も使ってくるのだから恐ろしい。
101・102話では変化弾+炸裂弾の軌道自由で範囲も広い合成弾=変化炸裂弾が鈴鳴第一と修を襲った。
【ワートリ】那須玲の作中での活躍
B級ランク戦ROUND3(95話~)
B級ランク戦ROUND3で玉狛第二・鈴鳴第一と対戦。
予定外にも玉狛に橋を落とされ、東岸で両チームのリーダー、両チームのスナイパーを1人で相手取ることになった。
修と鈴鳴の2人に挟まれる形で、千佳の狙撃を警戒しながらの戦闘になるが、那須は「鳥籠」など縦横無尽の変化弾で場を制し、切り札の変化炸裂弾で太一を落とす。
西岸の決着がつき、千佳の居場所も割れると、那須は機動戦に切り替えて来馬を狙う。
右腕を失いながらもきっちりと来馬を落とした那須は、来馬に向けた変化炸裂弾を外れたものが戻ってくるように設定しており、それによって追撃に来た修を返り討ちにした。
来馬から受けたダメージによって遊真との戦闘叶わずベイルアウトとなったが、東岸で千佳以外の全員を倒すという那須隊ポイントゲッターとしての見事な活躍ぶりを見せた。
ガロプラ迎撃に参加(125話~)
基地内に侵入したガロプラ遠征部隊を熊谷と共に迎え撃ち、殿となったウェン・ソーと対峙する。
ウェン・ソーのトリガー『藁の兵』に翻弄され左腕を失うなど劣勢を強いられるが、菊地原のサイドエフェクトの援護を受け熊谷が形勢を逆転。
そこへ那須が螺旋状に撃ち上げた筒型の変化弾技をぶち込みド派手に撃破した。
B級ランク戦ROUND8(197話~)
B級ランク戦ROUND8(最終戦)で香取隊・諏訪隊と対戦。
那須はいつも通り縦横無尽の変化弾で、地形や位置取り、障害物をものともせず他チームに圧をかけていった。
熊谷がベイルアウトすると2チームから狙われるが、鳥籠で圧倒し日浦の援護を受けながら後退しつつ迎え撃つ。
その道には置き炸裂弾も仕掛けてあり、若村をベイルアウトさせたほか、自身が香取によってベイルアウトした後も、戻り変化弾と併せて堤撃破の一助となった。
那須隊はこの試合を勝利し、自隊最高の総合7位、初の上位グループ入りを決めて今シーズンを終えた。
日浦が脱隊(199話)
かねてより引っ越しによるボーダー退職が決まっていた日浦の旅立ちを、寂しさを伝えながら見送る。
日浦に後任として出穂を推薦されると前向きに受け止め、出穂に「待ってるわ」と伝えた。
次シーズンは新生・那須隊が見られそうだ。
【ワートリ】遠征選抜試験は不参加
那須は体調を考慮して遠征選抜試験は不参加。
ただし戦闘シミュレーション演習のヘルプユニットとしてユニットを作られている。
【ワートリ】那須玲の名言
「今までの一番を獲ろう。最後にこの4人で」(96話)
「じゃあこっち側は私が全員倒す」(96話)
【ワートリ】那須玲の担当声優
アニメで那須の声を担当しているのは桑島法子さん。(1975年12月12日生まれ・岩手県出身・青二プロダクション所属)
- ミスマル・ユリカ
「機動戦艦ナデシコ」 - 珊瑚
「犬夜叉」 - ナタル・バジルール ほか
「機動戦士ガンダム SEED」 - 砕蜂(2代目)、チルッチ・サンダーウィッチ
「BLEACH」 - メデューサ
「ソウルイーター」 - 明堂院いつき/キュアサンシャイン
「ハートキャッチプリキュア」
まとめ
那須玲はガールズ部隊・那須隊の隊長であり、ボーダーを代表する変化弾のスペシャリストである。
病弱である反面、戦闘はとても活発であり、変化弾使いも超ド派手!
儚い可憐な容姿と激しい戦い方のギャップに誰もが惹きこまれてしまうはずだ。
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転勤で全国を渡り歩く流浪のマンガ好き。
現在は北海道在住で金カム等の聖地巡礼を満喫中。
自分用のメモを発展させブログにした形でして、端的にまとめるためにあえて感情を省いた文章にしています。
基本的には自分が好きな漫画だけになりますが、作品を知りたい・内容をおさらいしたい・より漫画を楽しみたい等のお役に立てればと思っています。